yut's قائمة المراجعة

本来勝てるはずの相手に一方的にやられるシチュエーションは元々好きで、この作品でも最初追い詰めていた相手に後半文字通り手も足も出ずにやられる場面があり素晴らしかったです
しかしこの作品はそれだけでなく、最後に魂が引きづり出されて食べられてしまうという状況があって新鮮でした
この先転生・復活に希望を残すことも出来ないという絶望感が自身や敵の説明口調でなくシステムメッセージ調の形式で淡々と表示されるところも、違和感なく自然と状況が理解出来て好きです
通常の物理的・精神的な責めのさらにステージが上の責めという感じがとても良くて自分の中で好きなジャンルの扉が新たに開いた気がしました
何気に魂を取り込んだ魔物が成長してしまったのと、魂を失った体がその場に残っていてこの先も利用されてしまう?という敗北の余韻も良かったです

ダークな雰囲気の2Dアクションです
操作がシンプルで直感的に動かせて楽しくプレイ出来ました
敵の種類や負けたときのやられ描写も多彩で各敵ごとにつかみ攻撃と死亡演出があり敵によってはその後さらに発展するのが嬉しかったです
ステージによっては一回ではゲームオーバーにならずに囚われ状態になってから脱出出来るかどうかのシチュエーションに置かれるのも大変良かった

RPG形式ではありますがマップ上のザコは触れるだけで倒せて要所以外の戦闘はないため楽に進められました
性格のタイプが違う(強気系と真面目系)強い女剣士二人が堕ちていくというテーマが良い・・・
特にゴンゴ(魔物の猿)ENDの終わり方がBADEND色が強くてとても好きです
完全に堕ちきったところに宿敵の魔女がやってきて、本来の実力でなら良い勝負になるのに無抵抗で一方的に食われてしまう・・・魔女のセリフも相まって素晴らしい!
このENDは最初ティーナ側にしかないのかと思って残念に思っていたのですが、
一周したあと回想部屋上部の光っている場所でパッチ適用するとセシル側にも追加されてとても嬉しかったです(ありがとうございます)

開始時点ですでに最強の状態のルーシアが妨害されることにより状態異常になったり少しずつレベルやパラメーターが下がっていきます。
ラスボスに勝てるほどの実力なので絶対負けるはずのないザコのゴブリンやスライムにやられてしまうという状況がすごく良かった!
ルーシアの強気な性格や姫設定、それをバッチリ表現した絵もあいまって最高です!
当初話を進めていてこのへんで終わりだろうと思っていたところでさらに話が展開したので、ゲームとしてのボリュームは相当のものでした。
このシステムでシリーズ化してほしいくらい良かったです。
個人的に見下ろし視点のとき髪の分け目がハッキリ描かれている絵柄がめちゃくちゃ好みでした!

システムが寝られているのでエロ以外の部分でストレスを感じることなくプレイできます。
もちろん一番目的のエロ部分も最高でした。
前作とくらべて操作キャラが一人になっているので少しボリュームが減ったのかと心配しましたが全くそんなことはなく、
むしろ前作より完成度が上がっていました。

大きくわけて勝ちルートと負けルートに別れているのですが
どちらもステージによって使用出来る技のバリエーションが違いました。
勝ちルートはショタが勝って好き放題してしまう感じで、負けルートは女側が勝って尋問する流れになっています。
なのでショタ受け、おね受けの両方楽しめてよかったです。

1作目と2作目がすごく良かったので早速購入しプレイしました!
過去2作はボス戦オンリーだったのですが今作はザコ敵が多数出現し、
その全てに敗北後のシーンが設定されていました。
またザコ敵を倒したときに落としたり道中に拾う通貨によって、ショップで戦闘中役立つアイテムが買えたりサポートキャラを切り替えられる等システム面でも進化していました!
ザコ敵だけでなく濃厚な敗北シーンを持つボスも過去作同様ちゃんといたので満足の出来でした!

いろいろなやられ描写・シチュエーションがあってよかった。
一番好きなのは里の人を殺されて能力が覚醒!
勇ましく立ち向かうものの返り討ちにされて情けなく食べられるところです。
グラフィックやボリュームは続編のほうが上回っているのですが、
そのシーンが自分的には続編含めたなかでも特にツボでした。
もうすぐ新作出るみたいなので楽しみです。