エリザベ子さんのレビュー一覧

滞在先の民宿で相部屋のミエにも構わず翔太とバックで交わる愛。ミエの方も動じることなく今更裸を恥ずかしがる翔太をからかいつつ、心の中では自分とは手コキまでいったのに愛に見変えた彼を小馬鹿にしてダメ出しし、翔太に負けない立派なモノをもつ純朴な大介に鞍替え宣言。その大介は恩師で島の名家に嫁いだ若宮明美先生との再会を果たし、自分を兄のように慕っていた先生の娘・紗月の家庭教師を引き受けることに。大介は約束された高額の報酬を先生の自分への善意と「東大生ブランド」のなせる業と理解している様子ですが、先生の方では大介個人が気になって仕方ないらしく、彼女のモノローグで大介が島一番のプレイボーイ・銑遊馬の息子であることが判明。島に滞在して一ヶ月が経過した頃、大介の身体は翔太の姉・晴子のつくってくれる食事と筋トレのおかげで見違えるように逞しくなり、おどおどしていた物腰も一変。たまに会うようになったミエに対しても当初抱いていた苦手意識をかなり克服した様子で、処女手コキ職人である彼女の手コキに耐えるばかりか、自制心を発揮して射精させようとする彼女に背を向ける成熟ぶり。プレイボーイの血を引くポテンシャルの高い肉体と、環境が培った慎重な性格とのせめぎあいの描写は読み応え十分です。

核戦争により人心が荒廃し、科学技術が失われた世界で超人的な暗殺拳・北斗神拳の伝承者であるケンシロウが、人の道を踏み外した外道どもの秘孔を突いて内部から爆裂させる話。冒頭から残酷なシーンが続きますが、ケンシロウにやられるのは例外なく罪のない民間人をなぶり殺すのを楽しんでいた人でなしばかりなので、勧善懲悪の爽快さに読者のテンションは爆上がり必至です。第1巻のハイライトは、極悪非道の反社集団・KINGの幹部であるハートとの対決。外部からの衝撃を吸収してしまうハートの分厚い贅肉の壁を、ケンシロウは目にもとまらぬ連続蹴りによって取りのけていき、「北斗柔破斬」の秘孔を突くことに成功。イキって能書きを垂れていたわりに、有名な断末魔の叫びとともにあっけなく死んでいくハートが不憫です。

ミエとくっつくものとばかり思っていた翔太が実際に抱いたのは、大介がひそかに想いを寄せていた愛。翌朝、同衾しているところをミエに見られてちょっとバツが悪そうな翔太と、ミエに背中を向けたまま一言も発しない愛。眠っているのかと思いきや、もう自分のモノとばかりにこれ見よがしに翔太のモノを握る愛が腹黒くてエロいです。後日、ミエの口から愛がずっと翔太のことを好きだったことを聞かされた大介は、愛の思わせぶりな言動がすべて自分を噛ませ犬に仕立てて翔太を焦らせるための作戦だったことを悟って意気消沈。事情を聞けば当然の成り行きにもかかわらず、能天気な翔太に苛立つ大介にはオスとしての猛々しさが芽生えつつあるようにも思われます。しかし、今はまだ二人きりになった翔太と愛のセックスを想像して悶々とし、島から離れて勉強にかまけていたせいで逞しく成長する機会を逃したことをうじうじと後悔する童貞男子に過ぎません。大介は母の勧めに従って昔の恩師である若宮先生の元に向かい、ミエはやりたくて仕方ない翔太と愛のそばに図太く居座って二人のセックスを観覧。お株を奪われたままではおかないとばかりにミエの心に小悪魔的な衝動が萌したところで次話へと続きます。

ミエに露出したモノを引かれて昨日遊んだビーチに足を運んだ大介。ビーチでは二人して全裸になり、レジャーシートの上にうつぶせで横たわるミエの裸身を、特に臀部を横目に見た彼は童貞を捨てる千載一遇の機会に欲望を膨らませたものの、心をよぎるのは愛のこと。ミエと関係をもてば当然交際することになるだろうし、そうなれば愛を諦めなければならなくなる。そんな純朴だが姑息でもある打算を働かせた大介は、結局ミエには指一本触れることなく夜を待ち、彼女と愛が滞在する民宿で仕事を終えた翔太と写真撮影から帰ってきた愛と合流。四人で酒を飲むうちに、軽い女と見えたミエが実は処女であることが判明。男に身体を許さないまま9人の男のモノを握ってきたというミエが、タンクトップにパンツモロ出しというはしたない格好で翔太の巨大なモノを手を這わせる姿がコケティッシュでエロいです。愛は二人のあけっぴろげな振る舞いに物怖じしたように寝室へと下がり、大介も翔太に促されてその後を追うことに。翔太がミエとよろしくやるであろうことに悶々とする大介の目に思いがけない光景が飛び込んできたところで次話へと続きます。

翔太の姉・晴子が経営するゲストハウスに身を寄せることになった大介。晴子は島ではやんちゃだった大介が東京に行ってからは勉強に明け暮れて肉体的に伸び悩んでいることに胸を痛めていて、ちゃんとした朝食を用意してくれます。大介がシャワーを浴びながら思い出すのは、昨日のビーチで裸になって水浴びした際に水中で見たミエの裸身。海から上がるときに愛に勃起したままのモノを見られたこと。それを思い出してまた勃起したモノを握ったところで、晴子が風呂場のドアを開けて鉢合わせ。弟を見慣れていることから、悠然と大介のオナニー未遂を受け流す晴子の寛容さが心と股間に染みわたります。やがて翔太からのメールでミエの相手をするよう頼まれた大介は、ミエと会って食事をした後で辺りを散策。股間のモノのサイズから性遍歴の話になり、大介が童貞であることを告げたところでまた勃起。思わず前屈みになって歩く大介に、ミエは堂々と歩くよう勧めたばかりかモノを露出させることを提案。かくして、昼間の道で勃起した大介のモノをミエが手でもって引っ張って歩くという奇観が出現することに。童貞青年が少しずつ羞恥心のハードルを下げていく描写にそそられます。

現代日本とは別の時間軸にある並行世界の日本。主人公大介の故郷は「国際化特別自治区」に指定されて性の国際化も進み、ヌードビーチや過激な風俗も合法化されて本土とは別天地の趣を呈しています。受験勉強のかいあって東京の名門大学に合格し、夏休みを利用して生まれ育った島に降りたった大介。そこで再会したのは、かつてのひ弱そうな少年から逞しい島の男へと変貌を遂げた友達の翔太。いまだ童貞の大介とは違い、既に女を知ってやりまくっている様子ですが歳の離れた姉には頭が上がりません。第2話は大介が翔太に学生時代の女友達であるミエと愛を紹介されるシーンから始まります。食事の後、四人で連れ立ってビーチへと歩く途中、翔太は自信たっぷりで服を脱ぎだし裸体を披露。ビーチで愛が写真をとるために辺りを散策する間、翔太は裸で水浴びし、日陰で休んでいた大介とミエの元に戻ってきます。ミエはすぐそばで股間を勃起させたまま横たわる翔太に物怖じする様子もなく、自分から股間をさわさわ。翔太に煽られて自分から服を脱ぐミエがはしたなくも美しいです。そのミエに促されて翔太も脱がざるをえなくなる羽目に。サイズを比べようという話になり、ミエが二人のモノを両手でむぎゅっと握ります。あえかな唇と形のいい双乳が目に入った大介は、たまらずガマン汁を大量放出。露骨な行為の描写はありませんが、それだけにフェティッシュな興奮をかきたてられます。

再生数稼ぎに目が眩んだ母親にいかがわしい動画配信を強いられた小学四年生・結衣の受難を描いた作品。前話までで動画の存在がクラスメートにバレていじめられ、学芸会ではヒロインのシンデレラから村人その一に降格させられた結衣。第4話は動画に映りこんだ学芸会のポスターから彼女の身元を特定したストーカーに粘着されるシーンから始まります。反抗した際に母親に殴られて生え替わったばかりの永久歯を折られ、人気のない公園で身も心も荒みきった状態で適当に受け答えするうちに、ストーカーが母親もすっぽかした学芸会を見に来ていたことが判明。そのことに恐怖よりも一瞬感謝に近い感情を抱いた結衣は、その情緒の綻びに乗じたストーカーに山の形を模した遊具の中に連れこまれ、大人の男たちが自分の動画に目の色を変えていた理由を身をもって知ることに。事後、暗がりの中で光る結衣の瞳が痛々しいです。終盤には母親から受けた暴力の痛手もいまだ癒えない結衣が笑顔で動画チャンネルを更新。初めて彼女が自主的に行う配信の内容が衝撃的です。

『親子カンケイ』は、四十近くまで独身で自分を女運のない童貞と思いこんでいる和史が、昔ちょっとの間だけ付き合っていた年上の元カノ・沙苗に二十年越しで性的な意味で親子丼をご馳走になる話。婚活に失敗し、一人寂しく帰宅した和史にいきなり「パパ!」と叫んで抱きついてきた珠希。沙苗の娘で、父親は和史かもしれないとのこと。身に覚えのないことですが、もしかしたらという考えも脳裏をかすめて混乱する和史に、珠希はあっさり身体を許す決断をしおっぱいをポロリ。和史がついその気になって唇を寄せたところで沙苗が登場。和史と珠希の親子関係を否定する冷静な沙苗とは対照的に、和史に入れこむ珠希はヒートアップ。母の恋心に火を点けようと、背後から沙苗の上着をたくしあげて爆乳を露出させて3Pへと突入。美しい母娘が競うように一人の男に奉仕するというシチュエーションに興奮しました。他にはピアノ教師の人妻が大家の息子に身体を張って性のレッスンを施す『発情妻とオナニート』、社員寮の管理人になった青年がうら若い入居者の女性二人の性的欲求を満たすべく奮闘する『気持ちいい社員寮』など、背徳感と明るさを両立させた実用度の高い作品が多数収録されています。

第2話では一人娘である梨沙と健全な交際をしてもらいたい一心で娘の彼氏・直哉の性欲処理を申し出たシングルマザーの美奈子が、娘から直哉を寝取ることに良心の呵責をおぼえつつもその巨根の魅力に溺れていきます。メールで梨沙に身体の調子が悪いと嘘をついて先に登校させ、美奈子だけになった家を訪れる直哉。美奈子は彼のペニスをフェラチオし、射精を口で受け止めて茫然自失。放課後は仮病で梨沙の誘いを断った直哉の家を訪れ背信のキスを交わします。下着姿になり、シックスナインの体勢でペニスをしゃぶるうちに、直哉にアソコにちょっかいを出されてパンツはぐしょ濡れ。更にパンツをずらされクンニでイカされてしまいます。辛抱たまらなくなった直哉はついに股間の肉棒をアソコに侵入させて激しくピストン開始。口では拒みながらも、腰を両足で挟みながらアクメに達する美奈子が可愛らしくてエロいです。

保険外交員として働くシングルマザーの美奈子が、一人娘である梨沙の貞操を脅かす梨沙の彼氏・直哉の荒ぶる性欲に熟女の魅力で立ち向かう第1話。ある日、予定より仕事が早く終わって帰宅した美奈子が目にしたのは、直哉の巨根をしゃぶる梨沙の姿。翌日、直哉を呼び出して自制を促したものの、直哉はウブな顔に似合わず梨沙への欲望を抑える条件として美奈子に性欲処理を要求。フェラを目撃して以来、オナニーするほど直哉の巨根に惹かれていた美奈子はそれに応じ、立て続けに二回顔射してもなお収まらない絶倫ぶりに胸の鼓動は高まるばかり。直哉に強引に迫られ、上半身裸でパイズリする美奈子がエロいです。本番はありませんが、着々と下がっていく美熟女の貞操のハードルに次話以降の展開への期待が高まります。