最新鑒賞
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2024年10月17日
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智霊奇伝全般に言えることですが、過去作のキャラクター、特にボス勢力に焦点の当たる頻度が高いのが特に今作の魅力。
1巻は原作でもスポットの当たる頻度の多くない永遠亭・輝夜が主軸。
背景や建物の描きこみもしっかりされているし、食事描写もあり、永遠亭の生活感が窺えます。貴重。
輝夜の会話シーンが豊富。(特に砕けた口調、諸事情はあれど身内も疑問を呈さないならこれが普段の素と読み取れる)
妹紅と輝夜の新しい関係性。
と、初登場からかなり長い間不明瞭だった永遠亭の生活感の垣間見える部分に触れられるのはとても喜ばしいです。
また、今後の展開や真意がどうであれ霊夢が自分に向けられる害意に動揺するシーンも貴重ですね。
原作のゲームシナリオの都合上、どうしても異変を起こした人外を霊夢が退治するという構図。
また、それも博麗の巫女という役職ありきなので博麗霊夢という個に敵意が向くケースは新鮮です。
この巻では作品の要である新キャラクターは顔見せ程度ですが、地底の怨霊であり、博麗に恨みを持つ者という設定は漫画だから出せるギリギリのバトル設定を上手く出してきたなと評価したいですね。
命名決闘法案に則らない攻撃を仕掛けるだけの因縁と、霊夢個人を突け狙う動機。
これもまた過去の書籍キャラクター達と同様に書籍で無いと表現出来なかったキャラクターとストーリーでしょう。
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2024年10月17日