2024年07月26日
春奈と言う存在は、それ自体がすべてを動かしていくような・・いっそ言葉を選ばずに言うなら、悪の根源のようにふるまう存在かと思っていたんですよね。
でも、改めて過去編に触れてみると、その印象がだいぶ変化する。
そもそもの顔だちすら違うからか、内面までも変化した印象があるんですよね。
それは彼女自身でさえも戸惑い続けたことの表れでもあるのかなというのが、また物語としてよくできていると感じます。
2024年07月26日
旦那さんの存在は、物語り上もっと重要な位置づけとして登場するものと思っていただけに、この展開はちょっと肩透かし?の感覚がありました。
でも、ですよ。
そこからの、一転して、「自分だった存在」の登場。
ここを読んだとき、シンプルに「うわー、うわー!マジか!」って、完全に語彙力なくしてしまいました笑
それくらい衝撃的だったんです。
この緩急の付け方、魅せ方がうますぎでしょ!
2024年07月26日
本当、魔性の魅力って言うのはこう言うのを言うんじゃないですかね。
人ごとに、もういっそ仕組まれてるんじゃないかって勘ぐってしまうほどに、吸い寄せられてしまう。ここの演出がすごく上手。
また、そんな肉体に魂を宿している主人公でさえも、明らかにこれまでと思考が変化している。
肉体に秘められたものとでも言うのかな、この不可思議さがより一層物語をおもしろくしています。
2024年07月26日
主人公の存在のみ、現世に顕在しているような状態かと思ったら、自分の体(だったもの)も歩き出している・・。この衝撃具合はまた一段と大きい。読む話数ごとに「これ以上はないんじゃないか」って思うのに、毎回それを超えてくるって言う、そのドラマ性の持たせ方が本当にすごい。発想力の勝利だなって思います。
先の読めない展開に、読み手まで翻弄されてしまいますね笑
2024年07月26日
1話目の時点でも、すでに物語りの起伏が大きく、ひとつひとつの展開に驚くばかりでしたが、この2話目に至ってもそう言ったものが鳴りを潜めることなく、それどころか、より一層展開に対して加速している印象がありましたね。
まんがとしてとても魅力的であり、またその後を読みたくなるある種の中毒性すら感じました。非常によくできていると言わざるを得ません。
2024年07月26日
サンプルを見て、絵がすごく上手なイメージを持ち、それだけを理由に購入に至った自分としては、おもしろさをあとに取っておくため、ストーリーにかんしてはあまり事前に情報を入れずに読み始めました。
だからこそ、です。
物語りの進行に伴う展開、また繰り広げられる設定のひとつひとつに対して「え、そうなるの!?」という衝撃を受けてばかり。
そのドラマチックな内容に、ただただ興奮しきりでした。
2024年07月26日
この作品って、第一印象と真逆に真実がある、とも特徴づけられるもののように感じるんですよね。
今回の主軸となっていた天満の振る舞いなんかもまさしくそれ。
読んでて正直「え、そうなるの!?」って思うんだけど、でも、それが自然と納得できてしまう説得力があるんですよね。
そういうのって、ストーリーの構成、また画面作りなど、本当によく造りこまれているゆえに可能とするものではないでしょうか。
2024年07月26日
この作品の特徴から言っても「友人として振る舞う存在であっても、何を心の奥に秘めているかわからないしな・・」なんて、勝手に危険人物のような扱いをするかのような決めつけをしていたんですが、でも、実は似た部分を持つからこそわかるものがあると言った振る舞いに、ちょっと見方が変わりました。
また、そんな彼女でさえも近づきがたいものを抱えた存在であると言う証明なのかな。
そういう、ひとつひとつ謎を解明しているようでいて、むしろ増やしていくやり方がまたうまいんですよね。余計に引き込まれてしまう笑
2024年07月26日
1話ごとに、息つく暇もないほどの展開を繰り広げる。
本当、ストーリー構成がお見事としか言いようがないですね。
また、それを具現化するための画面作りも本当によくできてる。
お話だけよくても、やっぱり演出も大事なので、そう言う部分もよく考えられているなと思います。
サスペンスものとしてだけでない魅力も多い作品なので、より多くの人に広く知ってほしいマンガだなと感じます。
2024年07月26日
読んでる間中、先の展開に対して予想がつかない。
また、予想したところで、真逆の方向にむかっていく。
でも、じゃあ、それが裏切りかと言うと・・むしろよりおもしろい展開が広がっていくからこそ、自然と納得できてしまうんですよね。
ここが非常によく造りこまれているゆえの証明だと思います。
ともあれ、まだまだ物語としては始まったばかり。
これからどんなものを見せてくれるのか、すごく楽しみです。