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「異世界ファンタジーはくさすぎる」 へのレビュー
2020年07月02日 穂積 さん
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昨今は「異世界転生もの」が乱立し、飽和状態の中で各々が個性を際立たせようと創意工夫しています。 食事に特化した作品だけでも数多く存在しますし、政界の権謀術数にリアリティを追求した名作もあります。 そんな中で本作は体臭です。 現実的に考えてください。 ファンタジーである必要すらありません。 中世ヨーロッパ程度の文化レベルで、なおかつ冒険の旅をしているとなれば、定期的に風呂に入るのは難しいですし、衣類の洗濯もままなりません。 臭くない訳が無いのです。 本作はその無慈悲なリアリティを時に考察し、時にハーレムで彩り、時に濃厚なフェチで塗りつぶした作品です。 そこ、寄りにもよって主人公以外は美少女のハーレムパーティなのが肝です。 本来なら嬉しいはずのイチャイチャスキンシップも臭さで全然楽しめないし、現代の衛生常識からは考えられない少女らのお粗末な実態を目の当たりにして幻滅がストップ高です。 ギャグに分類すべきかもしれないシュールさでありつつも、本質はRPGの臭い環境に対しての真摯な姿勢なので、余計にタチが悪いです。 つまりは美少女の臭い、いや美少女の悪臭を思いっきり堪能した剛の者向けの怪作でした。
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