あるて。さんのレビュー一覧

おじさんに無理やり拾ってもらって、拾ったおじさんが自制してどうにか事なかれで行こうとしたのを、女の子が半分無理やりおじさんをやってしまった感じで初体験して、そこからは、もう、なしくずし…

この時点ですごく悲しさも漂ってるのですが、そこからイラマチオや首締めなど鬼畜なプレイへとどんどんとのめり込んでいってしまう二人…おじさんと少女、どちらにも破滅の臭いしかなくなっていく流れが、素晴らしい。

果たして、少女は人間性を取り戻せたのか?それとも、先のない人生を倦んで、生き急いでるだけなのだろうか?

タクシー・ドライバーやシド・アンド・ナンシーのような古めの映画を連想してしまうのは、私だけでしょうか?

FPS慣れしてるから拾った自動小銃で無双しまくるもこっち…まぁ、そこら辺「なろう系」っぽくてすごくおもろいし、案外ミリオタっぽさもあってよかったのですが…絵にも勢いがあるし活劇的な爽快感もある。

でも、オチが弱いというか、死んでるのか生きてるのか曖昧にしちゃってるのがちょっともどかしい。多分生きてるんでしょうけど。

純愛なのかなぁ。と思ってみてたら、実は男の子が幼なじみを開発していた上にほとんど無理やりやってしまうという鬼畜外道ぶり。
絵の一つ一つ、女の子の繊細な内面描写の一つ一つ、身体がうずいてどうしょうもなくなっていく様の一つ一つがエロくて愛おしい。

でも、やってることが結構鬼畜。

純愛が叶ってよかったな。とか言いたいけど言えそうにないようなこれあかんやつやぶりを見ていて、生まれて初めて、「風俗で抜いた後に賢者モードになった勢いで風俗嬢に説教するおじさん」の気持ちがわかった気がします。
気がするだけですけど。

一応メタフィクションのように見せかけて、現実だという話で…しかも、これ、親バレしてないと思ったら親バレしてるという作りで、もう、泥沼どろどろしてて、この後この姉弟どうしてくんだろうという感じで
…エロがどうこうとかどうでも良くなってきて、圧倒的な文字と情報量の暴力と後はもう、哀しみというかもう、○貴くんの外道さともこ○ちの諦観ぶりが哀愁漂ってすらいて、カオス極まりないですね。
読みのにむちゃくちゃエネルギーがいるので、誰にでもおすすめするとは言いにくいのですが、このカオスの奔流に荒れ狂う波浪にもみくちゃにされたいあなた!おすすめしますよ。

昔、大昔、コンビニでエロ漫画が売られてた時代。
ホットミルクがB5版コンビニ本として復活してるのを偶然見て、嬉しくなって久しぶりに買った時。

その時に、モチ先生の作品(月下の薄桜鬼)が載ってて、すごいインパクトとペーソスを感じて、この作家さんすごいなぁ…と思ってたのですが、その後ホットミルクに掲載されることもなく月日が経っていきました。

DLSiteに入会して、キルタイムから出てる本書に「月下の薄桜鬼」も載ってるので、嬉しくなって買ってしまいました。

他の作品も含めて、被差別階級的な立場に置かれてる少女や少女を好きになった少年の悲哀というものが巧みに描かれていたり、異種族とのめくるめくエロスが描かれてたりして、すごいいいです。

連載作品の後日談ということになってて、身体の相性が合うので結婚しちゃおう→妊娠して…と言うお話。
この二人の結婚生活、妊娠してお腹がどんどん大きくなって…というの、あるあるだし、生まれる直前までえっちするだけの読経は個人的にはないけど、そこまでエッチの相性が良くてすごく助け合ってて、エロがどんどん増幅していって…。

身体の線の変化も生々しいですし、こういうのがいい。というのの極めつけを見た気がします。

今度、某社から単行本で出てたシリーズの方も勝ってみようと思いました。

祟りと見せかけて、パンデミックじゃないですか!!!(;´Д`)

神様の祟りとで近寄るなって土地に、汚染物質たくさんあったり病原体があったりとかいう話がままありますけど、要はそういうアレで「ふたなり菌」みたいなのに感染してパンデミック!!!

千之ナイフ先生のマンガはかなり久しぶりでしたが、頭空っぽにして見れるバカバカしさと昔ながらのエロさがセットになってていいですね。

話はそれなりにいいし、乳首の描かれ方もいいし、こういうお姉さんいたらいいな。的なのはあるのだけど…。
でも、感情移入しにくい…
なんでか考えてみたんですけど、キャラ絵の描き込みが最近の作品と違って緻密になってるのが、徒になってるように思いました。

後、お姉さんがただの頭のおかしい人に見えてしまうような表情だったりするのも、あるかもなぁ…と思いました。

乳首の描写が琴線に触れたので買ってみたのですが、流石に子宮姦とか子供引きずり出すのはきつかった感じです。
人体破壊とかのほうがまだ、きつくないというか、色々想像してしまって…。
なので、そこら辺の方に耐性がある人ならエロを楽しめるとは思います。エロ的には(そこら辺の描写抜きなら)すごく良く出来てるとは思うので…現実を連想するくらいにはよく出来てる(勿論、褒めてます)。

高校入学で先生に一目惚れした想いをずーっと続けて、先生は先生なんで生徒と恋が出来ないから。って無下にするしかなくて…。

高校卒業でも思いを捨てない男の子を先生は無下にして、どうせ他の彼女作って治まるだろうといい加減に考えてたら、なんかアラサー嫁き遅れで焦りだしてる先生の、なんというか今時っぽさというかリアルっぽさと言うかが結構良かったです。

で、男の子も先生も交際相手はいたんだけど長続きしないで、男の子の方はやっぱり思い諦めきれなくて、社会人になってから先生に連絡して、勢いでやっちゃって、そこで想いがつながったという…すごい泣けてくるんですけど。

やっぱり、思いのつながり方や重なり方が中途半端でも、一発やる事で重なる恋もありますよね。と言うか、そっちが殆どでしょ実際は…。

よかったなー。と半泣きで思いながら、下半身たぎらせました(笑)

でも、なんかちょっと引っかかるなって思って必死に考えたんですけど、

大昔「いとしのエリー」って漫画読んでハマった事があって、アレはもう一瞬で恋が叶っちゃって先生と生徒でやりまくってるし、主人公の友達との間では公然の秘密に近くて、でも、最終的にバレて…と言う感じだったと思いますけど、禁断の恋としてそれなりにリアリティもあった訳で。

それと、これを較べてみると、時代が変わっちゃったと言うか窮屈になってるんだなぁ。と。

どうなる、日本。