Liste des critiques de Saul Goodman

修羅に倒されたポンがまだ存命しているとケロスから聞いたオレント。
しかしケロスの言葉を信じていいのかどうか、団長に委ねたところ、
団長はポンを諦めると非情の決断を下す。
たとえポンが大切な仲間であろうとも、修羅を倒すという大きな目的を達成するには、
他の仲間たちを危険な目に遭わす訳にはいかないということか。
この決断に団員の全てが納得するのかどうか疑問ですが。

一年生の野々宮たまきが放課後に千秋を呼び出して可南と別れて欲しいと言います。
たまきは可南に純粋に弓道に打ち込んで欲しいと言い、そのためには千秋の存在が邪魔と言い繕いますが、
可南に恋していることは明白で、たまきはそこを千秋に突かれてしまいました。

相変わらず可南はモテモテですね。本人がモテているという自覚がないところが嫌味が無くていいです。
可南と千秋のシーンを見ていると、どっちが年上なのかわからなくなるところが面白い。

泥棒と九鬼の存在によりアイザワと娘の逃走が失敗に終わりそうになるのだが、
サキとタツロウが機転を利かせて船を出港させることに成功。
アイザワと娘はようやくマリコの呪縛から解き放たれて良かった。
しかしマリコの逆鱗に触れてしまったサキは、下民降格という憂き目に遭ってしまう。

何故幸雄と時間通りに連れてこなかったとか、身体を張って泥棒を止めなかったのとか、
マリコの理不尽さここに極まれりという感じですね。

マリコの逆鱗に触れてしまったサキが下民に降格。
ボス的な存在の九鬼にイジメられてしまいます。
九鬼もマリコに恩を売って下民脱出を試みたが失敗に終わり、
そのストレスをサキにぶつけているみたい。
サキがここからどんな反撃に転じるのか見ものですが、
気の弱そうなメガネ下民が物語に関わって来そうな気配です。
そして幸雄のクラスにサキに変わり、新たな教師が赴任してきた。
おそらくマリコの息のかかった人物だと思われます。

恋人同士の可南と千秋ですが、学校では二人の交際はごく一部の人間しか知りません。
そしてその数少ない人間の一人、可南の後輩のたまきが千秋を放課後に呼び出します。

たまきは千秋に一体何を言うつもりなのでしょうか。
ストレートに可南と別れて欲しいと言うのか、気になります。
千秋が可南から勇気をもらうために名前呼びしてもいい?と聞くシーンが可愛かった。

オレントとケロスの戦いの場に現れたポートガの団長。
なにやら重力を操るような力でケロスの動きを封じ、圧倒的な力で退けます。
団長によると今この場でケロスを倒すことは可能だが、そこまでの時間はないため、遥か彼方に吹き飛ばすという方法を取った。
ケロスを生かしておくことが後々厄介なことにならなければ良いのですが。
カイトたちもベイズのアジトを離れ、本格的に修羅との戦いに備えます。

刑事部長の壇が全国に指名手配され日本中が騒然とする中、
フリーライターの志堂はネット上にある事を書き込んで事態を悪化させようとする。

志堂のやっていることは明らかに歪んだ正義感ですね。
佐保はともかく、その妻や娘には何の罪もないですから。
案の定、正義の名を振りかざしてストレスを発散したいだけの輩たちに佐保は襲われてしまいました。
真野もこんな事態は望んでいないと思います。

今回はいろいろと驚きました。光は予め美穂の音声データをパソコンに仕込んでおき、
赤地にそれを聴かせて何とか窮地を脱出することに成功。
そして見事に赤地の本質を言い当てました。
結局赤地は婚約者の美穂を失って歪んでしまった訳ではなく、
元々殺人衝動を持っている人間だった。
善という名前を持っているにもかかわらず、正反対の性格ですね。
赤地を精神的に追い詰めて有利になった光ですが、
まだ安心はできません。

京都で朝ご飯を専門に提供するお店の店員、朝野ひかりと妹のゆかりがヒロイン。
京都の食材をメインにしてひと工夫凝らした朝ご飯がいろいろ紹介されて楽しい作品です。
例えば、生麩をおかゆの中に入れたり、油で揚げてクルトンの代わりにしてコーンスープの中に入れたりと、
読んでいて一度やって見たいなと思える手軽さが特長で楽しい。
ほんわかした雰囲気のひかりと、クールなゆかりという個性の違いも魅力的です。

学校では周りの目もあってあまり交流できない可南と千秋が、
休日を利用して初デート。当日を楽しみにしていた二人ですが、
趣味や嗜好が全く異なっており、微妙な空気になってしまいました。

確かに二人は見た目も雰囲気も全く違いますが、逆に考えるとお互いを理解することにより、
新たな発見があるのではないかと思った。
映画館でのワンシーンは相変わらず甘くてもっと二人が心を通わせる展開になればいいなと思った。