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「カラーレス(1)」 へのレビュー

    • 2019年10月19日
      レビュアーオススメ!
      電子書籍に限らず単行本よりも連載が先行するのは当然で、これを書いている現時点ではコミックボーダーのサイトではエピソード16まで読むことができます。
      この1巻ではエピソード7までを収録し、世界観の説明が概ね完了しつつも、まだ謎多き主人公・ヒロイン?・敵組織?に興味を惹かれる良い区切りです。
      ようするに、全人類規模で肉体変異が起きてしまった時代において、たった一人だけ旧人類の姿を持つ少女と主人公(表紙)が巡り合って話が加速度を増していくSFアクションです。
      主人公は元大学教授の肩書を持ち色力を研究する知性派でありながら、その技術を応用して怪力や特性銃を操って戦う肉体派でもある、いささかズルいくらいハードボイルドにかっこいい存在です。
      ただ、武骨すぎて愛想が悪いのが難点で、そこを頼れる相棒と言うのか悪友と言うのか、ともかく協力者の太っちょが補い同時に主人公には無い情報面のサポートもしています。
      そして、ヒロインの少女が可愛いです。
      端正な画力で描かれたキャラデザが可愛いってだけではなく、ハッキリ言って得体の知れない主人公に物おじせずになつき、住み込みメイドみたいな立ち位置に収まってしまう健気さは男心を鷲掴みです。
      しかも、この娘にはもう一つ青少年が大好きな要素が隠されているのですが、それは読んでのお楽しみです。
      それを知った後で読み返すと、巧妙な描き方で真実をぼかしていた事に気づかされ、一本取られた気分になりました。
      えらくもったい付けてしまったものの、すみません1巻だと未収録ですそれ。
      エピソード13での衝撃のラストなので2巻発売を待つか、サイト連載に見に行ってください。

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