エリザベ子さんのレビュー一覧

『家庭の事情』は、おとなのおもちゃ専門店の娘である望がメーカーの試作品のモニターになって幼なじみの哲也と一緒にセックスを楽しむ話。自分を商売物の実験台にする父親にブチブチ文句を言いながらも、満更でもない様子で二穴バイブを装着した望。バイブはロックと同時に起動し、アソコとアヌスを責められて悶えまくるも後の祭り。イクまで止まらない仕様のバイブにイカされて脱力する望から二穴バイブを外すと、深々と穿たれたアソコは奥までばっくりとクレバスを形成し、それをくつろげながら誘ってくる望に哲也は辛抱たまらずペニスを挿入。盛大に中出しした後は間髪を入れずアヌスにも。疲れを知らない若い二人の交わりは実用度抜群です。続編の『家庭の事情2』では、映画館で映画鑑賞中に食べた媚薬入りのチョコレートを食べて発情した望が、哲也を誘って客席の暗がりでセックス開始。身体が熱いといって服を脱ぎ、もっと奥まで突き刺してと駅弁ファックをおねだりする望の大胆さに興奮しました。

島津の言いつけ通り、アソコにバイブを入れたまま引退後のテニス部に顔を出して練習に参加していたまひる。保健室に付き添ってくれた瞬が部活に戻っていったのを見計らって現れた島津と当然のように浮気セックス。事後は髪型がお決まりだったツインテールから島津の好みだというロングに変わり、図らずも心までが間男に傾きつつあることを露呈した形です。瞬は既にまひるが島津のマンションに入っていく姿を目撃しており、まひるは面と向かってそのことを質されてもなその場しのぎのお嘘を並べて島津との関係を続けます。髪を染めてほしいという島津の要求を拒んだことで本番のおあずけをくったまひるは、祈るような思いで瞬とのセックスに臨んだものの、瞬の稚拙なテクニックと乏しい精力では絶頂を得るには程遠く、髪を染めて島津に媚びを売りながら浮気セックス。そればかりか、島津の入れ知恵で瞬との映画デートに服とは名ばかりのヘソ出しルックで現れる自堕落ぶり。アヌスにバイブを入れたままデートするまひるがどこまでハメを外すのか、寝取られ好きには目が離せない展開が続きます。

『義父2～百合子～』第二話は性欲旺盛な老人・沙門次郎が息子正夫の婚約者である貞淑な百合子を寝取る話。第一話で強引に迫った際に百合子が壁に頭をぶつけて気絶したのに乗じてその身体を弄んだ沙門次郎は、その既成事実とデジカメに収めた百合子のあられもない画像をネタに、再び彼女と関係を結ぶことに成功。ただ抱くだけではつまらないと、百合子の裸身を縄で縛って調教を開始します。クリトリスを吸引器で勃起させられ、イボ入りの巨根をしゃぶらされるうちに性感を掘り起こされた百合子は、挿入された瞬間に思わず快楽の叫び声を発してしまうことに。戸惑いながらも感じまくり、更に深く貪ろうと自分からペニスにアソコをこすりつける百合子の姿があさましくてエロいです。

巻頭パートカラーの『家庭円満』は、兄と妹が種付けセックスを楽しむ話。ベッドの柵に縛りつけた兄のペニスを脚でぐにぐに踏みながら罵る妹。兄もどこか嬉しそうに妹をズリネタにしていることを告白し、変態呼ばわりをものともせずに妹の膣にどぴゅどぴゅ中出し。事が終わると妹は素のお兄ちゃん大好きっ子に戻って調教をおねだりします。攻守ところを変え、妹の口とアソコをガンガン突いて再び中出ししたところで母親が到着。兄と妹の生々しい結合を見てうろたえるかと思いきや、抜け駆けは許せないと腹を立てて二人に更なる交尾をけしかける始末。やがて帰宅した父親を加えての一家でくんずほぐれつの輪姦絵巻が度しがたくもエロいです。他にはいちはやく付き合いはじめたカップルが過激な方法で友人の男女の仲を進展させる『友情』、アパートで隣同士の幼なじみ二人が壁に開いた穴を通じて性器を出し入れする『恋人たちの秘密』など、和姦でありながらインモラルなシチュエーションにこだわった短編作品が収録された一冊です。

島津の要求に応じて自ら股を広げる全裸のまひる。支配欲を満たすその卑猥なポーズにご満悦の島津は、挿入、ベロチュー、顔射とやりたい放題。行為の最中に瞬から電話がかかってきて初めて彼との約束を思い出したまひるは、やむをえず約束をキャンセルするハメに。その日以降は様々な口実を設けて瞬の誘いを断り島津と浮気セックスを繰り返します。瞬にも見せていない黒の水着を島津に見せ、胸の谷間にペニスを挟んでしゃぶるまひるがエロいです。口とアソコに加えてアヌスも調教されつつあるまひるがどう堕ちていくのか、次話以降の展開に期待大です。

『母が白衣を脱ぐとき』第二話では、離婚以来貞操を守ってきた美熟女の看護師長・朝美が、女癖の悪い同僚の医師・南雲の誘いに応じてラブホで裸を見せるまでの経緯が描かれます。食事を共にしたものの嫌悪感を禁じえない朝美は、南雲が脅迫のダシにした息子・陽平の暴力事件が嘘なのではないかという一縷の望みをつないでいったん帰宅しますが、そこにいたのは生傷をつくった陽平。階段から落ちたとぎこちない嘘をつく息子を見て覚悟を決めた朝美は再び南雲の元に戻ってラブホテルへ。素面では身体を開く屈辱に耐えられないとねだった酒を南雲に飲ませてもらい、そのままベッドへとなだれこみます。南雲の巨根をしゃぶりながらアソコに手マンとクンニの波状攻撃を受けた朝美は、心ならずも感じまくって潮吹き絶頂。間髪を入れずに九年ぶりのセックスで乳房を揺らしながらアヘりまくる姿がエロいです。

島津に繰り返し身体を許してしまった罪悪感を振りきるために、まひるは再会した瞬との上書きセックスに励みます。しかし、島津との激しくも甘美なセックスの虜になった身体は瞬とのセックスに物足りなさを感じるばかり。まひるは一度射精した瞬をお掃除フェラで奮い立たせて二回戦に挑みますが、結局その日は最後まで島津とのセックスに比肩する快楽を得ることはできないまま。その後も体位を騎乗位に変え、まひるが主導権を握るなどして瞬とのセックスに喜びを見出そうとするものの、瞬の乏しい精力と未熟なテクニックでは浮気セックスで開発された彼女を満足させるには程遠く、ついにまほろは島津の求めに応じて再び彼と密会することに。一回だけという約束で再び始まった浮気セックスに感じまくるまひるがチョロくてエロいです。

彼氏の瞬が帰省から戻ってくるまでという期限付きで島津に身体を許すまひる。しかしその貞操のハードルはあっという間に低くなっていき、今やナマで挿入は当たり前、中出しをするかどうかが争点になっている有様です。その日もズボズボピストンされて快感にあえぐ彼女は、腹黒い島津の甘言に乗せられて、ついに「すこしだけ」ならと中出しにOKを出してしまいます。そしてようやく瞬との再会を明日に控えた最後の浮気セックス、快楽と罪悪感、それらから解放される安堵感の入り混じる中、島津にしつこく質されたまひるは瞬とのセックスよりもいいことを認めながら激しく絶頂。行きがけの駄賃とばかりに発したその言葉がやがて「呪い」と化すことを予感させて次話へと続きます。

『本当の気持ち』は、後輩たちをビシバシしごく陸上部の近野キャプテンの裏の顔を描いた作品。部活中は口うるさいせいで陰口をたたかれるキャプテンを庇ってあげていた祐矢ですが、二人きりのときは全裸の彼女をひざまずかせてペニスをしゃぶらせる俺様キャラへと変貌します。自分で太ももを抱え、M字開脚してペニスをおねだりするキャプテンに、ペニスを振り下ろして激しくピストン。後輩の言葉責めにもノリノリで感じまくり、涎を流してイキまくる痴態にそそられます。他にも息子との関係をあっけらかんと告白するママ友に刺激を受けた母親が自分も息子を誘惑する『インモラル』、兄が友達の協力を得て妹をいじめた少女たちに報復する『暴走教室』など、豊満なおっぱいからつるぺたまで、様々な嗜好をカバーする抜きどころ満載の短編作品が多数収録されています。

約束通り、連日挿入はせずフェラチオだけをまひるに要求する島津。彼氏の瞬を裏切る罪悪感は薄まったものの、調教が進んだまひるの身体は物足りなさを感じるようになっていました。それを島津にも見透かされ、素股からお試し挿入、ゴムをつけていないことに気づいて慌てて外出しを条件に生挿入を追認と、なし崩しに揺さぶられてまひるの貞操観念は形骸化の一途をたどることに。島津の舌なめずりする狡猾そうな横顔と、その強引さに怒りをおぼえながらも快楽にあらがえず繰り返し身体を許してしまうまひるの表情の対比に嗜虐心をそそられます。