熱心なベテランさんのレビュー一覧

作者さん買いです。
この方のガチムチはガチなので良い体躯してます。
他の作品に比べて少し絵が粗いような気がしなくもないですが、珍しいハイテンションラブコメなのでスピード感が出てそれもそれで良いような??
そして不器用な渡里さんがまた可愛い(笑)

アンリもアイドルの中でもキャピキャピより何事も楽しむ感じが人柄の良さもあり大型犬みたいで可愛いし、ステージ上でも楽しんでいる様が格好良く描かれています。

ガチムチ受けが多い傾向の作家さんですが苦手じゃなければオススメです。
表紙も可愛い。
青い薔薇の入れ墨?が表紙で触れられていますが、本編では何も描かれてないのでその辺は今後描かれるのか、どうなのか…という点だけ気になったかな。

本番どころかキス1回しかしてないけど純情というか、胸キュンな作品でした。
2話目くらいまでは2人がコラボしたり仲良くなっていき、3話目くらいから脇役3名追加してシェアハウスで苦手克服という課題のもと共同生活していく流れでした。

結局シェアハウスを企画したパト神は正体不明で謎のままでしたが、それぞれが何となく苦手を克服していき、トラブルがありつつも狼マナがバーチャル挙式まで挙げていたのでこのカプはハピエン。

メインカプが少しずつ距離が縮まる胸キュンBLが読みたい方、初心者さんにオススメです。

2作品あり、表題作はノンケ×ゲイで霊に憑かれやすい医者と除霊師の話、
読み切りは高校生同士のバニラなジレあま初恋でした。

表題作は、除霊をするにも数が多くて仕方なく…という流れでしたが上下の問題で除霊師が久しぶりに受けをする…みたいな流れから始まり、何となく顔が好みだったり、除霊後に本当に身体が軽くなっていて怪しい人じゃなかったんだ!みたいな微々たる接点からお互いに気になり出して…という流れ。

当て馬までは行きませんが除霊師の元カレが出てくる事で少しだけ距離が開いてしまいますが、三好先生が今までの人とは違った。なんていうラブな展開もあり、いい大人だし余計な小競り合いもなくくっついてくれます。
除霊の仕事も各話ごとに出てくるものの、ラッキースケベとかではなく真摯に向き合っている描かれ方なのでスマートな展開の仕方だと思いました。

ゴツゴツし過ぎず、かと言って華奢でもない肉感的な感じが受け攻め共に色気があって今後にも期待できそうな作家さんを見つけました。

当麻弟×安積の高校生カプ
当麻兄×元家庭教師のユキの学生カプ
上司×部下のオモチャで初尻をトロトロ開発調教モノ
下僕を楽しんでる教師×女王様生徒
お尻愛の凄いオーナー×桃尻フリーター男子
受けの尻が好きなムッツリクール×尻で迫るツンデレのバーテン
描き下ろしは当麻兄弟とそのカプの可愛いやきもちトーク
の6作品でした。
R18版ということはマニアックな内容やとんでもビッチが…??なんてうっすら期待していましたが、むしろそれぞれがジレたりもだついたり純愛したり、可愛いお話でした。

各話本番はあるものの、お尻とちん◯が主役というわけでも無いのでR18で揃えたい!!などのこだわりがなければ通常版でも良いかと思います。

待ちアプも会ってもらえず、処女のままお尻の開発だけが進んでいく受け。
「襲われてもいいから誰かーーーー!!!」となっていた所にオーク風の宇宙人が……!!!
しかもオークのオークもなぜか元気(笑)

上膳据膳、竿もあるし穴もある。
と言うことで迎え入れます。

そこからはもうズッコズコのバッコバコ!
運命の宇宙人に出会えて良かったね!!!

CJさんのカプや絵が好きで紙でも持っていたんですが、またBL描いてほしいな…と思いながら電子でも購入。

こちらも短編集ですが、たまに発動されるダークサイドな面がチラチラとお顔を出されています。

表題作は猫の話も絡んだ先輩×後輩で、猫ちゃんの最期も描かれているのでハピエンだけど切ないような、心温まるような話。
中には攻めタヒ亡作品、モブ姦や悪習から逃げる作品などなど、古のBLネタからあるあるネタまで幅広くありますので苦手な方はご注意ください。

とはいえ昔から自由に放牧されている方(ご本人談)で、好きな方にはハマる、ダメな方はダメと分かりやすい傾向の作品を描かれているので、初心者さんや大衆向けというよりも上級者さん、ジャンル開拓したい方向けかと思います。

大家の龍也×ワケアリ美青年の京の話と、スピンオフで龍也の幼馴染2人(農家の那智×開業医若先生の藤久)の話が入っていました。

表題作はゲイバーのオーナーでもある龍也に、ママ(通称洋子)から紹介?されて内見に来た京。
内見どころかあったその場で「ここに住みたい」という見るからにワケアリそうなやり取り。
元カレ(?)から逃げてきたので勿論当て馬に薬飲まされてモブ姦されます。
(事後なのか直前なのかは微妙なラインです)龍也に助けられるし、京は気にしてない感じなのでよほど地雷でなければ読めるかと。

表題作の話の流れからサブカプの話に移行するので、1冊で2度美味しい感じです。
個人的には那智と藤久の幼馴染というか腐れ縁カプの方が、藤久のツンデレっぷりや那智の大型犬な感じが可愛くて面白かったです。

甘々なDom/Subが読みたい方
Dom/Sub初心者さん
一周回ってSub(受)がグズグズのあまあまに溺愛調教されてる作品を読みたい方
にオススメです。

バイオレンスな描写は一コマも無いので、情緒が揺さぶられるとか痛々しいとかは全く無いです。
過去にあったSubあるあるトラウマも自分で乗り越え済みだし、Dom(攻)も世話したい溺愛したい愛ある調教したいタイプなので安心して読めます。

出会うべくして出会った二人というか、運命の相手同士だったんだなぁ、と。
読んでいてニコニコします。

傷心旅行先でワンナイト…かと思ったらそのまま一生モノの恋になったし、なんなら相手は御曹司だったなんていう元カレよりも高スペックで上回ってきた話でした。
そんなにすぐ乗り換えられる??となりそうですが、漫画だしBLはファンタジーだし、と割り切れる方にオススメです。

元カレもそこそこイケメンの優良物件で良い人過ぎて、大河が少し霞みます(笑)
別れたことを悔いて旅行先まで謝罪と復縁のために追いかけてきてくれるくらいだし。

とはいえ別れの原因も世間体気にし過ぎたことで、智哉も染み付いている考え方なので、友達にはなれても復縁は無理そうな理由だししかたないね!って感じでした。
(復縁ルートもそれはそれで面白そうですけどね!)

大河がちゃんと跡継ぎとしての選択肢が残っていてよかった(笑)

あらすじから「マンネリカップルの話かなー??」くらいのテンションで読み始めたけれど、
読み終わった頃には「二人とも末永く幸せでいてくれ…!!!(嬉泣)」となっていた。

倦怠期でもなければマンネリでもない。だけど何かが喉に刺さった魚の小骨のように引っかかっている。

そんな状態に向き合う事になったそれぞれが、10年前の相手と「何となく言えずにいた事」を話して触れ合って愛し合って気づき合う良い話だった。