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遊撃士の修行の一環として、リベール王国を旅し、そこで様々な人々との出会い別れを通じ、成長していくエステルとヨシュア。
そんな王道的なRPGではありますが、ただそれだけには留まらず、後のシリーズで明かされていく国家規模を越えた陰謀の端緒が見られる作品でもあります。
「軌跡」シリーズの原点として、またガガーブシリーズから繋がるファルコムらしさが強く残る作品としても、是非多くの人にプレイして欲しい作品です。
正直、半額セール中に見かけただけで、特に調べもせずに買ってしまった作品だったのですが、ボリュームもあって絵も多く、シナリオにも引き込まれるという素晴らしい出来でした。
どうやら続編も出ているようなので、そちらも検討したいです。
レビュアーが選んだジャンル
2020年11月03日
2020年10月26日
2019年08月08日
「キラ☆キラ」と「DEARDROPS」の2作のファンディスクを「DEARDROPS」のシナリオライターが担当するとのことで、うまくいくのかなという不安もあったのですが、「キラ☆キラ」のキャラクター性を損なうこともなく、うまく昇華させていた作品だな、という印象です。
最後は気持ちよく終われますし、2作のいずれかのファンであれば、是非プレイして欲しいです。
2019年08月03日
2019年01月05日
2018年05月07日
この物語はあらすじを見るとデスゲームのように見えますが、
同じ日に様々な未練を残しながら死んでしまった12人の参加者達の人間ドラマという面が強いです。
12人それぞれが目的を持って選定に参加し、時には残忍な行動に出ることもありますが、単純な善人・悪人は一人も存在しません。
選定が進むにつれ参加者の心情は様々に変化し、人間の多面性が見られるのが興味深い作品でした。
描き方はややあっさりとしているかな、と感じる面もありましたが、その分ダレることはなく、最後まで一気に読めました。
フルボイスのうえ多くのCG、2つのボーカル曲、と演出面のレベルも高く、値段分の価値は十分あります。
ノベルゲーム好きならプレイして損はないでしょう。
漸篇からも明らかでしたが、今回は今までで一番の陰惨な事件に立ち向かうことになります。
過去作では理穂子の天真爛漫さが目立っていましたが、本作ではそれだけにはとどまらず、事件に巻き込まれる恐怖や、真実に立ち向かう覚悟が描かれ、理穂子の成長がかなり感じられました。
本作をプレイすると、このシリーズは各事件が独立しているのではなく、全体を通して一つの物語を構成しているのだということがよく分かります。
このシリーズに興味があるなら、途中からではなく、最初の「石榴の時計」から始めるべきでしょう。
今後の展開にも目が離せないシリーズです。
2017年06月30日