ガンカケ

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ガンカケ [文苑堂]
作者 鈴月あこに
出版社名 文苑堂 关注
标签 COMICエウロパ
贩卖日 2015年04月04日
系列名 ガンカケ
年龄指定
R18
作品类型
文件形式
PDF
支持的语言
页数 26
分类
文件容量
31.79MB

作品内容

部活で帰りが遅くなり、急いで帰路につく竜一くん。
夕闇の学校はちょっと不気味と早足になるが、不気味な理由はそれだけではなかった。
竜一くんのすぐそこには禍々しい影が迫っていて、やがてその影は彼の腕をつかみ、そして……。
「ぎゃっ」「きゃっ」ドサッ…???

竜一くんの目の前には、幼なじみのほの花が尻餅をついている。
ほの花は、長く伸びすぎた髪をモッサリと揺らせつつ立ち上がると、
一緒に帰りたかったから今まで待っていたのだと微笑む。
そんな笑顔の彼女にカーッと顔を赤くする竜一くん、
せっかく顔は可愛いのにと、今さらながら思うのには訳があった。

ほの花は、そのやぼったいほど長くした黒髪が災いし、
クラスメートたちからはモップオバケだのと揶揄されていて、
幼なじみの彼からすれば、彼女の魅力をジャマしてやまないその長すぎる髪と、
それを良しとするほの花に対して、なんとも歯がゆい想いがあったのだ。

だから言ってしまった…お前、髪切れよ。
ほの花は、髪を伸ばしている理由について、その大きい胸に手をあてながら、
「ガンカケ」しているの…とポツリ。
しかし、その願い事については内緒の2文字の一点張りで、
せっかく心配してるのにと顔を真っ赤にして怒る竜一くんに、
頑なな態度で秘匿を貫くほの花はしかし、その後一転して竜一くんに抱きついて懇願する。
曰く、お願い、つきあって…と。

本日一番の赤顔をさらしてドッキドキの竜一くん。
しかし、つきあっての先が「トイレ」と知りガックシの彼は、
夜の学校は恐いんだもんと、
男心も露知らずのていでのたまうほの花とともに、女子トイレへと向かうのだった。

「COMICエウロパ 2015年3月号(BJ053418)」に掲載されている作品です。

「COMICエウロパ 2015年3月号(BJ053418)」に掲載されている作品です。

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