中毒者さんのレビュー一覧
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道草屋の誇るダウナー系(?)女子稲さんとイーブイ並の進化先を持っていそうな可能性の獣ことすずなさんの登場する本作ではあるが、作品全体を通して感じる魅力を端的に述べるならば"ゆったりとした時間"だろうか。時計の秒針の登場はそれだけ現代に生きる人々が時間に追われている事を表していると何かの本で読んだ事があるが、この作品ではそういった時間の流れから聴く者を開放してくれるだけのパワーを秘めている。社会に出て、仕事に追われる中で段々と気づく余裕を失い、いつの間にか意識する事も無くなった、水の張った田んぼや蛙、虫の鳴き声に草笛の音。そういった"季節の音"を作品のたっぷりと入れ込む事で聴く者に心の余裕を取り戻させてくれるような作品である。稲さんとすずなさんの何とも気の抜けるようなやり取りもその癒しの一助となっており、聴いた後に田舎の実家に住む母に電話をかけてしまう位には強力である。日々の生活の中で疲れている人程聴いて欲しい作品である。
そこの疲れている貴方も、音声ではありますが田舎に帰ってみませんか?
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道草屋にて母性を語るのならば欠かせない"ダメ旦那様製造機"ことたびらこさんと未だに抜かれぬシリーズ最多売り上げを樹立した"暴走機関"ことすずしろさんの夢の共演に自分の目を疑ったのは私だけではない筈。一日目ではだびらこさんがタッチケアと言う、その名の通り思いを込めて身体にふれてくるというアレな療法でスキンシップに免疫のない旦那様の足腰を全力に砕きにくるぞ!最早安眠はさけられず、数多くの旦那様達が脱落(寝落ち)する事だろう。だが今パートの真の魅力は"全体を通してたびらこさんが近い"事である。製作者の狂気じみた音質の探求の成果もあってたびらこさんの声やその吐息、語気によるたびらこさんの優しい感じが驚くほどリアルに感じられる。あれ?人と喋るのってこんなにエロい事でしたっけ?
二日目になるとたびらこさんの歯磨き指導教室が始まる。そこで新たなる刺客、すずしろさんが登場。しかし、このすずしろさん、過去に"本当はダメなんですよホールド事件"や"何でこうなっちゃうんですかビンタ事件"等、数々の大事件を起こした言わば暴走女子なのだが、恐らく多くの旦那様はそこまで今回は暴走しないと考えていた筈。何故ならばすずしろさんの爆発力は、あくまで旦那様との一対一の時に発揮されるものであり、今回は温かい目でたびらこさんとの絡みを楽しむだけ...可愛いっ!?何だこの可愛さ!
甘く見ていた。完全に油断していた。普段旦那様に見せているすずしろさんの態度だけを予想していたせいで、彼女本来の"同姓の親しい間柄への態度"は全く予想できていなかった。そこには彼女の年相応の背伸びのない興味や態度が見え隠れし、その破壊力はもはや筆舌につくしがたい。と言うか、それを差し置いても二人に色々と甘やかされ...嗚呼、レビューよ何故文字制限があるのか。とにかく、今までのファンもそうでない人も興味があるなら買おう!買って損はない!
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"道草屋"シリーズの中でも頂点レベルの色気を持つはこべらさんの登場だ!
昼の部では、はこべらさんが人の良い優しいお姉さんらしく目の前で豆を挽き、コーヒーを淹れてくれるぞ!正直、"何故喫茶にしたんだ?音声作品らしく耳かきだけで良くないか?"なんて思いもしたが、聞いてみると豆を挽く音やはこべらさんの小話、本をめくる音などなど、日常の中の音のはずが何とも耳に心地良い。
夜の部に行くと、軍師も顔負けの用意周到さでイタズラ(意味深)をしてもらえるぞ!作品の説明にある"悪戯"や"マッサージ"と言った表現から、迂闊にも"マイルドなエロさなんだな"なんて思ってしまったそこの貴方!油断してはいけない。半端なエロさではなかった。具体的には、入眠音声として使っていたはずなのに、いつの間にか自慰行為に走ってしまった位エロい。
そしてそのエロさの中核を成しているのがはこべらさんという人物である。はこべらさんは他の音声作品のお姉さんの様に、主人公の下心に気づいたからと言って安易に行為をさせてはくれないし、"エッチな事する?"なんて聞いてはくれない。ただ、ひたすらに下心を煽り倒してくるのだ。男の下心を、そういった行為に対する男の期待を見抜いた上で、極上の色っぽいお姉さん声で弄んでくれるのだ!これがまたエロい。エロ過ぎて変な笑いが出てしまった位である。
そして最後に注目して貰いたいのは、"異常なまでの環境音のリアルさ"である。今作には、鶯や梟といった動物の音声から、食器を準備する音や本を捲る音など多くの環境音が詰め込まれているが、一つ一つが高クオリティである。それもそのはず、製作者が梟の声を録音する為に実際に森に入るというF○XVの広告のキャッチコピー並みの拘りを持って収録された音が使われているからだ。
レビューの文字数制限のせいでこれくらいが限度だが、興味を持った人は是非購入だ!後悔はしない!
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流石のハイクオリティですよね。桃色CODEさんのこだわりを環境音声の一つ一つからも感じられるという物です。
この桃色CODEさんの作品をはじめて買う人も居るかもしれない。中には"良く知らないけど、このサークルってランキングTOPになったのを度々見るよね"とか思う方も居るかもしれないが、
良い作品であるからランキングトップなのさ!安心してレジへどうぞ!ほかには"え、直接的なアレがないの?じゃ、パスだわ~"と思う方も居るかもしれない。そんな方はちょっと待ってほしい。
その通りだ。この桃色CODEさんの作品には俗に言う"本番"はない。がっかりしたかい?そうだろう、そうだろう。自分もそうだった。"そんなのが本当にエロいのか?""満足できるのか?"そういう疑問も当然あった。だが安心してほしい。ここには確かなエロスがある。それもかなり良質の物だ。貴方はあくまで"田舎に有る道草屋"へと訪れた"旦那様"として、パッケージの女の子が"ただの従業員"の一人として貴方に接してくるだろう。他の作品で見られるような"全編通して行うエロ"ではなく、何気ない日常会話をしながら、按摩、耳かきなどのサービスを受けたり、あくまで"客と従業員"という関係の下、音声は進んでゆくのだ。この日常パートを聞いた貴方は、子供の頃、田舎の家に泊まりに行った時に感じたような、懐かしさ、優しく、それでどこか切ないような雰囲気を存分に感じる事ができるだろう。そして、このパートが有るからこそ、エロパートが一層際立つ。スイカに塩をまぶすことで、かえって甘みが際立つように、日常パートで少女達(芹さん含む)への人物像が自身の中で固まっていくからこそ、そのエロパートがよりエロく感じるのだ。
この作品に登場するすずしろ、通称しろさんも、エロパートでは・・・。おっとすまない。そろそろ文字数の限界のみたいだ、後は買ってみて確かめてくれ