Nuove recensioni

異世界に行った矢先に、ガードに捕まってしまった大地とひまり
まぁ、応対した総隊長は"愛"を信条にしているだけあって紳士的でしたが、やはりどこか浮世離れしている感は拭えませんね

とはいえ、ユウのARK2とは敵対こそしていないまでも別の機関ではあるので、安全ではありそうです

そして、そんな総隊長から聞かされたのは、「自分をかばってくれた胡桃が行方不明であること」、そして「ちさが殺人クランに所属しているらしい」という驚くべきものでした
いったいなぜ…?

ゴミクズクソ野郎のユウからひまりを救い出した大地でしたが、彼とひまりはその足で、一路ダンジョンへ向かいます
…通常世界なら、「唯一スキルが使える最強の存在」なので、ユウややべー組織から逃げるなら、通常世界のほうが安全な気がするんですが…

ともあれ、通常世界ではARK2の権力も絶大で、ダンジョン内以上に常に監視がつくと考えれば、もしかしたらこちらの方が安全…なのかもですね?

大地にコテンパンにのされ、好きな女に拒絶され、無様にも奪われたユウ
他人から奪い続けたクソみたいな人生で、初めて誰かに奪われたのがひまりだったのかもしれませんね

しかし、そんな執念と妄執だけはいっちょ前のボンボンに、「通常世界でもスキルが使える方法がある」という可能性を見せてしまったのは失敗だった気がしますね

それにしても、まさか仮面の男の正体が、あの胡桃大好きな新人くんだったとは…
ぶっちゃけ印象が薄くて、仮面を取った直後は誰だかわかりませんでしたね(笑)

ついにひまりとの再会を果たした大地
同時に、ひまりからも「ユウとの婚約は自分の意志ではない」と言質も取って、なんの憂いもなくなりましたね

ユウは格闘技で大地に応戦しますが、通常世界でも異世界の力を使える彼にはかなうはずもなく…
しかし、本当にユウは情けない男ですよね
ひまりを幸せにできるのは自分だとうそぶきながら、口から出てくるのは、物欲やら名誉欲やらばっかりという…

しかし、ユウから大地へのセリフで、「その名で呼ぶな」的なものが度々出てきますが、これはいったいどういう意味なんでしょうか?
なにか、ユウの憎しみのルーツに関わる言葉なんでしょうかね?

やはり、ユウのひまりの婚約者云々は、彼の独りよがりだったようですね
監禁しないと女と一緒にいることすらできないなんて、なんて哀れな男なのか…

しかし、どうしてユウがここまでひまりに執着するのか、そのバックボーンがなかなか見えてきませんね
今のままだと、ただ好きな女をモノ扱いすることしかできない、とんでもないキモ野郎でしかないんですが(笑)

大地を異様に憎悪する理由も含めて、その謎が気になりますね

大地を追いかける組織の中でも、一番マトモそうだった理央とイーサンの一派が、やはり彼の拠り所になりそうですね

とはいえ、大地の思いはひまりにのみ向いているわけなので、今はひまりの元へ向かうのみですよね

理央とイーサンの、大地の特殊な能力に関する考察がなかなか興味深かったですが、彼の"通常世界でもスキルが使用できる"という特性は、どの段階で発現したんでしょうね?
何しろ異世界に行ってから、これまで一度も通常世界に戻っていなかったので、最初からその特性があったのかもしれないし、リミットブレイクの限界を超えたときかもしれませんよね

100話を超えて、ストーリーは第2章へ

ひまりをユウに奪われてしまい、また1ヶ月もの長きにわたり眠っていた大地でしたが、心は折れていませんでした

ひまりがARK2の本社ビルの何処かに軟禁されていることがわかり、決意を新たにした大地には、本来通常世界では使えないはずのスキルの力が発現していました

これには、スキルについて詳しいはずの理央ですら、驚きを隠せない様子
ついに戦いの舞台は、ダンジョンから通常世界に移行するのでしょうか?

ひまりのクリスタルから登場した、小説のひまりの姿をした謎の存在
彼女は大地の中のダイチ?を説得し、世界を破壊することをやめさせますが、彼女が魔物と同じ言語で喋っていたのがとても気になりましたね

そんな折、ついに邂逅したユウは、ひまりのクリスタルを簒奪すると、大地をひとしきり罵倒します
彼は本当に人格破綻者なんですねぇ

そして、そんなゴミクズのユウと戦おうとする大地の前に立ちふさがったのは、序盤に死んだはずの山際さんだったのでした…

魔物化してしまった大地を救うため、奮闘するちさでしたが、さすがに力及ばない様子
そこに現れたのは、彼らをつけていた理央一派のイーサンでした

そして、大地の手からこぼれ落ちたひまりのクリスタルから現れたのは、大地に力を授けた、石碑の奥にいたあのシルエットの主で…

やはり、あのシルエットは、小説の中のひまりの姿でしたね
なぜダンジョンが小説の内容をなぞっていたのか、その謎は明かされるのでしょうか?

学園から帰宅してスミカの様子がおかしい事に気づいた昭明。
その夜、スミカが一人で何処かに出かけようとするので一緒についていくと、
とある公園に辿り着く。
そこでスミカは、思いつめたような表情で大事なことをしようとする。

スミカは亡くなった猫に自分の昔の境遇を重ねているのでしょうか。
昭明たちと出会えてスミカは本当にラッキーだと思います。
そしてラストで昭明とスミカに新しい家族が増える。
スミカの笑顔が戻ってよかった。