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「夢の絆 第一話「ハルマチノサクヤビメ」」 へのレビュー
2013年05月07日 GGG(じーさん) さん
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根無し草さんの表題作の「月」側とするべきか。無論この場合「陽」側は「天照花嫁日記」の側になるのだけど。 天照の婚約者「月詠」視点の、やはり盛大にわさびネタとぶっ飛んだネタがこれでもか、とぶち込まれたギャグパートをふんだんに使った —— シリアスな伝奇である。 日常系のギャグパートがほぼ徹底的にネタ(そしてその大半はわさびねた)で構成されているのに対し、シリアスパートは息吐く暇がないくらいにシリアスである。 「大人向けライト伝奇」の言葉通り、人生に対する含蓄ある言葉が時折挟まれていて、しかもその言葉を使うのが主人公にとって「大人側の人物」であるが為になお沁みる。 原則、分岐のないノベルだが、章ごとに挟まれるアイキャッチ、緩急のついたシリアスとギャグの絶妙な配分などの御蔭で引き込まれる事請け合い。 「天照〜」の別側面であり、両方合わせて読めばなおネタやストーリーのリンクが楽しめる、そんな作品群であろう。 シーンの背景の「え? 何? ここまでネタ仕込んでるの?」な部分や、イベント絵で叩き壊される崩壊顔の酷さも含めて、きちんと纏まった傑作と思える。 問題は、システム周りの「カーソル位置と反応部分のズレ」がちょっと難儀してるところぐらいか。 番外変(書き間違いではない)の斜め上なネタ展開も含めて、値段以上に楽しめる作品である。 …主人公、男なのに魔法少女みたいに変身してメイド服で戦うのよね…ものっそ不憫…
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