てむさんのレビュー一覧

叶奏との出来事が全部夢だったと思い込もうとするマモルです。
そう思いたい気持ちはよくわかりますがここまでにあまりにもいろいろなことがありすぎましたね。
もしも叶奏と出会っていなければこんなことにはなっていないのに運命の悪戯とは酷いものです。
その叶奏は智広に連れられて母親に会いに行きます。
絶対にうまくいかないであろうこの二人はどうなるんでしょうか。

頭に一撃を食らってうなり始めるカマキリです。
本気を出し始めると手に負えなさそうでしたがいきなり喋って驚きました。
どういう経緯でこんな姿をしているのかが気になりますね。
カマキリが村の住人たちに攻撃されるのを見て何かを感じ始めたボッジ。
ボッジがカマキリの味方につくと止められるのは一人しかいません。
団長はすんなり逃がしてくれるでしょうか。

子供時代に母親の由貴子に助けられた夢を見る叶奏です。
電話に出なかったことを後悔している叶奏に智広は連絡をしてきません。
由貴子がそうするように仕向けているのですが叶奏のいない間に智広を狙っているという雰囲気も漂ってきます。
結局叶奏のほうから智広に連絡をしたもののこの二人が会った時にどうなるのか。
一緒に生活を続けるのは難しそうです。

智広から母親に会わせてやると言われて動きが止まった叶奏です。
まあ叶奏がすんなりと信用してくれるわけがありませんね。
むしろこんなことで母親をダシに使ったと思われたら逆効果です。
それにしても智広が叶奏の母親と一緒に住んでいるというのは本当なんでしょうか。
本当だった時に叶奏がどういう判断を下すのか楽しみです。

森からやってきた不審な人物を取り囲んだ村人たちです。
さすがに村人では相手にならなさそうですが団長たちが出てくると話は違っています。
服を剣で切り裂いて現れたのは人間ではなくカマキリのような虫でした。
いくら力に違いがあっても多勢に無勢とはこのことです。
ただこのまま倒してしまうとポイーズとの関係が難しくなりそうです。

父親と再会することになったマコです。
実際会ってみると極悪な雰囲気はまったくありません。
自分の経験からもマコが高校に進学することを喜んでいます。
最初からこの状態ならマコがこんなに苦労することもなかったのにと思ってしまいます。
母親や姉は今どうなっているんでしょうね。
マコの先行きは明るいかに思えましたが最後の締めが不吉です。

担任の勧めで夜間高校に通うことを決めたマコです。
せっかく西加工所という良い環境を得たのに場所の関係で辞めなければいけないのは残念ですね。
さらに問題なのは新しい住まいです。
ここでマコが思いついたのは父親のことでした。
よくまあ父親のところに転がり込む決心がついたものです。
新たな問題が起こらなければ良いんですが。

学校を訪れた時に他の生徒たちに見つかってしまったマコです。
酷い言葉をかけられるのかと思ったらおっちゃんと同じように可愛いと言ってくれたので唖然としています。
担任に絵を見せている時もその言葉のことを考えるほど大きな衝撃があったわけです。
絵を引き受けたのはこれまでのように卑下するのではなく自信を持つ良いきっかけになりそうですね。

おっちゃんから可愛いと言われて戸惑いを感じるマコです。
思いもよらなかったせいなのか強い言葉で返しています。
おっちゃんにしてみればこの反応こそ思いもよらないといったところでしょうね。
おっちゃんの言葉を素直に受け止められないのはこれまでのトラウマなのかもしれません。
更に学校へ足を運んだことで傷つかなければ良いんですが。

卒業文集の表紙と似顔絵を引き受けてしまったマコです。
マコが断りにくいという以前に何で担任がマコに頼もうと思ったのか不思議ですね。
生徒たちの中にマコを紛れ込ませるのが狙いだったんでしょうか。
荷が重いと感じるマコですが担任のことは信頼しているようです。
担任にしても工場のおっちゃんにしても良い人に巡り合ってます。