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まず、本来は高尚で社会問題にも鋭く切り込む奥深さを持つ作品なのに、低俗な感想になってしまう事をお詫びいたします。
また、収録された短編の本筋にはかすりもせずに脇道に逸れる点も謝罪いたします。
しかし、個人的な性癖の都合上、無視しがたい大事件だったため本書の感想に代えさせていただきます。
「え?!委員長の身長こんなに高かったっけ?!!」
本作の主人公である人馬形態の少女は倒れたら助け起こせないと友人に言われるほどの体躯で、そのモデル然とした長身美人に反しておっとりとした物腰のギャップが魅力です。
当然ながら他の少女らとは明確な身長差が描かれ、人馬の形態特性と彼女個人の素質を如実に表しています。
ところが、この巻では委員長の身長に驚かされました。
作品の性質から言って突如として伸びたのではなく、中学編の頃から徐々に伸びていたものの、地球の裏側に話が飛んだりしている間に明確な比較対象を欠き、久々に並び立って180cmもの高身長をまざまざと見せつけられた形です。
主人公の人馬少女ともわずかな差しかありません。
これがどんな意味を持つかと言えば普段から絶対的なカリスマや行政処理能力を持つ、ある意味で女王様らしい態度と親和性が高く、高みから物を言うポーズが素晴らしく似合っていました。
さらに、ボーイッシュな武道少女も理論武装のインテリ少女も頭一つ分下から見上げる構図は見逃せない萌えポイントでした。
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※通常版と重複している部分については省きます。
[作品内容]の【収録内容】にも書いてあるように、この豪華版で追加されるのは「おまけトーク2」と「楽曲の各バージョン」です。
曲の良し悪しを云々できるほど学が無いので情熱の伝わる良い曲だったとだけにとどめます。
すみません、「Final Mix ハイレゾ版」と「Master版」の違いにもハッとする差異が感じ取れてプロの仕事を実感したものの、具体的に文章で書き表せる自信はありません。
ここで声を大にして言いたいのは「おまけトーク2」です。
作中の台詞をご両名が再度演じてくれているのですが、かみまみた。
わざとじゃなく、丹下さんがNGして慌てた瞬間の照れ笑いは国宝級の可愛さでした。
キャンペーンクーポンを考慮しないと通常版よりも3,000円以上も高価であっても、この丹下さんが聴けただけでも充分にその金額分の価値はあったと個人的には大納得です。
あ、もちろん、もう一人の主演女優様の格好良くクールなお嬢様の再演も必聴で、普段のエッチなお姉さんから瞬時の切り替えも感服でした。
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先に謝っておきますが、無料版/通常版/豪華版3つとも買って3つとも聴いた後で書き始めてしまったので、「無料版の感想」だけを上手く切り分けできず「通常版の感想」や「豪華版の感想」が混入しているかもしれません。
本作は主演女優のお一人がシナリオを兼ねており、音声作品の脚本家として必ずしも経験豊富なイメージはありませんでした。
それなのに、音声作品の長短をしっかりと理解した台詞選びに驚かされました。
ご多分に漏れず本作も絵はジャケットを兼ねたイラストとヒロイン両名の立ち絵くらいしかありません。
少女達の立ち居振る舞いはもちろん、舞台となる学舎や部室の造形も聴く側の想像に委ねられています。
これは大半の音声作品が直面する難関で、音だけで場面転換やアクションを自然に表すのは難しく、あからさまな説明台詞に興ざめしてしまう危険と隣り合わせです。
そこへ行くと本作は会話の中で身長差をいじり合い、愛をこめて可愛らしい容姿の特徴を語るので視覚的に明瞭で、激しい動きの成り行きも流石の効果音によって手に取るようにわかりました。
そして、半ば強制的な接近によって、相手が吐いた息をそのまま吸い込めそうなくらいの距離感を心で理解してしまうほどバイノーラルの長所を有効活用していました。
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まず「おめでとうございます」と祝福の言葉を贈りたいと思います。
あの丹下さんとイチャイチャし、あの丹下さんに手痛く罵倒され、あの丹下さんの吐息を間近に感じる権利を勝ち取った作者兼主演女優様に対してです。
う、羨ましくなんかないんだからね。
いやでもマジ職権乱用だよ。
ズルよ。なんだよ丹下さんとお互いの息がかかるくらいの距離で見つめ合って、いけないお触りまでしちゃうだけでもヤベェのに、将来まで見据えるなんて昇天するわ。
いえ、すみません。
むしろ「ありがとうございます」と感謝を大にして叫びたい心境です。
本作はその百合百合した空気感とギクシャクしてしまった緊張感を砂かぶり席で堪能する事ができるまたと無い機会です。
丹下さんばかり言ってしまいましたが、ガチで百合好きな作者様の名演も素晴らしく、特におてんばモードからお嬢様モードへのトランスフォームが秀逸で、二人だけの時の親密さが強調されつつ、高飛車令嬢の裏の顔を垣間見れた感覚も優越感でした。
とにかく思春期の悩み多き少女らの百合愛の間に入っても邪魔な乱入男にならないこの方式は量産して欲しいくらいの完璧な充実感でした。
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電子書籍に限らず単行本よりも連載が先行するのは当然で、これを書いている現時点ではコミックボーダーのサイトではエピソード16まで読むことができます。
この1巻ではエピソード7までを収録し、世界観の説明が概ね完了しつつも、まだ謎多き主人公・ヒロイン?・敵組織?に興味を惹かれる良い区切りです。
ようするに、全人類規模で肉体変異が起きてしまった時代において、たった一人だけ旧人類の姿を持つ少女と主人公(表紙)が巡り合って話が加速度を増していくSFアクションです。
主人公は元大学教授の肩書を持ち色力を研究する知性派でありながら、その技術を応用して怪力や特性銃を操って戦う肉体派でもある、いささかズルいくらいハードボイルドにかっこいい存在です。
ただ、武骨すぎて愛想が悪いのが難点で、そこを頼れる相棒と言うのか悪友と言うのか、ともかく協力者の太っちょが補い同時に主人公には無い情報面のサポートもしています。
そして、ヒロインの少女が可愛いです。
端正な画力で描かれたキャラデザが可愛いってだけではなく、ハッキリ言って得体の知れない主人公に物おじせずになつき、住み込みメイドみたいな立ち位置に収まってしまう健気さは男心を鷲掴みです。
しかも、この娘にはもう一つ青少年が大好きな要素が隠されているのですが、それは読んでのお楽しみです。
それを知った後で読み返すと、巧妙な描き方で真実をぼかしていた事に気づかされ、一本取られた気分になりました。
えらくもったい付けてしまったものの、すみません1巻だと未収録ですそれ。
エピソード13での衝撃のラストなので2巻発売を待つか、サイト連載に見に行ってください。
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同人誌を商業扱いで再販した作品であり元になった作品(RJ215812)は同人フロアにて販売中です。
ぶっちゃけ内容的には同じなのでどっちを買ってもいいのですが、本作には簡単明瞭な利点があります。
これを書いている時点で同人版は半額セール中で一気にまとめ買いも視野に入るお得感です。
しかし、その半額よりも本作の方が安く、3分の1でしかない爆安です。
それはそれとして、年下しかも教え子の女の子に甘える背徳感は良いものです。
当の女の子は自分で誘っておきながら、本当に甘えられるとビックリしてフリーズしそうになる要領の悪さはリアリティがあって年相応の可愛さも感じられました。
それでいて、一旦気を取り直せば妖艶なお姉さんのように抱擁し、豊満なおっぱいや太腿で癒してくれる弾力の暴力が炸裂しています。
と言うか、制服姿の美少女が挑発的に股を開いてパンチラを見せてくれるだけでも眼福すぎて拝みたい衝動に駆られる作品でした。
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本作は美人OLが持ち前の営業センスで仕事を獲得する物語であって、極めて現実のビジネスシーンに沿い、ファンタジーともSFとも縁遠い作風です。
いえ、でした。
この4巻では急転直下のバトル展開に驚かされます。
もっとも、血なまぐさい激戦と言うよりはいつもの営業相手が暴れん坊なロボットに変わっただけで、主人公は変わらず類稀な交渉術で解決します。
しかし、ビキニアーマー的な見事な変身を見せてくれたのは眼福以外の何物でもありません。
他にもこの巻では怪しげな機械からガッチャっと媚薬を取り出す博士に危ない所までイかれてしまったり、原動機付ネコ車の疾走感にタイトスカートの良さを再認識したり、何かとメカの出番が多い印象でした。
もっとも、個人的に一番刺激的だったのはメカ関係ない話でした。
やっぱり猫って可愛いですね。
見開きでドーンと背中の滑らかなラインを見せてくれる猫のエロさ、もとい愛らしさは抜群でした。
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1巻(BJ126349)を既読ならご存知の通り、この商業版では同人版(SRI0000011106)から大別して2つの変更点が有ります。
まず作画は言わずもがななので割愛します。
もう一つの変更点は主人公の違いで、同人版では男子生徒だったのが女子生徒になっています。
これによって、貞操逆転した世界を"女同士の目線で冷ややかに体感する"コメディタッチにシフトしています。
もっとも、その新機軸によって原作者様の持つ、妙に説得力のある創造性に磨きがかかったとも言えて、サンプルにも掲示されている"女が貪欲にエロを求める"世界をリアリティたっぷりに考察していて大いに納得させられました。
しかし、この2巻ではそれ所ではない大事件が勃発し始めています。
[作品内容]にも「そんな世界にもう一人、新たな転移者がやってきて……」と書かれているのがそれです。
ヒーローは遅れてやってくるの格言が脳裏によぎり、高揚感が胸を熱くしました。
ついに我らが「真主人公」の登場です。
これは全くの分岐したパラレルストーリーだと思っていた同人版と商業版が実は同一世界線だったのを意味し、1巻から本巻の前半にかけては「彼」が転移する以前のいわゆる前日譚だったとも受け取れる合流でした。
そして、自分の中で興奮はいつしか緊張感と言うかドキドキ感に変わっていました。
え?その先どうなるか同人版で知ってるけどいいの?
全年齢商業版でそれやっちゃっていいの?
川島さん超ヤる気だけどいいの?
すげぇ続きが気になる!!
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本書は見開きとして右側に各作家様の紹介および4つの問いの回答、左側にその方が描かれた女の子のイラストでワンセットの形となっています。
右側の文章は決して蛇足ではありません。
各々の作家様のタイツ哲学は読んでいて面白く、ちょいちょい登場する鬼監修よむ先生のエピソードも笑わせてくれます。
また、何よりも「どこを見るべきか」を指し示してくれる効果が大きいと言えます。
サンプルだけでも伝わってくるように、本書で選抜された方々はいずれ劣らぬ猛者ぞろいで美少女とそのタイツに目が釘付けになること間違いなしです。
しかし、それは往々にして絵の全体像を眺めてしまったり、個々人の性癖に視線を支配されてしまったり、本質を見落とす可能性が無いとも言えません。
そこで「タイツを描く場合に、気をつけている事」が指針として良い味を再発見させてくれるのです。
個人的にはなまにくATK先生のおっしゃっている事が言い得て妙の真理に思えました。
あ、でも、申し訳ない。
絵としては黒スト越しに透けたパンツが大好物なので、まゆり会長先生の方に軍配が、いや優劣つけがたいです。
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「処女ビッチ」と言う概念は一般的に説明が必要なのかわかりませんが、この際は長くなるので省略します。
本作の根幹は「処女ビッチ」の百花繚乱にあると思います。
学園はサキュバスだらけ、言い換えれば美少女だらけの中に主人公が唯一の男として放り込まれます。
高純度なハーレムです。
そこで彼女らはサンプルにも明白に表れているように、主人公にあの手この手の色仕掛けを放ってきます。
まさにサキュバスの名に恥じない淫乱で奔放な色気ムンムンです。
しかし、女しか居ない半ば隔離された生活は裏を返すと、実体験として男を知らない初心者集団でもあります。
自発的にパンチラしたり、おっぱいの柔らかさを押し付けたり、乳首責めでよがらせたり、ドエロい幻覚を見せたり、数々の過激な誘惑をする反面、守勢に回った彼女らは圧倒的な経験不足が露呈し、可愛い面が燦然と輝いています。
勝気に挑発していた女王様の風格から一転して、泣きそうなくらいに赤面して動揺するサキュバスの顔は最上級のギャップ萌えです。
個人的には委員長のパンスト姿が素晴らしく眼福でした。
黒スト越しの下着のコントラストを拝めただけでも僥倖なのに、それが顔面を圧迫する重量感まで感じられて最高なのに、反転攻勢に弱みを見せた表情の変化は絶品でした。
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