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「愛とかいいから抱きしめて【描き下ろしおまけ付き特装版】 3」 へのレビュー

オススメ! それぞれの物語

2023年10月23日   ~雪月夜~ さん

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今回、壮介と巧が殴り合いの一歩手前までいったのは驚きました。
そうなってしまった理由に、勘違いや嫉妬、様々な理由があった
のですが、車の中で眠っていた壮介の娘の乃々果が起きた為、二
人は胸倉を掴みあっただけですみました。(安堵)

巧ですが…
東京に戻った時、父親から真帆との結婚を勧められるし、真帆は
"婚約者" 気取りだし…
挙句、ゆり子が用事があって巧に電話をかけてきていた時に、ワ
ザとゆり子に声が聞こえるようにしている姿が、意地悪だなぁ、
と思いました。

今回驚いたのは、壮介です。
「あなたは私にどうしてほしい?」
と、ゆり子に聞かれた時、何とも言えない切ない表情で
「ただ… ただ俺の…… そばにいて欲しい……」
そう言ってゆり子の手をぎゅっと握っている後ろ姿が、泣いてい
るように見えて胸がギュっとなりました。
あんな風に弱々しい壮介を見たのは初めてだったので、ギャップ
萌えしてしまいました。

物語終盤は、真帆がゆり子を傷つけたことを
「……ごめん 俺のせいで傷つけて」
と、巧が謝罪しながらゆり子を背後から抱きしめている姿を見て
ゆり子はどっちを選ぶんだ?? と。

気になるところで続く、なのでした。


鳴海涼先生
1冊に色々な人の物語が描かれているので面白いです!
今回は、全体的にシリアスモード? だったので、せめて誰か
一人だけでもいいから幸せになってほしい…と思いました。
真帆、巧、壮介…この三人は確実に苦しい状況だと思うので、
今後どんな展開になるのか、ドキドキしながら続きを読もうと
思います。
まるでドラマのような面白い物語を描いて下さり有難うござい
ます!

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