かえでまるさんのレビュー一覧

伊ヶ崎綾香さんの新作ということで迷わず購入させていただきました。
早速拝聴させて頂くと、やっぱり伊ヶ崎さんの手腕の凄さが輝くすばらしい作品でした。
そして、聞いていて最も印象に残ったのは音質でした。
伊ヶ崎さんの生放送でもおっしゃっていましたが、
今回の夢見月の湯宿の収録は実際に旅館を貸し切った上で行われたらしく、
外の雨の音を収録しながらも耳かきやマッサージの音も収録するという、
ノイズの処理がとても困難な収録にもチャレンジしていらっしゃるようでした。
その努力の賜物は作品にも表れており、
より自然な音で構成された作品になっていると感じました。
次に印象に残った点は、伊ヶ崎さん自身の演技です。
　今回の作品では、(私が知っている限りでは)初めて聞く声色でした。
この声色は今回の湯宿というシチュエーションにとてもマッチしており、意識がとても落ち着いたまま、与えられる癒しを十二分に享受できる声でとても良かったです。
　このような素晴らしい内容の中で唯一不満を述べるなら、part9,10の間がデフォルトで入っていないということだけです。
この間を埋めるのは蛇足パートなのですが、初めて聞いた時には後で聞いてしまうパートになるのが少し残念でした。
　しかし、これはすごく些細な不満ですし、この不満を吹き飛ばすような素晴らしい作品であるのは胸を張って言い切れます。もし興味を持ったのなら、ぜひ購入してみてはどうでしょうか?

今作は初のたびらこさんの成年向け作品です。
それだけではなく、新しい収録用ダミーヘッドの使用により、はみがきという耳回りではなく、口内の音を収録できるようになっています。
別の音声作品で「歯磨き」のシーンを拝聴したことはあるのですが、その作品でも確かに歯磨きしているような感覚はありました。
本作でもそんな感じの音声なのかなと思っていたのですが、予想を上回った出来でした。
個人的な感覚ですが、以前聞いたものと違って、歯の磨いている位置がしっかりと知覚できる程のクオリティとなっていました。
この歯磨きの後のシナリオでは、歯磨きで興奮したのでたびらこさんにお世話してもらうえっちなシーンが入ります。
ここで、歯磨きで興奮するのか?という疑問がありますが、歯磨きをしている時のたびらこさんの雰囲気、セリフ、
ドキッとさせる何気ない動作が興奮へと導いてくれます。
たとえ歯磨きで興奮できなくても、シーンの導入のたびらこさんの母性あふれるセリフを聞いているだけでも自然と興奮できると思います。
えっちなシーンの使用感はイくというより、母性に包まれて興奮が徐々に増していき、
自然と漏れ出てイくといった感じで終わった後の余韻が長続きしてとても良いものでした。
耳かきシーンでは、前作、前々作のように甘やかしながら耳かきをしてくれ、これだけでも十二分に癒されます。
しかし、最終トラックでは、今まで我慢してきた色んなものを音を立てて崩してしまう程の母性が詰まっています。
正直に言うと自然と涙が零れ落ちました。
今作を通して唯一少し違和感があったのは、歯磨き音の歯の硬さが少し硬いような印象があったことぐらいです。
総評としては、今までのたびらこさんの母性が強く出ており、普段疲れている人は是非買ってほしい作品だと思います。

音声作品では有名なおさん方による作品と聞いてこの作品を購入させていただきました。
　まず最初に導入では、自然と耳になじむ環境音と共に会話が始まり、状況把握が容易でした。そのおかげで、すんなりと物語に没入することができました。また、会話の内容で登場人物の大まかな性格がわかり、個々のキャラクターをきちんと認識できるようになっていてよかったです。
　track2,3では耳元での会話が多く、リップノイズやポップノイズが心地よく聞けて、一部の会話では囁きにさえ快感を感じる程でした。メインの耳舐めは緩急のきいた責めで、単調にならずに違和感なく聞けてよかったです。
　track4では役者が三人同時に登場しますが、序盤でのキャラの把握も相まって、それぞれの役者が生き生きと表現されていて素晴らしかったです。また、このtrackを通してそれぞれの役者の性格がぶれていなかったことも良かったです。加えて、シチュエーションもちょうどいい長さで替わっており、実用性の面でも非常に高かったです。
　続けてtrack5では、色んな方向から声が聞こえ、会話にならない短文が紡ぎ続けられるのが夢らしい雰囲気を醸し出しており、脱力しながら興奮できる内容でした。
　最後にtrack6をまとめて述べると、それぞれキャラらしい反応や物語が紡がれ、どの役者のトラックを聞いても堕落するのがわかっていても抗えない、むしろ望んで堕落しそうな話術とキャラの良さがはっきりと表れていました。
　一方、すべてのトラックを通して気になった点としては「キスのシーンが文脈的にキスしてるのはわかるけども、音ではわかりづらい」「track3と4と5のそれぞれの間には時間の経過、または場面転換があるのに、続けて聞くとその間の短さに違和感を感じた」などです。
　しかし、以上の点があったとしても十二分に実用性が高く、買ってよかったと思える作品でした。

この度は少し早い自分へのクリスマスプレゼントとして購入させていただきました。このレビューでは、特に前作との違いを述べさせて頂きます。
　まず、最初に前作から一年以上経ってからの新作ということで、話の流れ、テンポ、環境音と更に違和感なく聞きやすく、作品に没入しやすくなっていました。
前回との大きな違いとして話者が誰であるのか、どういう状況なのかの簡単な説明があり、誰に癒されているのかわからないままモヤモヤして聞くことは無くなりました。また、前回と比べてマッサージが増え、癒し要素が強くなっています。
最後に、環境音が組み込まれ、作業音のみで違和感のある間合いを無くすことに成功しています。ちなみに、話者の雰囲気は前作と比べて少し落ち着いてお姉さん感が出ているように思えました。
一方で個人的に少し不満だったのは、環境音が鹿威しと風鈴、川の音?と発売時期と作品の季節感がズレてしまっていること、作業中に話者の息遣いが全くなかった二点です。
後者の方は、音に集中したいユーザーにとっては必要ないかもしれませんが…。
　総論として、今作は「お家でゆっくり癒されませんか?」とほぼ同じようなシチュエーションで、前作を気に入った方には十二分に満足できる内容になっていると感じました。また、耳かきなどの音声作品を初めて購入する方にも勧められるクオリティだと思います。

今回の作品は特にのんびりした感じで、「癒し」の色がとても強く感じました。実際初見の2トラック目で寝落ちしてしまいました。
本作では、他の作品とは違って主役を稲さんとたびらこさんの二人が演じており、見どころは何とっても二人の掛け合いだと思います。
二人ののんびりした会話に耳を傾けながら、奉仕され、ゆっくりと時計の針が回るのを体感する空間には何事にも代えがたい安心感と脱力感がありました。また、初めての試みである二人一緒の耳かきなどの作業でも、二人の動きの違いが聞き取れて良かったです。
　あと、初めて稲さんが登場する作品を聞いた感想なのですが、稲さんの声はとても特徴的なので慣れるのに少し時間が掛かってしまいました。それでも大体2,3トラック目で慣れてきて、二週目ではさほど気にならなかったので、初めて稲さんの登場作品を聞くことになる方でも問題なく楽しめると思います。
　最後に今回の不満ですが、環境音がすこし少なく感じたことにあります。身の回りの環境音は申し分ないのですが、ちょっと離れたところ、つまりは鳥の声ぐらいの遠い音源に物足りなさを感じました。個人的には、不定期に風で落ち葉などが立てる音を入れても良かった気がします。それと、すごく自分勝手な意見ですが、後ろの方で芹さんとすずなが何やってるのかがすごく気になりました……。こちらの方は、後日漫画の方で補完することを期待しています。
　そんな不満がありましたが、全体的にいつもの道草屋のように安心して聞けるクオリティで、他の作品よりものんびりした癒しが得られる良い作品でした。

今回も発売日に購入させていただきました。
道草屋のユーザーとしては今作のはこべらさんの声優交代は作品にどう影響があるのかが、とても気になっていました。
しかし、実際聞いてみると前作と声の雰囲気が違うことがわかりますが、それでも作品にしっかりと没入できる声でしたので良かったです。
内容の感想は、はこべらさんの作品らしいストーリーで良かったと思います。はこべらさんは何かと自分をからかってきますが、何故かそのからかいが心地よく、彼女の手のひらで弄ばれているのをわかっていながら、身も心も彼女に委ねてしまいそうになる魔力のようなものを感じました。
声の位置や音質も良く、前作の芹さんのように空間の切り取りに成功しているのはもちろん、今作はさらに演者が生き生きと空間に居るかのような印象がありました。
締めとしては、いつもの道草屋のように安心して人に勧められる作品だと思います。
また、声優交代を担うというプレッシャーがある中、見事にはこべらさんを演じて下さった琴香さんにはとても感謝していることと、これからの活躍を願っていることをこの場で述べさせていただきます。ありがとうございます。

前回、前々回と道草屋の作品が気に入ったので、今回の作品も購入させていただきました。まず夕方パートで、日常を切り抜くことをモットーにしていることが体感できます。今までの作品は空間を切り抜く、ではなく雰囲気を切り抜く感じでした。しかし、今回は録音機材の新調により音の臨場感が格段にあがっていました。夜パートでもその音の質は活かされており、特に耳舐めの息遣いや水音でその良さが感じて取れます。この作品の音による空間再現能力は次回作以降への期待を高めるものでした。
ぜひ購入して聞いていただきたい作品です。

私は前作のすずしろさんが主役の作品を拝聴したことがないまま、本作を聞かせていただきました。
まず雨の音が雑音にならず、その場の雰囲気を際立たせる心地よい音であったのが作者さんの手腕を感じました。また、すずしろさんのゆったりとして落ち着いたセリフが心地よく、とても癒される音声でした。実際にこのレビューを書くのに寝落ちせずに全て聞くのにとても苦労しました。それぐらいに癒される作品です。
今作のシナリオは道草屋 すずしろ 連夜から続く内容のようですが(実際に聞いてないので不確定ですが)、自分はあまり気にならずに聞くことができました。自分で補完した内容としては「自分がすずしろさんを気に入っている常連で、前にえっちなことをしてもらったことがある」という事のみでした。
シナリオにしっかりと入り込んで、楽しみたいと考えるならば、すずしろさんが主役の作品の購入をオススメしますが、購入しなくても十分に楽しめました。
しかし今作だけを買っても、一度聞くと、他の作品も購入したくなってくる魔力が確かにあります。
買って損をすることはありませんが、道草屋の作品にはまって抜け出せなくなるかもしれません。一度試しに買ってみてもどうでしょうか?

少しお節介なたびらこさんによる、ふわふわした気持ちで聞ける作品でした。
体験版を聞いてもわかるとおり、柔らかなゆったりした雰囲気の声で世話してくれる内容で、安心して力を抜いて声と環境音に身体を委ねて聞けました。
このレビューを書くにあたって前日の夜に聞いたのですが、知らぬ間に寝てしまい翌日に再度拝聴し、それでもふわふわしたままで、このレビューを書くことになるぐらいにはリラックスできるいい作品でした。
また、この作品では身体の姿勢を大きく変える描写がないので、変に眼が覚めてしてしまうこともありませんでした。
ハイレゾ対応でないイヤホンでも十分に楽しめましたので、体験版で気に入ったのならば是非買っていただきたい作品
です。

亜凜2を先に購入し、半額キャンペーンだったのでこちらも購入させていただきました。
亜凜2とは違って18禁要素が入っていますが、亜凜2での耳舐めがえっちになった感じでよかったです。
亜凜2を先に購入した方にも勧められる作品でした。
個人的にはおっぱいでのプレイ(パイズリなど)が欲しかったので次回作に期待したいです。