お赦し・女神様聖水

  • お赦し・女神様聖水 [文苑堂]
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お赦し・女神様聖水 [文苑堂]
Autor 夜歌
Editora pessoa(s) 文苑堂 Seguir
Selo COMICエウロパ
Lançamento 05/01/2016
Série お赦し・女神様聖水
Idade
R18
Formato do produto
Formato do arquivo
PDF
Línguas disponíveis
Número de páginas 16
Gênero
Tamanho do arquivo
6,25MB

Conteúdo do produto

早朝のけたたましい呼び鈴、
それが休日とあっては尚のことたまったものではないと、
むかつく思いで玄関を開けた主人公の彼は、
目の前にいる来訪者を前にして、瞬時に声を出せずにいた。
金髪の少女。
それも飛びきり可愛く、ほどほどに小さい異国の少女。日本語も堪能だ。

彼女はパンフレットを差し出し、
何か困っていることは無いか、何か手伝えることはないか、
私たちの神を信じれば救われる、などとのたまう。
宗教の勧誘だ。パンフにも怪しい言葉が踊っている。
だが少女の瞳は、その金髪にも負けぬほど輝いていて、
どうやら自分を助けたいという気持ちに嘘はなさそうだった。
彼は咳払いをひとつして、こう言った。
「自分は重い病気で余命は半年。だから死ぬ前に一度でいいからセックスがしたい」と。

果たして彼女の神は寛容だった。
戸惑いながらも教義的に問題はないと言う。後悔のないように遠慮なく、とも。
彼は、ならば遠慮なくの体(てい)で、まずは少女の剥き身の胸を見てみたいと所望してみる。
彼女は小さいから恥ずかしいと、白い頬を赤く染めながら、
静かに上着の裾をたくし上げる。
目の前には、ふたつの起伏が左右を保ち、
その各真ん中で淡いピンク色の突起が、風にゆらぐ蕾のように震えている。
いわゆる乳房がそこにあった。

彼は、これは僥倖とばかりに息をはずませると、
先ほどの癇癪もどこへやら、その乳房に顔を近づけるのだった。

「COMICエウロパ vol.4(BJ069574)」に掲載されている作品です。

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