登場人物が多いので以下簡単に…
・虎司(茶髪):コンビニで花織に一目惚れしてナンパする。
・竜大(黒髪):虎司の友人。実は虎司に7年片想い中。虎司が花織と関係を持ったと知り花織をナンパする。花織からはりゅら君と呼ばれ、りそなやみずほからはりゅうた君と呼ばれる。
・花織:パパの男妾で調教済み。精神的に幼い印象でぽやぽやしてる。みんな仲良くハッピーが好き。寂しがり屋。
・みずほ&りそな:花織の双子の弟たち。一卵性双生児でいつも一緒。
・鹿鳴さん:花織のお目付け役。パパの部下。
・獅戸のパパ(存在のみ):都内の大地主。花織やみずほ&りそなの母親の友人。三人の両親が亡くなった後引き取った。最近は雪華ちゃんが子供を産んでそっちにメロメロ。
サンプルやあらすじから虎司が主人公なのかな…と思って読み進めると事故ります。
実は主人公(というよりもメイン)は竜大と花織だった。
大ボリュームなので話が枝分かれ先で展開するのですが、一貫して花織はみんなが仲良くハッピーが良いよね!みたいな考え方なのでキラキラと眩しく見える。
花織に関しては22、23歳?にして「にんじん食べれてえらい☆」みたいな話し方だしぽやぽやしたキャラなので、たぶん苦手な人もいるキャラです。
登場人物が上記の概要から二転三転しながらガラッと変わっていくのですが、竜大の状況が切なかった。
花織も独特なキャラで隠れてますが結構辛い状況だったんだな、というのが鹿鳴さんの口から出てきて切なかった。
視点がコロコロと変わるので分かりづらいですが、竜大と会ってからの花織の表情や行動が徐々に変わっていくのは見ていて可愛かった。
(ちなみに虎司は途中からほぼ出ないし、サンドイッチ中軸リバあるので注意です)
サンプルみて花織のキャラが受け入れられる方にはオススメです。
作者さんのストーリー展開は独特ですがやはり中毒性ありますね!