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販売日 | 2021年12月25日 |
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シリーズ名 | COMICネクロシス |
年齢指定 | |
作品形式 | |
ファイル形式 |
専用ビューア
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その他 | |
ページ数 | 116 |
ジャンル | |
ファイル容量 |
89.66MB
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作品内容
《リョナジャンルに固執妄想して贈る、どこを切っても血飛沫しか出ないリョナ・オンリーアンソロジー第9弾が登場!》
リョナコミック界のベテランと新進作家が集結して贈る、絶頂の描き下ろしアンソロジー全5作品!!
表紙イラストは、お馴染みのボヤキ絵師broilerが、人間が作った最凶最悪の仕掛け罠〈トラバサミ〉と、それにまんまと引っかかり、恐怖と激痛で涙目になりながらも人間より崇高な妖怪としての矜持を忘れない「金髪キツネ○リ娘」を活描!!
掲載作家と各作品の詳細は、下記の《収録作品》をご覧ください。
世の様々な暴虐をさらけ出し、心身を強打させ極寒の常闇に閉じ込める…この死屍累々エンターテイメントをお見逃しなく★
《表紙イラスト》
broiler
《執筆作家陣》
氏賀Y太/戸村水仙/岩久月/派歩/トトリナ
《収録作品》
【新まいちゃんの日常―無限解剖―3話】氏賀Y太
ベテラン著者のライフワークとも言える新シリーズ、待望の第3話が登場!
若き天才実業家の神雷は、不死身のメイドまいちゃんの体を調べ上げ、無慈悲な殺傷行為とともに軍事ビジネスへの転用を図るが、そんな計画は脆くも崩れ、彼女が在籍する派遣会社との契約違反も重なり、まいちゃんは神雷のもとを去る事となる。
そして最後の日の静かなひと時、まいちゃんは、自分が淹れたお茶を初めて飲む神雷に笑顔を向けるが、この悪徳天才少年に、最後まで心を許したのが間違いだった。おまえも飲めとまいちゃんに勧めたお茶に、彼はある劇薬を投入したのだ。
【バッドガール】戸村水仙
夜の陸橋の、その見知らぬ裏側を涙ながらに見つめる三つ編みの少女。左右の膝は骨が飛び出るほど砕け、下半身にはホームレスが伸し掛かり、虚空から降ってきたらしいその少女を今宵の、いや一生モノの性具と定めたかのように、一心不乱に腰を前後に振っている。激痛と汚辱、そして悔恨に顔をゆがめながら彼女は思う。自分にとって一番不幸だったこと、それは「他人を目利きすることが苦手」であったということだ。
少女は、常日頃から虐められ、いつも一人ぼっちだった。そんな時、クラスの不良娘が彼女を助けてくれた。
不良娘に恩を感じた少女は、それに報いるべく、不良娘の喜ぶこと――悪事に手を染め始めるのだが…。
【歪な三重奏】岩久月
屋敷のアトリエでキャンバスに向かう一家の主は、慌ただしく部屋に駆け込んできたお手つだいを叱責するが、彼女の口から絞り出された凶報に凍り付く。妻の小百合が交通事故で命を落としたというのだ。
それ以来、傷心のあまり、アトリエに閉じこもってろくに食事も摂らない主に――つまりは父親に特別な想いを抱く長女の理恵子は、心配こそするが、次女の佐枝子に対して、代わりに貴女が死ねば良かったのにと毒づく始末。
理恵子は、このどこか儚げな佐枝子に対しても歪な感情を胸に秘めており、嘘つき顔で非礼を詫びたいと妹を入浴に誘うと、自らの体をこすり合わせ、自分のものより大きい乳房を揉みしだき、耳たぶを舐め、さらには肩を噛み、禁忌の行為で佐枝子を翻弄。
さらにエスカレートした姉は、妹の秘部にタワシの柄を挿入するなど、残虐な性行為を繰り返すのであった。
そんなある日、未だ心を閉ざす父親に対して理恵子は、父娘の一線を超えるかのごとく…!?
【えがおでさよなら】派歩
これは飲んだくれた父親と、その父親から「テメェ」と呼ばれる娘とで送る、ある不幸な親子のお話――。
夕方、学校を終えて自宅アパートの前でドアノブを見つめる少女。彼女の右手はドアノブに触れる寸前で止まっている。
だが家に入るために少女は「ガチャ」とドアを開けて玄関に足を踏み入れる。部屋のすぐ上りには、泥酔した父親が眠っていた。
機嫌がコロコロと変わり、時には暴力を振るうこともある父親の寝顔に目を向けて、思わずホッとする少女だが、部屋いっぱいに充満した酒の臭気を換気したいと思い、少女は部屋の窓を開けようとする。しかしそれがいけなかった。
窓を開けた拍子に、なぜか窓枠に置かれたビールの空き缶が左に揺れて、それが酎ハイ用に使われる炭酸水ボトルに落っこちて、倒れた酎ハイ用に使われる炭酸水ボトルがテーブルの上の他の空き缶やティッシュペーパーを弾き倒したのだ。もちろん音を立てて。
目を覚ます父親。彼は我が娘を「テメェ」呼ばわりで悪態をつくと、コロコロと変わる機嫌の最悪の目が出たとでもいうようにムッと立ち上がり、彼女を右足で思いっきり踏みつけるのだった。
【ハイパーガール―泥まみれの右腕―】トトリナ
黒髪を、後ろで一つに束ねた見た目が、どこか地味で陰キャな印象を与える超野さん。彼女は日頃しがないOLとして働いているが、街で人間に危害を加える悪のヴィランが現れると、ひとたび超人「ハイパーガール」に大変身! 颯爽とマントをひるがえして空を飛び、右の剛腕一発で悪を打ちのめす――この混迷の時代に現れた正義の味方としての顔を持つ、スーパーヒロインなのであった。
そんなある日の夜、ヴィランの存在を感じた超野さんは、そこから一番近い居酒屋で、会社の先輩沼川さんとお酒を飲んでいると、超野さんがトイレに行っている間に先に店を出てしまった女先輩に困惑。するとそれとほぼ同時に居酒屋の近くに「泥酔怪人ドロディーヌ」なるヴィランが現れた。
ドロディーヌは自ら作り出した泥の沼に通行人を引きずりこむと、そのまま泥で溺死させるという色々と汚い攻撃が得意の許せない怪人で、自分自身を泥で覆ったその体は、ボンキュッボンのプロポーションで、正に女性そのものであった。
そう、ドロディーヌは女ヴィランなのだ!! どうする、ハイパーガール!?