熱心なベテランさんのレビュー一覧

ちょっとクセのあるキャラが魅力の作者さん買いです。
犬系新人と先輩とか王道路線かと思いきや、川端先輩はアナ○ー配信が趣味とかなかなかイイ感じに変態です。

絵も綺麗だし修正も甘めなのでムフフな感じのBLをお求めの方にはオススメ。

まあ深夜にうっかりオナ録画とか、それを見られちゃったりとか、少し現実味はアレですがファンタジーなので。

しかも新人の間君はスパダリ原石という…先輩は見る目がある…
当て馬というかちょっとヤバイやつ枠に新人同僚の木本くんも居るので、ガソリンもしっかり準備されています。

川端先輩は仕事だと堂々としていてデキる雰囲気も惜しみなく漏れ出ているのに、プライベートは自己肯定感低めでグズグズっていう萌ポイントもあります。

カフェでバイトしてる大学生の佐鳥が一途で健気な感じなので、クライマックスで切なさでうるっときた。

宝生先輩はどうやらキスした相手から、自分への好意と記憶を引き換えに空腹を満たせる特殊な体質らしく、寄ってくる女の子をちぎっては投げちぎっては投げ、まさに入れ食いでやり過ごしていた。

そんな時に「先輩大好き」オーラをふわふわ纏って佐鳥が近づいてくるもんだから美味しそうで仕方ない(笑)
思わず噛み付いたりするほど。
佐鳥が作るラテやゼリーは辛うじて食べられるみたいで、佐鳥は普通の食事からも栄養がとれないか試行錯誤。

しかし飢えには勝てず…自分の事を食べてほしい、と懇願。
スマホのメモに先輩の特徴や会った日の出来事も記したメモが切なかったー…!
んですが…記憶が残ったままで、え??となった(笑)
めちゃくちゃ切なかったけど自分の予想してたよりもすっ飛ばしてハピエンになったので、メモはブラフだった…!?
肩透かし食らった感じでしたが面白かったと思います。

BLというよりも人間の恋愛、ビターな雰囲気、人間模様メイン、そんな感じの作品で、2巻までで起承転結の承に入ったかな?くらいです。
4組+αの話なので登場人物が多いし、1巻に出てた人物が去って居なくなる、1巻ではモブレベルの人間が2巻から入ってくるなどなど、入れ替わりもあるので複雑です。

絵も好みが分かれるタッチなのでサンプル必読です。
BLというか欠陥やら問題やら悩みを抱えている人間たちの不器用な恋愛模様なので本番とかは二の次です。

哲学的な雰囲気のある言い回しも多いので、余裕があるときオススメです。

恋人を「メスイキしてメスにしたい」
って涼しい顔で攻めの生徒会長さんが言うんですよ。
驚きつつもその申し出を受け入れる向上心溢れる受け。

中でイキまくってメスになるタイミングの同人誌です。
学校ではイライラして近づくなオーラ放ってて、もう欲求不満で仕方ないのが真実とか萌える。

3週間という色々と折れそうな時間を二人は地道に開発していて、向上心の高さよ…応援したい二人だわ。

頑張ったかいもあってある日「あれ…え…え!?」な感じでレベルが上がってメスになれました。
眼福。
次は尿道を攻めたい会長を草葉の陰から応援しつつ見守っています。

周りが応援ムーブなので義兄弟感薄めというか、重苦しくない感じです。なんなら両親もすぐに応援モードになるのでオールハッピー感満載。

龍(兄)がセフレの名取と本番中だったり据え膳食われかかってたりがあるので、受け攻めオンリー派の方はご注意ください。
ですが薫といたしてる時はそりゃもう濃厚にぐっぽぐっぽの濁点汚喘ぎしてますので、受けちゃんが物理的にめちゃくちゃ愛されてるなぁー!ってのが読みたい方にはオススメです。

過去にりょーちゃんを怪我させてしまい、当たりどころが悪く2年昏睡状態の末部分的に記憶喪失とさせてしまったあっちゃん。
その後悔から、絡んでくる集りから献身的に守るようになり、夢ではドSなりょーちゃんに反省しろ!となじられ掘られ「ごめんなさい!」と謝りながら感じるあっちゃん。

過去の後悔に囚われる可哀想可愛い受けが好きな方には刺さるかも。
一方のりょーちゃんは能天気に日々を楽しく過ごしているので悲壮感はそこまで無いです。

サスペンス感はありますが、どちらかというと殴ったり殴られたり、絡んでくる空君がネグレクトされていたりとバイオレンスな雰囲気の方が強い印象でした。

気の強い受けが泣きながら許しを乞う(夢の中で)のが読みたい方にオススメです。
あと空君が失恋してるのでそっちも救済されてたら嬉しいな。

個人的にはハマらなかったのですが、作者さん買いです。

表紙はダンディなおじさんとワンコって感じですが、
蓋を開けると出不精なおじさん小説家と猪突猛進なワンコライターがトラウマやトラブルに二人で立ち向かいながら愛を育んでいく感じでした。

実は若い頃に一度会っていた、
道で踏んだ怪しいオジサンと何度も遭遇する、
顔出ししてなかった小説家が飯伏君指名でなら取材OKした、
なんとその小説家があの怪しいオジサンこと養父さんだった!
みたいな感じで1話目にして畳み掛ける展開です。

飯伏君が真面目で頑張り屋な感じなので応援したくなるし、養父さんはもう少し身奇麗にしたらめちゃくちゃダンディなイケオジになるのに(笑)
ヒーローが好きな飯伏くんに対峙する悪役が岩崎先輩ですが、恐らく良い先輩だったはずなのにどうして(そして宮良さんまで)……となった感が大きくて、本筋ちょっと霞んでいた気が…

表紙と本編で印象がだいぶ異なりますのでサンプル必読です。

何点か特徴を
海外BLはハズレが多いのでなるべく避けていた分野なのですが、こちらの作品はかなり和製に寄せてあるので、吹き出しや線描など読みやすいです。

更に美人受けが美人すぎる。
しかししっかり程よく筋肉もついているのでナヨナヨ感が無いのがまた良い。
加えて義兄のガチムチ感がガチ。

そして汁感がほぼ無いので人によっては人形みたいに見えたり、もしくは汗やら涎やら体液やらでベシャドロ汁だくが苦手な人には読みやすい。

内容はたまにある「お互いの子供が産まれたら結婚させようね!」を地で行くスタイルの親。そして進行系で結婚式挙げてよなど平気でいうので親の反対とか無縁です。
当の本人たちも朝から好きあらばチュッチュエチチしてますのでひたすらにラブラブあまあま。

途中で出会いからラブあまになるまでの話もあるので、何で義兄弟でそんなことに???な理由もわかります。

果ては結婚式まで挙げますのでハッピーエンド主義の方やラブあま大好きな方にはオススメです。

なんとデビュー作だったんですね…

一応注意点としては相川は作中モブと本番してる描写が一度あります。気にならなかったけど、地雷の方はご注意ください。

可愛らしい表紙とタイトルからは想像つかないエロさが詰め込まれていました。
チューでヨダレ塗れがエロく描かれた作品は少ないなぁ、なんて思いながら読んでました。

肉感的というか濃厚な絡みなのですが、付き合ってからの1エッチが長く描かれていて甘さだけ、エロさだけではなく濃い甘エロって感じです。
冷え症が辛くて眠れないという理由で冬限定でセフレの南と相川ですが、相川は毎回決死の覚悟で南に「今日家行っていい?」と聞いている様がいじらしいし可愛い。

身体から始まって絆されたとしても、ちゃんと好きになってる南も良いやつというか綺麗な心を持っているなぁ…幸せになれよ!!と応援したくなる二人です。

読み切りでラビットハッチへようこそが収録されています。
7君も包容力や妖艶さのあるエロさで素敵です。

ガツガツよりもねっとり濃厚な愛のある絡みを読みたい方、是非おすすめです。

離島内というか別荘内で(5人だけ)話が完結するため、読後感はあっさりした印象。
朔は海外旅行のためパスポート取得しようとしたところ義兄がいる事が発覚。しかもヤシオって名前に聞き覚えがある!
何がどうしてそうなった!?
ということで小さい頃にヤシオと仲良くなった離島へ行き先を変更。
久々に会った友達は人見知りだけじゃないような雰囲気で…

という昔懐かしの友達に再会したら闇抱えてた系BLだったんですが、褐色のツンデレ(不遇の背景付き)が好きな方にはオススメです。

結局はそれぞれの知っている真実を照らし合わせていくと誰も悪くなかったし、みんな父親の亨の事が大好きだったという感じなんですが、久が原が拗らせまくってヤシオに八つ当たりしててヤシオも甘んじてそれを受けていたという(笑)

個人的には深海さんと久が原さんのその後が気になるんですが、スピンオフとかあるのかな?