女性の発達障害 困りごとにどう向き合うか

司馬理英子(監)

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作品情報

著者
司馬理英子
出版社
講談社
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レーベル
健康ライブラリー
シリーズ名
女性の発達障害 困りごとにどう向き合うか
ジャンル
社会/政治 医学
販売日
2024年05月17日
年齢指定
全年齢
作品形式
一般書籍
ファイル形式
コミックビューア(ブラウザ専用)
ページ数
100

作品内容

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

【生きづらさをやわらげ自分を元気にする】

発達障害は、男子のほうが症状は目立ちやすく、発達障害と診断される子も多いです。大人になると、男性は会社など社会的に適応していても、家庭において発達障害のために、種々の問題が起こることがよくみられます。

一方、女子の症状は目立ちにくく、診断を受けないまま大人になる人が多いです。その後も、女性は相対的に環境への適応能力が高いために、問題なく大人になっていくとみられる例も少なくありません。

しかし、女性は男性より家事労働の時間が長く、出産、子育てでも大きな役割を担います。そのために、発達障害の女性は、たとえその程度が軽くても、妻として、母としての役割が大きな負荷となり、生きづらさが顕著となり、生活するうえでの困り感が重くのしかかるのです。

また、夫婦ともに、あるいは子どもにも発達障害の傾向があると、家族間に問題が起こりやすいのです。誰かに相談することもできず、つらく苦しい状況のなかで悩んでいる女性も多いです。

本書では女性の発達障害について基礎から解説し、あなたの生きづらさの原因をひも解き、あなたと家族が過ごしやすくなるための日常のアドバイスをしています。

本書が、あなたの日々の暮らしを少しでも楽にするための一冊になることを願っています。(まえがきより)


【「女性なのに」という視線が苦痛に】
発達障害の特性によって苦痛や生きづらさを感じるその背景には、「女性なのに」というかたよった視線も影響しています。特性による言動やふるまいは、社会で求められている「女性らしい」役割やイメージとはかけ離れていることが多いのです。そのギャップが、特性のある女性たちを苦しめています。


【本書の内容構成】

1 発達障害ってどういうもの?
2 プライベートでの困りごと――こんなとき、どうする?
3 職場や学校での困りごと――こんなとき、どうする?
4 自分をいたわり、励ます方法を身につける

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