熱心なベテランさんのレビュー一覧

作者さん買いしたのですが、不思議な読後感です。
ちなみに義兄弟の兄×弟なので近親地雷の方はご注意ください。

らしいといえばらしいのですが、ぽくないといえばぽくない(笑)

攻めがひたすらに溺愛する傾向は同じなのですが受けが活動的というか活発だからなのか…??
クライマックス感溢れる山場が無いからなのか…悪く言うと中二病感も感じられる2人と、それに振り回されるフリー君。

ストーリーに緩急を求める方やハラハラする展開を求める方にはお薦めできませんが、ふたりの世界を大事にしているカプを永遠と見ていたい派の方にはオススメです。

雄っぱい大好き、ラブあまエンド好きな方にはハマるかと。
ガタイもまあ良くてしっかり雄っぱいあるので柔道とかやってたんでしょうかね、受けは。
そして攻めはずっと好きって気持ちを隠して親友ポジで受け君の隣にいたけど…的な背景を察しつつ本編へ

元カノの浮気で振られたばかりの傷心真っ最中の受けはヤケ酒でポヤポヤ、恐らく元カノに開発されていた激弱乳首(と雄っぱい)から堕としていく攻め。
へべれけ&傷心中の受けに好き好き攻撃の合わせ技で華麗に落としていきます!
最初こそ無理やり襲ってそうな雰囲気ですが親友としての好感度もあり容易く攻略されまくりのチョロい受けがまた可愛い(笑)
受けくん寂しがりやさんみたいなので続きでさらにラブあま同棲連続絶頂編とかあったら面白いだろうなと思いました。

別作品が大変素晴らしい変態作品だったのでついついこちらも購入(うへへ)
こちらも素晴らしい作品。
ヤンデレクズ×振り回されるツンデレとでもいいましょうか。

「お姉ちゃんの旦那さんなのに…」「嫌いなのに気持ちいいぃ」なんていう背徳感や罪悪感をかなたんに背負わせていて清々しいほどのクズですよ圭太義兄ちゃんは(褒め言葉)

圭太兄ちゃんはかなたんの精通時に居合わせていたのか、ちゅこちゅこしながら好きが溢れて思わずちゅっちゅしちゃったため、かなたんは「お姉ちゃんの彼氏なのに襲われた…!」というトラウマを持ちながら姉夫婦と三人で暮らしている。
なのでかなたんは圭太義兄ちゃんに対してはツンツンした態度で敵意を見せてます。

が、可愛いんだ抵抗の仕方が(笑)
うっかりお風呂後にちょっと一人で処理しちゃったのを見られていたため脅されながら美味しく頂かれちゃいます。
もう開発しまくったかなたんボディはイチコロだよ!!

身体は既に堕ちていて、心が追いついていない状況なので段々とアヘっていくと素直になる。
そんなときでも追い打ちかけていく圭太義兄(笑)
情緒振り回されて可哀想ですが最後は(我々壁からしたら)ハッピーエンドですよ!
かなたんには悪いけど可哀想かわいいエロイで最高の受けだよ!!!

ぜひ続編で真実を知って、潮吹いたりメスイキして安心しきってしっかり落ちきって欲しいもんです(願望)

モブおじ課長と出張に行くことになった佑月クン。
DTで純粋培養の佑月君は疑うことなく課長と出張先のホテルへ…
借りた部屋は1部屋、ツインじゃなくてダブル、同じベッドに2人、何も起こらないはずもなく…
をまっすぐ突っ走っている作品です(笑)

あの手この手でノンケの佑月君は迫られ、モブおじ課長にお尻を許してしまい遂に見つかってしまった弱点…!!!
どうなる佑月!!

みたいな感じですが、個人的に出張最終日に堕ちきった佑月くんも見たかったなぁ…と(笑)

モブおじ×純粋ノンケが好きな方にオススメです。

初心なふたりに共通の苦労があった事から協力し始まる関係です。
全4巻にしっかりまとまっていてあっという間に読みすすめてしまいました。
お家騒動や妖精、過去に振り回されつつ少しずつ心惹かれていくふたりに萌えます。

個人的なお気に入りというか、しっかり描かれているなぁと感心したポイントは2巻のエドガーさんとカイルさんでカップの持ち方が元平民と貴族で描き分けられていた点。
細かい所作にも気を配った描かれ方に何度も読み返してしまいます。

5巻以降も楽しみに待っている作品になりました。
二人の恋が大きく動き始めるのは3巻からになりますが、世界観や二人の仕事や距離感などが細かく描かれているので4巻はギュンギュンします。
惚れ薬がキッカケで顧客として知り合い、距離が縮まり、一気に展開するところがタイトルもあいまって面白いです。

魔女は魔法が使える代わりに嘘がつけない、という設定も二人にしかできない会話が微笑ましくなるので「幸せになりやがれ!!!」と思いながら読みすすめてしまう。

ひたすら誠実な騎士×孤独で不器用な魔女という萌え設定も活かされているし、脇役ながらもラウー様の良いキャラや話も面白かった

登場人物の全員が一度は拗らせているというか、病んでいるというか、一歩引いて見るとドンマイ!としか言えなさそうなくらい堕ちていきます。
全員が「こんなはずじゃなかった」って思っていそうなくらい闇堕ちしかけたり(笑)

全4巻のクライマックス…というか最後の2話くらいまで誰かしら病んでいるので執着愛というか狂愛大好きな方向けとも言える作品です。

婚約破棄からのハピエンみたいな流れの第一部は3巻までなので、切りの良いところまで読みたい方は1巻から3巻をオススメします。

継母からはフィジカル攻撃からメンタル攻撃まで、義妹からはアクセサリーを取り上げられ、私に酷いことするんですぅという嵌め技、父親は無関心という絶望的な環境。
しかしヒロインは妖精たちに励まされ、亡き実母との暖かい記憶を大事に大人しく耐え忍んでいました。

宰相候補のルイス(メガネ)から「ボーッとして見下してるのか?何で言い返さないのか」と直接喝を入れられることで瞳に生気が宿り始めます。

このルイス(メガネ)がヒーローなのですが、パッと見は華がない地味な雰囲気。ヒロインも地味な雰囲気なのでカプにこだわりがない人やモブっぽいヒーローが逆に好きな方、是非読んでみてください。

よく広告などで見る「婚約破棄だァ!!!」からのザマァ展開だけ見たい方は2巻までで十分です。
3巻から第2部が始まるのでファンの方、トラヴィスとシェリーのラブあまをもっと読みたい!という方は続きをぜひ!

レビュータイトルにも書きましたが、この作品はあくまでフィクションであることを念頭に広い心で読めるかどうかによる作品です。
貴族社会で「娼館堕ちした」という噂が広まれば公爵家といえど嫁ぎ先への信頼にも関わりますので史実の貴族社会が好きな方にはオススメしません。
王妃候補が婚約破棄されてマイナススタートから幸せになっていく女性版成り上がり系が好きな方にオススメです。

シェリーもクヨクヨせずに王妃教育の経験を自ら娼館の娘たちに共有し、そして自ら渦中に飛び込むので大小様々な問題が発生しますし、何だかんだトラヴィスもちゃっかり最初から助けてくれるので安心して読めます。

表の世界と裏の世界、聖女と悪役王女と、浄化と歪と対になる存在があるので読みやすいです。
ヒロインも令嬢とかではなく村?の花屋の娘で親近感もあります。

4巻辺りから駆け足気味な雰囲気がありますが5巻で完結します。
原作ファンの方は2巻から展開が大きく変わっていくので違いを見ても面白いのではないでしょうか。

スーリアと恵が良い子で、周りにも優しい人たちが多いです。
良く言えば助けてくれますし、悪く言えば悪役王女が可哀想な演出になる。
聖女SUGEEE展開なので王道展開が好きな方向けです。