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「北斗の拳 6巻」 へのレビュー
2023年10月23日 エリザベ子 さん
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ケンシロウは旅の空で次兄トキが生身の人間を「木人形」と呼び、新たな秘孔を開発するための実験台にしてもてあそんでいる、という噂を耳にします。それは、トキが北斗神拳を人々の病を癒やす医術として活用することを志していたことを知るケンシロウにとって信じがたいこと。ケンシロウはトキの威を借って屈強な男をさらい実験台に供していた「木人形狩り隊」のハブを半殺しにしてトキの元へと案内させますが、再会したトキは目つきから一変してふてぶてしい悪党オーラを放っていました。自分を頼って両親とともにやってきた少年ユウには治すふりをして止めを刺し、その父親を心臓の血管を破裂させる秘孔を突いて殺すトキを目の当たりにしたケンシロウは、怒りのポージングで着ていた服を破裂させて兄に肉迫。こんな卑劣漢がトキであるはずがない、と思いながら拳を交えたものの、かつて落下する大木からケンシロウを庇って負った背中のキズといい、トキであることを否定する材料はありません。やがてユウの母親を盾にしたトキに身体の自由を奪う秘孔を突かれて絶体絶命の窮地に陥ったケンシロウは、突如現れたレイによってその男がアミバという同門・南斗聖拳の使い手であることを教えられます。アミバは巧みな模倣の才によってトキになりすましていましたが所詮はニセモノ。本物の伝承者であるケンシロウに敵すべくもありません。新たに発見したと称する秘孔を自らの身体に突いて肉体を膨れ上がらせケンシロウに挑んだものの、すぐに身体はしぼんでいき十本の指は無残に爆裂。自らを助ける秘孔を突く術も失って地獄の底へと落ちていくアミバの最期は、自業自得とはいえ哀れをとどめます。
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