作品內容
近代史を学ぶ大学生の紘夫の上に、降ってきたのは終戦直後の慰安所勤めに向かう我が身を果無んでビルから飛び降りた、数えで十九歳の乙女、友恵。話を聞けば聞くほど、学んでいる時代から、まさに黄泉がえったことに驚きながら、 ちゃっかり初物を頂戴。その後に相談した美人講師、さらに友恵を巡って「数 奇」な縁者の女医と娘が大学にいて、つかの間の快楽三昧の日々が訪れ……。鮮や かなラストに泣き濡れる時空官能!
睦月影郎(むつきかげろう)1956年、横須賀市生まれ。神奈川県立三崎高校卒業後、様々な職を経て官能作家 デビュー。タイムスリップ、時代小説もこなす当代きっての奇才。ならやたかし 名義ではマンガを、奈良谷隆名義では戦記物等を書く。居合道、三浦誠衛流宗家。