新着レビュー

突如襲いかかってきた謎の男に立ち向かうヒーローアレンですが、能力のない彼には、かなり荷が重い相手のようですね

ヒロインも援護したいようですが、なぜかカノジョの能力は、肝心なときに発動しないようで…

しかし、徒手空拳で意外と粘るヒーローアレンも意外でしたが、アンドロイドを作っていたおっさんが、援護のために危険を犯して予備のアンドロイドを起動したのは、さらに意外でしたね

突如ヒロインのもとへ送られてきた、「佐伯家を信じるな」という手紙

消印がないようなので、どうやらわざわざ自分で投函したようですが、いったい誰が、なんのために…?

まぁ、旦那の実家である佐伯家が、信用ならないのは間違いないのですが、それを知る人間が他にもいるというのが気になりますね

しかし、その手紙を旦那本人に見せてしまうあたり、ヒロインはお人好しだなぁ…

表紙の血だらけのオールマイトが示すように、連載開始時点で満身創痍のヒーローだったオールマイト。その彼が出久に託したOFA、その残り火をこの巻での宿敵との戦闘で全て使い果たします。それ故にこの巻は『マッスルフォームで戦うオールマイト』の最後の戦いの場と言えます。そして、その身体がボロボロになるほど平和のために粉骨砕身したオールマイトですが『一人で平和の象徴へとなろうとしてなってしまった事による弊害』が彼の戦闘不能と共にここからジワジワと社会全体を覆っていきます。
そんな中でヒーローになろうとする出久始めとするA組達の姿は眩しくもあり若さと希望を感じさせます。
歳相応の学生らしい姿も見れるので、シリアスの多いこの巻での数少ない癒しと言えるかもしれません。

主人公は、味方の中でも中心選手らしきシアンのプレーを見て、そのクセがわかってきたようです

元々がむしゃらにやっていた主人公からは想像できないほど、頭脳プレイヤー寄りになってきましたね

逆に、シアンは「複数人に囲まれても個人技を通している」ように見えるので、技術がすごいかつての主人公みたいなイメージが出てきましたね

きな臭い宗教組織内での内部抗争があったようで、その結果として、三体問題に取り組んでいた男性の妻だった女性が殺されてしまいましたが、そこからいろいろと糸口が見つかりそうな気がしますね

彼らの組織が一枚岩でないのなら、それこそ付け入る隙がありそうな気がしますもんね

しかし、降臨派と救済派とはいったいなんだろうか…?

邪災が迫り、完全に怖気づいているものもいますが、主人公の弟子たちはやる気十分なようですね

いわゆる道士としての才能がない凡人たちも、主人公の考えでは十分に戦えるように鍛えられているようですが、果たしてそううまくいくかどうか…

ともあれ、凡人たちでも戦えるのであれば、主人公の宗派の戦力は最強クラスに間違いないので、期待したいですね

この世界には大豆があり、味噌としょうゆもあった模様。
それを知った主人公はこんなことを言っていました。
食の世界に異世界などない、と。
全てを説得できる効果がある凄い言葉だなって思いました。
現代社会の知識を持つ、主人公ならではの考えのような気もします。

主人公が地域の人々に料理を振舞っているシーンがあります。
ご飯、お味噌汁、豚の生姜焼き、サラダなどが食卓に並んでいました。
それらを食べ終えた後に美味しいと言っていたので、読み手の私の方も嬉しくなりました。

ラストに気になることが出ていました。
商品を買うお金がないことについて、驚いているようです。
人質生活ではないってことなのでしょうか?
続きが気になります。

娯楽がないと嘆いているシーンがあります。
異世界転生した結果がこれと、残念がっている感じでした。
勝ち組ではなく、自由が少ないなど負け組の様相を呈しています。
この点はわかると思いました。

日本食を食べているシーンもなかなかでした。
主人公は自力でから揚げ定食を作り、実食していました。
味はかなり美味しいとのこと。
日本人みたいなことをやっているなって思いました。

調味料は塩が限度だとか。
ないものは作ればなんとかなります。
頑張ってほしいです。

ボズラーが主人公を罵倒しているシーンが面白かったです。
陛下の見ている前で完全勝利をして、その正体を暴いてやる。といった内容でした。
相手はまだ1歳になっていません。普通に立って歩くことすらきついです。
そんな状況にもかかわらず、名誉のために戦うと言わんばかりの態度でした。
何となくシュールだったせいか、読みながら吹き出してしまいました。

移動するのを手伝ってあげるシーンは感心しました。
と同時に、根は優しい人なのかなって思いました。

主人公が本気を出したシーンも印象に残っています。
ボズラーが変な格好で吹き飛んでいます。下半身をガニ股にして、両腕を開きながら。
その状況がおかしかったので、つい笑ってしまいました。