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文花帖・ダンアマに続く東方のミニゲーム的小数点作品です。
弾幕を写真に収めるのが必須と、ショットを撃つ・特殊能力を駆使するという点で前者2つの中間といった感じですね。
やりこみ度に関してはダンアマよりも易しいと感じましたが、ステージ数自体は多くなっています。
面白いのがストーリー面での描写で、同サークルのもう一つの作品軸である秘封倶楽部と繋がりがあることと、
外の世界の人間である菫子が、夢を介して幻想郷に触れたらどうなるかということが端的に匂わされています。
上海アリス幻樂団の作品の考察が好きなら人なら迷わずオススメでしょう。
個人的に、菫子から見てどのキャラに好意的な感情(?)を持っているのかがポイントです。
東方文花帖・DSと同系統のとにかく高速でトライ&エラーを繰り返して正解を掴む系の東方ミニゲーム作品です。
東方の中でも珍しく、一つの異変の後日談がゲームとして作られています。
一応登場キャラクターは多いですが、セリフがあるのは輝針城メンバーだけです。
東方はストーリーも魅力なので、他のキャラにも是非しゃべってほしかったですが・・・ちょっと贅沢ですかね。
とにかく高速でリトライしてスペルカードを攻略するのが好き、という方にはオススメできる内容だと思います。
新曲も入っていて、ループすることが前提なので、ノリがいい和風トランス風味が聴いていて飽きません。
東方本編としての敵キャラも描き起こされていて、はたてちゃんやてんこも登場するのがファンとして嬉しいですね。
09/09/2021
ストーカーをテーマにした恋愛(?)アドベンチャーということで、なんとなくひぐ○しやドキドキ○芸部のような
ホラーテイストがあるのかな、と身構えていましたが、始まってみると終始ギャグ調の話で物語が進み、
最近のアニメでよくある迷惑系ヒロインに近いと感じました。
とにかく湿っぽさはなく、主人公とヒロインの高速の会話キャッチボールが楽しいです。
不法侵入とかあえてモラルをぶち壊す流れを、理屈で持ち上げる作風に一種の様式美を感じました。
しかし、終盤と特典エピソードでは視点が彼女に移り替わりその真意に後ろ髪が引かれるという、
なんとも言えない情緒がある幕引きで作品タイトルを回収して、実に上手いなぁと。
07/09/2021
明るい雰囲気の町並みが描かれた、文学系作品に出てきそうな感じのフリー背景素材集です。
サンプルの説明文ではゲームの背景にも・・・とありますが、個人的に場面ごとの感情移入というよりも
オシャレな洋絵画的なイメージそのものを鑑賞すると見受けたので、カレンダーとかエッセーに使えそうな気がします。
身近な日本的な住宅地よりももっとゆったりとした雰囲気で、軽井沢っぽいリゾート地を連想しました。
07/09/2021
デジタルノベルやアドベンチャーゲームなんかに使えそうな、火山をイメージした背景素材です。
噴火する前とマグマが噴火してるところの差分があるので、ゲームのような動的な演出が必要になる作品に
うってつけかと思います。
写真ではなくイラストでの火山なので、使うとしたらやっぱりファンタジーかフィクション系になるでしょうか。
あとはアイディア次第でギャグシーンを盛るのにも使えそうですね。
06/09/2021
故郷の村で雑用(笑)ばかりしている主人公ご一行、今回は旅立つ?→旅立ってねぇ~という天丼感が最早様式美。
そんな時主人公たちの前にいかにもな出で立ちの、ライバルを名乗る少年が現れるが、その服装や口調から
清清しいほどの暗黒中二病に、やっぱり安定の脱力感。さりげない本名についての伏線?もあり、
少しずつ話が動いていく感じでしょうか。
美しいシスターさんも登場して絵面も華やかになりますが、相変わらず所々に世知辛いセリフでの笑いもあり、
ゆるく楽しめそうなシリーズです。
06/09/2021
前回に引き続きほのぼのファンタジー漫画で、まだ主人公ご一行はお使いばかりで冒険に出る気配はなし(笑)
それにしても、改めて今読んでて気付いたのですが、この漫画って普通の少年漫画とちょっと違うなぁって所が
誰か一人を主人公(ヒーロー)にするのではなくて、みんな揃ったところで話が進んでいくのがユニークというか、
群像劇ともまた違って、こういう技法もあるんだなと参考になりました。
ファンキーはまぁ・・・、ご愁傷様ということで。
06/09/2021
明るい作風の漫画を手がけているサークルさんで、今回はオリジナルのファンタジー漫画になります。
キャラデザがきちんとしているので、割と真面目な雰囲気かなと思いましたが、そこはこのサークルさんなので
最初からボケ倒すような楽しい感じで進んでいきます。特に難しい設定とかはないので、誰でも楽しめるかと。
少年漫画だと主人公に当たる、この格闘家が割りとツッコミポジションなのが新鮮です。
全体的に柔らかいタッチでほのぼのしてて、大作鑑賞に疲れた時なんかに(合間に)癒されます。
05/09/2021
東方旧作である東方幻想郷からくるみ・夢幻姉妹・幽香が登場するほのぼのギャグ漫画です。
東方旧作の二次創作自体が少ないので、こういう風にきちんとした作品はレア&ありがたいですね。
自分も旧作はイベントで少し触れたくらいですが、基本的にキャラクターがSっ気な所がちゃんと再現されていて
ニヤリとできます。
元がPC-98のドット絵とはいえ、この漫画では密度の高い綺麗な線でキャラが描画されてまさに二次創作の良さ。
非常にテンポ良くくるみがお着替えさせられて、最後に現れた幽香もおまえもか~いってオチで笑えましたw
05/09/2021