Lista de reseña de nonamenoname

チン嗅ぎってギャグっぽさとエロさの両方が同居しているような感じがして好きなジャンルです。まず、最初から心の声が面白すぎる。言葉遣いが面白いし、特に「臭っせえ」の言い方がツボです。

さらに、ヒロインが匂いで聞き手の自宅を特定するところではあまりの凄さに聞いていて愉快な気分になりました。このシーンは何も考えずに聞いているとギャグにしか聞こえないシーンですが、ヒロインの嗅覚が鋭すぎるだけで聞き手はそこまで臭っていないということを示唆しているのかもしれない、そういった考察の意味でも面白さがありました。

そんな感じでエロさだけではない様々な面白さもあって、めちゃくちゃ楽しめました。

人気者の女の子が自分の恋人で甘えてくる、こういう青春を送ってみたかったという願望を叶えてくれる作品です。

タイトルにある「いちゃラブえっち」の通り、全編を通して恋人同士の甘い雰囲気が味わえます。個人的にはえっち以上に普段の会話やピロートークがお気に入りです。バイノーラル録音ということで耳元で甘く囁いてくれます。あと、トラック5と6は浴室のシーンになっていて、反響音もしっかりと再現されています。クオリティが高くてボリュームも1時間弱あってめちゃくちゃお得な作品だと思います。

ねっとりとしたセクシーな大人の魅力を持つ人妻のヒロインが堂々と電車内でセックスする話です。音声では特に説明がありませんでしたが、ページ内にあるストーリー紹介によるとこの世界では政府公認のセックス優先車両というものがあるみたいで特に問題ない行為のようです。

内容としては、それぞれのトラックで別人の竿役が登場するオムニバス的な構成になっています。1トラックあたり5分くらい、長くても7分ということで、同じヒロインで電車内のいろいろなシチュエーションをサクッと聞いてみたいという人におすすめです。

タイトルによると聞き手は陰キャとのことでしたが、個人的にはそこまで陰キャっぽさを感じなかったです。男性側の音声は入っていないのであくまで個人的な想像でしかないのですが、普通にコミュニケーションは取れてそうだし、おそらく地味で目立たないけれどしっかりと芯は持っていてちょっと鈍感なところもある男性なのかなという感じの印象でした。

ヒロインは優しくて先輩としての余裕が見受けられるのですが、セックスが激しくなると余裕のないオホ声を披露していてギャップが素敵です。最初から最後まで聞き手に対して好感を持っていて、異性として聞き手のことが好きというオーラが漏れ出ちゃってることも多いです。年上の先輩から愛されたいという願望がある人におすすめです。

無垢で優しい王女のヒロインが威厳のある女王様になるためにSMプレイに興じる、そんなストーリーです。聞き手であるお世話係が相談を受けてSMプレイを提案するわけですが、私利私欲で提案してないですよね?と思いながら聞きました。

最初はヒロインのS嬢としての振る舞いがかなりたどたどしかったのですが、だんだんと成長していきます。それと同時に政治的な手腕も成長しているみたいで、サクセスストーリーとしても楽しめました。あと、サディスティックな振る舞いが板についても根底には優しさがしっかり感じられるのがいいですね。これなら女王様になってもいい統治ができそうだなと思いました。

お互いがまだ名字呼びの付き合ったばかりのふたりがイチャイチャ激しくセックスする話です。ヒロインは乳首が弱くてすぐに発情のスイッチが入っちゃいます。主人公がヒロインの乳首を責めるだけでなく、ヒロインから主人公の乳首を責めるシーンもあるので、どちらの乳首責めも好きという人におすすめです。

全体を通して肉と肉がぶつかり合う表現にこだわりを感じます。乳首に注目しがちの作品ですが、ヒロインの柔らかそうなお尻にも注目です。あと、8ページある電子版の描き下ろしではカラオケデート中の出来事になっています。手コキがめちゃくちゃエロいです。横長の2コマだけのシーンですが、手付きがえっちすぎて動きが想像できる仕上がりで素晴らしかったです。

特に最後のヒロインの悪そうな雰囲気が印象に残りました。夫を慰めるようにきっと夫の子供だからと言いながらも、実際は孕ませ屋の子供だと確信している雰囲気がめちゃくちゃ悪そうでした。

夫のことを愛していて夫の子供がほしいと思う気持ちはおそらく本当なのだと思います。けれど、もし夫との子供ができなかったらできなかったで、あの快楽を味わうチャンスがあると考えてそうな感じでした。なんなら、快楽のために夫に嘘の排卵日を教えて騙してしまいそうなくらいの危うさすらあって、エロさと同じくらい怖さを感じました。

ヒロインはいじめっ子体質という感じで、聞き手に対してマウントを取ってきます。全部を決めつけで何を言っても馬鹿にしてくるような態度でネチネチと罵ってきて、こういう人とは付き合いたくないなと思いました。

催眠は身体の自由を奪うタイプで意識はそのままで自由に話せる感じです。催眠をかけられたヒロインは嫌悪感丸出しですが、弱気になっているのか少し涙声で虚勢に近い感じです。途中からは明らかに感じてしまっていて、余裕のないあえぎ声を出してしまいます。

そして、トラック4からは完全に様子が変わります。渋々で仕方ないみたいな雰囲気を醸し出していますが、そもそもヒロインが聞き手のことを呼び出しているという事実。彼氏とのセックスで満足できなくなったから責任を取れとのこと。トラック5では完堕ちしたヒロインの姿が楽しめました。

ヒロインは陰キャとのことでしたが、そこまで暗い雰囲気は感じません。ちょっと静かめで落ち着いているかな程度の印象でした。逆にドスケベ要素はかなり強く感じます。教室でオナニーなんて普通の陰キャにはできない所業だと思います。

トラックごとに3年経過していて、それぞれが別のシチュエーションになっています。ふたりの関係が進展しているのを感じ取れて面白かったです。あと、ヒロインの印象は3年経ってもそこまで大きくは変わりませんが、聞き手はヒロインに影響されているのか、どんどんスケベになっている印象でした。ヒロインの変化を楽しむ音声作品はよく聞いたことがありましたが、逆のものは聞いた覚えがなくて新鮮で楽しめました。

タイトルに「わからせ」の文字がありますが、本作では調子に乗っているヒロインを「わからせる」のではなく、自信を喪失しているヒロインのことを魅力的な人間だとヒロイン自身に「わからせてあげる」、そんな優しいストーリーです。

声の雰囲気としてはあまりメスガキっぽさが感じられません。あくまで元メスガキ、成長した姿というわけです。ところどころ語彙にメスガキっぽさを感じつつも、自己肯定感がなくて、物悲しい雰囲気、聞いているほうも少し辛くなります。そんなヒロインのことを慰めながら、最終的には結婚して幸せになってもらうまでの物語です。告白からプロポーズ、新婚旅行に、結婚生活までテンポよく楽しめました。

あと、作品内容にファンの音が気になるかもと記載がありましたが、個人的にはファンの音は気にならなかったです。