アドレセンスをもういちど

【ストーリー】
過去のトラウマから恋を忘れ、呆然と生きている社会人のヒロイン。30歳の誕生日も仕事に費やしたヒロインは、帰り道で不慮の事故に巻き込まれてしまう。
「あ……、先輩! よかったぁ、目が覚めたんですね!」
目を覚ましたヒロインを迎えたのは、高校時代の後輩だった。
そう、事故の衝撃でなんとタイムスリップしてしまったのである!
困惑しながらも徐々に状況を受け入れていき、二度目の青春を謳歌するヒロイン。
しかしその青春は、過去とはほんの少し違うシナリオを辿っていくことになる。自分を慕ってくれる後輩の"矢ヶ崎春人"と、その兄でありヒロインにとっては先輩にあたる"矢ヶ崎夏也"。二人の兄弟と親交を深めるうちに、兄弟が抱える葛藤に触れていくヒロイン。
そんな中、一通のラブレターがヒロインの手元に舞い込んでくる。そのラブレターの送り主は、ヒロインのトラウマを生み出した張本人からのものだった……。

二人の兄弟と紡ぐ、ちょっぴり不思議な恋のものがたり!


TRACK LIST

トラック1「懐かしの高校生活」
トラック2「兄と弟」
トラック3「憩いの場所」
トラック4「とまどい」
トラック5「後悔の放課後」
トラック6「青春は続かない……?」
トラック7「隠せない、止まらない」
トラック8「アドレセンスをもういちど」


※トラックリスト、台詞内容は変更になる場合があります。ご了承ください。


【キャラクター】

矢ヶ崎 夏也（やがさき なつや）
年齢：18歳（高校3年生）
誕生日：8月14日
身長：183cm
好きなこと：コーヒーを淹れること（無自覚）
苦手なこと：地道な努力

春人の兄。見た目や軽いノリのせいでヤンキーと思われがちだが、実際は成績優秀であり、何でもそつなくこなす要領のいい少年。両親が早くに離婚しており、母子家庭を支えなくてはと放課後はもっぱら喫茶店でアルバイトをしている。
家族のためと早々に就職することを決め、内定ももらっているが、本当にやりたいことを見つけられないまま大人になることに未練と焦りを感じてもいる。
弟が懐いているという理由でヒロインのことを気にしていたが、次第に彼自身が惹かれていくことに……。


矢ヶ崎 春人（やがさき はると）
年齢：15歳（高校1年生）
誕生日：3月25日
身長：173cm
好きなこと：スポーツ全般、特にサッカー
苦手なこと：英語、数学

夏也の弟。兄ほど器用ではないが、真面目で純真無垢な少年。生徒会に属しており書記担当。
運動が得意で、特にサッカーは上級者レベル。幼いころはクラブに所属し将来を期待されていたものの、家の懐事情を考えて自ら身を引いてしまった。現在も部活には入っていないが、人数の足りないサッカー部を放っておけず、生徒会業務の傍らで頻繁に助っ人をしている。
生徒会で知り合ったヒロインに懐いており、慕っている。


ヒロイン
年齢：30歳→16歳（高校2年生）

一般企業に勤めるOL。
高校時代の初彼が暴力的だったことがトラウマになり、それ以来異性との関わりを避けてきた結果、恋愛の仕方を忘れてしまった。
唯一の趣味は、お気に入りの喫茶店でコーヒーを飲むこと。
誕生日の夜に事故に遭い、自身の高校時代にタイムスリップすることになる。
戸惑いつつも懐かしい青春を謳歌する中、顔見知り程度の関係だった矢ヶ崎兄弟と仲を深めていく。


シナリオ：鮨旨
イラスト：ムラシゲ