misakiさんのレビュー一覧

藤本タツキ氏の比較的初期の短編集です。
この頃は特に氏の情熱や勢いがそのまま漫画に投影されているような作品が多く、荒削りながらとても魅力があります。
ファンの方は勿論、作者のことを知らない人でも面白く読める短編集になっています。
いわゆる“タツキっぽさ”の萌芽や片鱗が垣間見れるので、もう一つの短編集と併せておすすめできる作品です。

現在人気沸騰中の藤本タツキ氏の短編集です。
一応第二弾ですが、全て短編なのでどこから読んでも問題ありません。
比較的一般向けの『人魚ラプソディ』や若干のフェティシズムを感じる『目が覚めたら女の子になっていた病』、そしてあのルックバックを彷彿とさせる『妹の姉』にチェンソーマンとの繋がりがあるかもしれない『予言のナユタ』と、短編ながらどれも高い完成度の作品が揃っているのでおすすめです。

限界同人活動に挑むアリスのお話ということで、コメディ調ながらも同人活動の辛いあるあるネタが詰め込まれています。
まるで体験談のように色々と大変な出来事や特有の悩みが描かれているので、コミカルでありながら刺さる人には刺さる作品になっています。
同人活動をやっている人は勿論のこと、やったことがない人にも是非読んで欲しいお話です。

のどかな田舎の村で、幼馴染の少女との淡い青春を堪能できる、素晴らしい純愛作品です。
色鮮やかに移ろう季節。深まるヒロインとの関係。甘酸っぱい青春をこれでもかと味わえる、とても甘美な物語でした。

……ただし、それはヒロインがメスバレしなければの話ですが。
舞台は徹底した男尊女卑の、因習ならぬ淫習が蔓延る狂気の村。ボーイッシュなヒロインは男子と勘違いされて一時は難を逃れますが、もし女だとバレてしまったら……?
そこにあるのは理不尽に満ちた凌辱。
ヒロインを愛せば愛すほど、それが喪われ壊れていく姿に苦しみを覚えることになります。
ですが、そこにあるのはただの苦しみだけではないはずです。一人の少女が終わっていく姿に、一匹のメスに成り下がっていく淫靡な行為を眺めているうちに、きっと背徳的な興奮を覚えていることでしょう。

NTRセーフモードをONにすれば、最初に書いたような純愛だけを楽しむことが出来ます。それだけでもボリュームがあり大変満足出来るので、どうしても苦手な方はそちらを。
しかしやはり、凌辱があるからこそ映える純愛もあります。背徳感を愛することが出来る方は、ぜひ最悪の快楽を味わってください。

インターネットの現状とこれからについて、さながらゴーギャンのように問いかけられる思弁的な作品です。
短いながらも印象的な台詞が多く、一見悲観的かと思いきや捉え方によっては希望があるインターネット観がとても興味深かったです。
私たちはどうあるべきか、そしてどうすべきか。あるいはどうすべきだったのか……。
インターネットという発明が齎したものだけでなく、それを利用する私たちのあり方も考えさせられる作品でした。

淫魔によって7日間に渡るメス化調教を受け、完膚なきまでにメス堕ちさせられてしまう音声です。
最初は弱めの乳首オナニーから始まり、途中からはアナルも開発しつつ加速度的にメス化を進行させていきますが、なんと言っても裏で流れ続ける擬音責めが濃密で、他に何も考えられないぐらい脳がメス堕ちの快楽で満たされました。
乳首専用のオナサポ音声があるのもありがたいですし、こういった作品が今後乳首責め音声のデファクトスタンダードになって欲しいと思えるような名作です。

まず何と言っても3Dモデルやモーションの質が高く、その上で男性受けに特化したシーンばかりで最高でした。
ゲーム部分もよく作り込まれていますし、日本語訳やボイスにも違和感はありませんでした。

魔女達の御御足周りが堪能できたのも大変良かったですが、もっともっと男性受けジャンルの様々なシチュエーションを見てみたいと思えるぐらいハイクオリティな作品でしたので、続編や拡張パックといった今後の展望にも期待したいです。

十全に遊ぶ際はある程度のPCスペックが要求されますので、一度体験版で動作確認をすると良いと思います。

家出少女と同棲できるシミュレーションゲームです。
重い展開等はなく、ひたすらイチャラブを楽しめます。
Hシーンのクオリティが高いことは勿論、何よりもヒロインとの甘々な同棲生活そのものが堪らなく良かったです。
行動の自由度も比較的高く、関係を深めていったり新たなプレイに挑戦してみたりと、様々なバリエーションで楽しめます。
ヒロインの一挙手一投足に癒されること必至の名作です。

妖艶なお姉さんに乳首オナニーを指示されながら、同時に喘ぎ声の出し方についても教え込まれる音声です。
少女→女→メスと徐々に可愛い喘ぎ声から下品なオホ声になっていくにつれて、快感もどんどん増していき、マゾメスとしての快楽を存分に貪ることができました。
また終始一貫して女性から触れられる描写がなく、オスイキからメスイキパートまで、指示に従って自分で弄ることが出来るのも良かったです。
そして何と言っても擬音トラックがあるのが嬉しいですね。自分で弄る時間を調節したり空き時間に軽く弄るときに聴けたりと、乳首オナニー作品には欠かせないものだと思うのですが、意外と見かけることが少ないので……。
あと、個人的に後半は喘ぎ声が垂れ流しになっているぐらいの方が、耳から流し込まれているのか自分から漏れているのか曖昧になるぐらいグチャグチャになれそうな気がしました。ただここまで徹底した乳首オナニーと下品な喘ぎ声が合わさった作品は珍しいので、何回も聴き込んでマゾメス度を悪化させていきたいです。

やはり往年の名作をリスペクトしつつエロ方面に特化させるのは、どのジャンルでも趣深いものですね。
中でも本作は単なるモチーフの引用に留まらず、細部まで完成度が高いのも良かったです。
整ったメインシナリオに丁寧な作りのシステム面により、本筋である審査作業&セクハラ部分を飽きることなく楽しむことが出来ました。