Elenco recensioni di 乳林の七賢

まずはじめに、某に特定の性癖を蔑むつもりは毛頭ないことを断っておきたい。

そのうえで、言わせていただく。某は、男の娘は守備範囲外だ。そのため、本作の購入も多少躊躇った。値段は一般的なものであるにもかかわらず、「男の娘」編も収録しているとなれば、本編が薄味になってしまっているのではないかと懸念したのである。

ところがどっこい、全くの杞憂だった。本編だけでも、大満足の出来である。全裸、制服、ドスケベバニーなど、様々な姿で乱れまくる主人公は、まさに圧巻というほかない。

そして、はじめは男達に余裕をみせていた主人公が、最後には彼らにわからせられ、

「ごめんなひゃい!ごめんなひゃい!ごめんなひゃい!」
「許して!許して!」

と言いながらイキまくる様は、とんでもなくエッチである。
※決して胸糞展開などではないので、そういうのが苦手な賢者も安心してくれ。

主人公のスタイル、性格、ストーリー展開。どれをとっても一級品だ。このような素晴らしい作品を制作してくださったメメ50先生に、心から感謝の意を申し上げる。

最後に、1点だけ。「男の娘」編では、主人公の援交が学校の男子にバレて、肉便器にされてしまう結末となっている。主人公と友人らの会話の中で、隣のクラスの女子の援交がバレてしまったという話が本編ではあるので、これの伏線回収ともいえる秀逸なオチだろう。ところが、本編はそのようなオチではないので、この点が少し残念であった。ただ、このオチだと続編を作りづらくなるという弊害もあるであろうし、もしかしたらメメ50先生には続編の構想があるのかもしれない(いや、あって欲しい)。

ともあれ、この作品が最高であることに変わりはない。よって、一切の迷いなく星5である。

某は呼延灼が大好きだ。
凛々しさと愛嬌を併せ持った顔、見応えのある巨乳、でっかい尻、ムッチムチの太腿。
上から下まで、どこまでも魅力的なキャラクターである。

ところが、エロ方面の供給は極端に少ない。
驚くなかれ、某イラストサイトでの呼延灼のR18絵の投稿数は、たったの79である。
この原因は、呼延灼の作画コストの高さにあるといえよう。

そのような状況の中、世界最速のパンダ先生は、圧倒的画力をもって、原作の呼延灼の魅力を完全再現しつつ、ただでさえ作画コストが高いにもかかわらず、3つの再臨段階を作品で描いている。

また、本作の呼延灼は見た目だけでなく、中身もきちんと原作を尊重しているため、キャラ崩壊が起こることもない。

作品の終盤では、「駄犬」にふさわしく、首輪を付けられ、素っ裸で性交する呼延灼を見ることができる。
原作では服の上からしか呼延灼の最強ボディを拝むことができないため、最後の方は本作ならではの魅力である。

サンプルとレビューを見ると、呼延灼が終始かわいそうな目に合っていると思うかもしれないが、最後は報われる終わり方なので、呼延灼大好きっ子のそこの賢者も安心してほしい。

ここまで、呼延灼を知っている賢者に向けてレビューを書いたが、呼延灼を知らないそこの賢者も、サンプルを見て気になったのなら、ぜひ手にとってほしい。

もちろん、呼延灼のことを知っていた方が、本作を余すことなく楽しむことができるだろう。
だが、本作の冒頭では「キャラをよく知らない人のための呼延灼ちゃん簡単解説」というまえがきがあるため、彼女を全く知らない者でも、十分楽しむことができる素敵な仕様になっているのである。

呼延灼の同人誌が執筆されただけでも嬉しいというのに、これほどまでにハイクオリティなものを生み出していただけるとは、呼延灼好きにとって、感謝してもしきれない。

世界最速のパンダ先生、本当にありがとう。

この作品の特徴、とても秀逸と言えるのが、その配分である。

全25頁のうち、1頁目で既に男達に捕まっており、2頁目からいきなり乳を鷲掴みにされるという展開の早さは圧巻だ。

はじめは、バニーガールが男達を圧倒していく。
話が進むに連れ、この形勢は逆転するわけだが、そのタイミングはいつか。
お答えしよう、13頁目からである。

つまり、この作品は前半でバニーガールが余裕綽々、男達を手玉にとる様子を描き、後半において見事なまでにぶち犯される様子を描いているのだ。

この配分が非常に最高なのである。

なぜならば、開始早々、すぐに形勢逆転してしまっても、「敗北味」は薄れてしまう。

かと言って、なかなか形勢逆転せず、終盤になってやっと堕ちても、それでは物足りなさを感じてしまうだろう。

前半でリードする様をしっかり描いているからこそ、後半で無様に敗北する様が際立っているのである。

ちなみに、某は原作をプレイしたことはない。
そのような者でも、十分に堪能できる作品である。

ましてやバニーガール好きの賢者であれば、迷わず買うべき至高の逸品である。

「国を守るため身体を差し出すが、心だけは決して屈しないとしていたヒロインが堕ちていく」

このプロットは数多のクリエイターが使用してきたものであり、いわば「またそれか」とマンネリを感じる賢者もいることだろう。

確かに、本作はそんな「王道」、「お決まり」という流れで展開していく……が、他とは違う大きな魅力がある。
それは、カメラワークの上手さと潮吹き、表情の描写である。

さながら舐め回すように、あらゆる角度から描き出される主人公の整った身体は圧巻である。
特に23頁は、ありそうでいて、他作品ではきちんと描かれる機会があまりない構図である気がするので、他の賢者たちもぜひ確認してみてほしい。

また、gss先生は潮吹きをとても丁寧に描写されるところも特徴的である。要所要所で綺麗な放物線を描く主人公の潮吹きは、非常に興奮する。

そして、表情の描写も忘れてはならない。上手く形容するとすれば、「表情豊か」と言えよう。最初は凛々しい表情をしていた主人公が、時には歯を食いしばり、時には目を見開き、時にはあまりの快楽に口をあんぐり開けてしまうさまは、大変魅力的だ。

以上、長々語ってきたが、本作を一言で表すならば「王道のプロットを見事に活かした、古典的作品のリメイク」といえよう。
また、そのような特徴を持っている故、続編も展開しやすいのではなかろうか。
今後の展開に期待したい。

余談だが、某は搾乳に目がない。
そのため、最後のおまけページは控えめに言って最高であった。
この場を借りてgss先生に感謝の意を申し上げる。

世はまさに大同人時代。
マンガ、CG集、ゲーム、ASMR……
多彩なジャンル、多彩なクリエイターが作品を生み出すだけあって、その数はとどまるところを知らない。
そのような状況も相まって、数ある作品と差別化すべく、主人公の属性、竿役の性格、登場人物のバックボーンなど、内容がどんどん多層化していく傾向にあると言えるのではないだろうか。

そうした中、本作は至ってシンプルである。

相次ぐ女性の失踪を受け、主人公は調査に赴く
↓
森でゴブリンの襲撃に合うショタに遭遇
↓
何とかゴブリンの撃退に成功、ショタが傷薬を塗ってくれることに
↓
胸やアナルに塗られ抵抗しようとするも、「ケガを治してあげたい」というショタの無垢な顔に流されてしまう
↓
初めからショタの狙いは主人公を堕とすことだった
主人公はそのままショタにされるがままに
↓
最後はゴブリン達によって、とどめと言わんばかりに蹂躙される

以上だ。
ショタが竿役ということもあって、途中で主人公が逆転を見せるかとも思ったが、そんなことはない。そのまま犯られる。
そこがいいのである。

みこすり傭兵団先生による、肉感たっぷりで、「魅せる」描写も素晴らしい。特に23頁、ショタにいいようにされ、放心し、秘部から精液が零れ出ている描写は、まさに「こういうのでいいんだよ、こういうので」の御手本と言えよう。

概して、本作はシンプル・イズ・ベストな凌辱ものと言える。昨今の複雑化した内容の作品(それはそれでもちろん素晴らしいのだが)にばかり触れているそこの賢者、たまにはこのような初心に帰る作品を手にとってみるのも良いではないか。

「女衛兵編」と題してあるということは、次回作も予定しているのであろう。
楽しみに待つことにしたい。

「やれ4コママンガにしては絵がエロすぎるだ、やれ一般紙にしてはエロマンガすぎるだのと言われてきた」

あとがきからの引用である。完全に某の偏見ではあるのだが、この手のジャンル(ハード凌辱)を描く作者殿のタッチは、独特な絵柄であることが多い。それは良さである反面、「可愛らしい女の子がめちゃくちゃにされているのを見たい」という側面においては、デメリットとなることもあるだろう。

そんな中、本作はまさに上記の欲望を満たしてくれるものである。表紙のイラスト、そして引用したあとがきからもお分かりいただけるだろう。

そう、コバヤシテツヤ先生の描く女の子たちは、一般紙のキャラクターと肩を並べるくらい可愛らしいのである。
そんな女の子たちが、これでもかと言うほどボコボコにされる。
愛くるしかった女の子たちが、男の容赦無き蹂躙により「牝豚」へと変貌する。
たまらないではないか。

そして、タイトルのインパクトは伊達ではない。まさに「ぶち犯す」というフレーズがピッタリなのである。

ハードプレイというものは、度を越してしまうと不快感を覚えてしまうという賢者もいるのでないだろうか。
かく言う私も、あまりにも度を越したものには嫌悪感を覚えてしまうたちである。
だが、コバヤシテツヤ先生の描写は、興奮するラインと嫌悪感を覚えるラインとを綱渡りするかのような、絶妙な塩梅で描いているのである。そこがまた、実に素晴らしい。

表示のイラスト、タイトルに含まれる「寝とって」というキーワード。

購入時は、オーソドックスな「NTR」と思っていた。
だが、読了してみると何たることか。
脳が回復した。

サンプルイラストを多く掲載されているため、購入前の諸君にもお分かりいただけるだろうが、肉感、むちむち度、最高の仕上がりである。
さらに嬉しいことに、体位も豊富で、満足感たっぷりだ。

「イラストは好みだが、「NTR」は好きではない」と思い、購入を躊躇している、そこの貴殿。
安心したまえ、本作には「NTR」特有の「喪失感」、「胸糞」といったものは感じられない。

某のように、普段「NTR」も嗜むそこの貴殿。
物凄くエッチ、かつ脳も回復するぞ。

「NTR」と聞いて、貴殿はどのような印象を持つだろうか。

おそらく、「ドロドロしている」「胸糞」といったフレーズが浮かんでくるはずだ。そのような特徴を持ちやすいこともあって、「NTR」は人によって好みが分かれる。

斯く言う某は「NTR」はイケる口で、「NTR」特有の上記の特徴も大好きである。

ところが、本作は上記の特徴はほとんど感じられない。
確かに「ねとられ」ではあるのだが、「ドロドロ」というより、「さっぱり」と言うのが的確であろう。

例えるならば、一般的な「NTR」が家系ラーメン、本作が地元の個人経営中華料理店のラーメンといった感じか。

本作は、この「さっぱり」がとても心地よいのである。
某のように、普段「NTR」を嗜む賢者も楽しめる。
一方で、普段「NTR」に触れない賢者も楽しめるだろうし、本作を入口とするのもありだろう。
どちらにとっても、おすすめの一品である。

顔、良し。
スタイル、良し。
性格、良し。
シチュエーション、良し。
ボリューム、良し。
以上だ。

細部について詳しくレビューを書くつもりはない。

なぜならば、わざわざ語らずとも、此の作品の素晴らしさは販売ページ、諸人のレビューで乳目瞭z、おっと失敬、一目瞭然だからだ。

購入に迷い、レビューを覗いているそこの貴殿。

レビューを覗くほど気になっている時点で、間違いなく、此の作品は貴殿の彼処に響くことだろう。

大いに満足すること、請け合いだ。

某は日頃レビューを書くことはなく、本レビューが初めてでもある。

今回筆を執ったのは、ひとえに此の完全無欠な作品に感銘を受けた故である。

本作を世に送り出した04cura先生には、感謝をしてもしきれない。

それでいて、続編も近日発売という。
大層楽しみで仕方ない。