神々の闘争 折口信夫論

安藤礼二

{{$t('product.price.discount_rental')}}
あと{{ rentaled.limit }}{{ rentaled.period }}まで

{{$t('product.title_works.limit_sales')}} {{ product.discount_rate == 100 ? $t('product.title_works.only_now_free') : product.discount_rate + '%OFF' }}

{{ product.voice_pack.sum_price | number_format }}
{{ product.voice_pack.parent_official_price | number_format }} {{ product.voice_pack.parent_price | number_format }}
{{ product.voice_pack.child_official_price | number_format }} {{ product.voice_pack.child_price | number_format }}
{{ product.voice_pack.sum_point | number_format }}pt
{{ real_point | number_format }} pt ({{ $t('product.price.point_return', [real_point_rate]) }}) pt ({{ $t('product.price.noreduction') }})
価格
2,398
ポイント
65pt (3%還元)
会員登録でクーポンを複数プレゼント!
一番お得なクーポン利用価格
301円以上の購入で利用可能
一番お得なクーポン利用価格

クーポンは利用できません

{{ carted.name }}追加済み

購入特典

  • {{ gift.title }}

    {{ gift.distribute_end_str }}まで配布中

  • {{ coupon.coupon_name }}

    {{ coupon.end_date_str }}まで配布中

    有効期限:{{ coupon.user_limit_date }}

    有効期限:取得から{{ coupon.limit_days_day }}日後

  • {{ bonus.title }}

    {{ bonus.end_date_str }}まで配布中

作品情報

著者
安藤礼二
出版社
講談社
{{ is_favorite ? $t('follow.follow_button.is_favorite') : $t('follow.follow_button.into_favorite') }}
レーベル
講談社文芸文庫
シリーズ名
神々の闘争 折口信夫論
ジャンル
教養一般 一般 人文/社会科学
販売日
2024年08月07日
年齢指定
全年齢
作品形式
一般書籍
ファイル形式
ノベルビューア(ブラウザ専用)

作品内容

2002年群像新人文学賞評論部門優秀作となった「神々の闘争――折口信夫論」を軸に、書き継ぎ推敲を重ねた論考が2004年にまとめられ、文芸評論家・安藤礼二の最初の単行本『神々の闘争 折口信夫論』となった。
その後の2008年に雑誌掲載された「『死者の書』という場(トポス)」という短い評論に作家・大江健三郎が目を留め、高く評価する。その出会いが2009年安藤礼二の『光の曼陀羅 日本文学論』(2016年に文芸文庫版を刊行)による大江健三郎賞の受賞につながっていく――
折口信夫の文学と思想の源泉を探る問いかけは、やがて折口の生きた時代を共有した井筒俊彦、大川周明、北一輝、石原莞爾、西田幾多郎といった思想家たちの言葉を参照することにつながっていく。それは世界におけるアジア、アジアにおける日本を考えることにつながる。
第二次世界大戦以前の君主制日本、それは「天皇」の存在を抜きにして何かを考えることは不可能な時空間だが、そのような状況下での権力のあり様の本質を、昭和天皇の即位を契機に定義したのが折口信夫だった。
著者は論を進めるうち、やがて折口信夫の背後にある平田篤胤の神学の存在に至る。
折口信夫という孤高の文学者・思想家をその特殊性で理解するのではなく、つねに普遍性を備え同時代に生きて闘う存在ととらえる本書は単行本の刊行から20年を経て、新たに戦争状態が世界を覆っているかのように見える現在こそ読まれるべきなのかもしれない。

知られざる折口信夫の姿――衝撃のデビュー作

本書は、あたかも「本格探偵小説」を読むような、スリリングな読書時間を味わわせてくれる。
あちこちにちりばめられた、細かな謎の集積とその解明。もちろん真犯人は最初からわかって
いるはずなのだが、本書を読み終えたとき、その「真犯人」の姿は、まったく違って見えてくる。
――斎藤英喜「解説」より

目次:
第一章 神々の闘争――ホカヒビト論
第二章 未来に開かれた言葉
第三章 大東亜共栄圏におけるイスラーム型天皇制
第四章 戴冠する預言者――ミコトモチ論
第五章 内在と超越の一神教
 あとがき
 初出一覧

補論 『死者の書』という場(トポス)

 著者から読者へ
 解説   斎藤英喜
 年譜   著者自筆

ユーザーレビュー

同一レーベル作品

  • 小説家の帰還 古井由吉対談集 [講談社]
    書籍
    小説家の帰還 古井由吉対談集
    古井由吉
    2,299
    / 62pt(3%)
    一九九〇年代初頭、長期の入院手術を経験した作家が表現や研究の最先端にいる相手と言語や身体など創作の根…
    販売日 : 2024年10月11日
  • 恋ごころ 里見弴短篇集 [講談社]
    書籍
    恋ごころ 里見弴短篇集
    里見弴
    1,265
    / 34pt(3%)
    94歳の最期まで現役作家として活躍した里見弴。抒情的で穏やかな、哀愁を帯びた感動を与える私小説の世界…
    販売日 : 2024年09月27日
  • 初舞台・彼岸花 里見弴作品選 [講談社]
    書籍
    初舞台・彼岸花 里見弴作品選
    里見弴
    1,100
    / 30pt(3%)
    巧みな会話運びで人情の機微をとらえ、「名人芸」と声価の高い、里見弴の人間観察の妙趣を味わう名作集。
    販売日 : 2024年09月27日
  • 半島へ [講談社]
    書籍
    半島へ
    稲葉真弓
    1,881
    / 51pt(3%)
    東京を離れ、志摩半島を望む町で暮らし始めた中年女性。孤独な暮らしのなか、彼女がそこで見つめたものは?…
    販売日 : 2024年09月11日
  • 『別れる理由』が気になって [講談社]
    書籍
    『別れる理由』が気になって
    坪内祐三
    2,508
    / 68pt(3%)
    毀誉褒貶の激しい小島信夫の大長篇家族小説『別れる理由』に全身全霊で取り組んだ作品論。批評という営みの…
    販売日 : 2024年07月11日
  • 異族 [講談社]
    書籍
    異族
    中上健次
    3,652
    / 99pt(3%)
    風土に満ちるうめきを鮮烈に結晶させた中上文学の最期、到達点。未完ゆえに無限増殖する壮大なる中上サーガ…
    販売日 : 2024年06月11日
  • 完訳グリム童話集2 [講談社]
    書籍
    完訳グリム童話集2
    グリム兄弟, 池田香代子
    1,771
    / 48pt(3%)
    「黄金のがちょう」「幸せなハンス」「二人の旅職人」等、63話収録。〈全3巻〉
    販売日 : 2024年05月17日
  • 完訳グリム童話集3 [講談社]
    書籍
    完訳グリム童話集3
    グリム兄弟, 池田香代子
    1,771
    / 48pt(3%)
    池田香代子のいきのいい訳、画家ウッベローデの美しい挿画で贈る完訳決定版。
    販売日 : 2024年05月17日
  • ささやかな日本発掘 [講談社]
    書籍
    ささやかな日本発掘
    青柳瑞穂
    1,254
    / 34pt(3%)
    古美術との偶然の出会い。読売文学賞受賞の名品。
    販売日 : 2024年05月17日
  • 鶏肋集/半生記 [講談社]
    書籍
    鶏肋集/半生記
    井伏鱒二
    1,210
    / 33pt(3%)
    円熟の作家が心込めて綴った若き日々・故郷肉親への回想の記。
    販売日 : 2024年05月17日
  • もう一つの修羅 [講談社]
    書籍
    もう一つの修羅
    花田清輝
    891
    / 24pt(3%)
    忌憚のない鋭い批評ゆえに同時代に敬遠された文学者花田清輝が、時間の流れの雲間から、今再び輝き出す!
    販売日 : 2024年05月17日
  • 彼岸花 [講談社]
    書籍
    彼岸花
    小林勇
    990
    / 27pt(3%)
    名編集者・小林勇の偉大で慕わしい人々への鮮やかなレクイエム。
    販売日 : 2024年05月17日
  • 雲の影・貧乏の説 [講談社]
    書籍
    雲の影・貧乏の説
    幸田露伴
    979
    / 26pt(3%)
    明治文壇屈指の名文家蝸牛庵幸田露伴。最後の文語体文学者が記した口語体エッセイ30篇。
    販売日 : 2024年05月17日
  • 人間・歴史・風土 坂口安吾エッセイ選 [講談社]
    書籍
    人間・歴史・風土 坂口安吾エッセイ選
    坂口安吾
    990
    / 27pt(3%)
    歴史紀行の中から「天草四郎」「安吾・伊勢神宮にゆく」「飛騨・高山の抹殺」など10篇を収録。
    販売日 : 2024年05月17日
  • 吉本隆明初期詩集 [講談社]
    書籍
    吉本隆明初期詩集
    吉本隆明
    1,463
    / 39pt(3%)
    「巡礼歌」「エリアンの手記と詩」など習作期作と第1詩集「固有時との対話」第2詩集「転位のための十篇」…
    販売日 : 2024年05月17日

著者作品

販売作品

この作品を買った人はこちらも買っています

    割引作品

    最近チェックした作品