‏‏مراجعات جديدة

敵地・鷹央城から生還し、一応の日常が戻ってきた4巻です

御前試合で得た情報を追って、方々へ旅する1冊です
前半では用心棒と肉親の縁を頼って恭平の実家に訪問し、
後半ではかつて暮らした寺とその寺の元住職を訪ねています
元住職の口から日永のルーツについて語られ始めたところで、次巻に続きます

本作の世界観は人命が軽いです
(死人を出さない様に調整されてはいるが)
4ページ費やしてまつりの人格とこの世界観の相性が良好であると示されており、やや不穏な後味です
夜ノ助は御前試合を経て将軍から灰色扱いされている上、負傷やら気持ちやらで安定性を欠いた状態です
つまり、今この時においてはまつりの方が信頼性が高い上、
対将軍の決定打としてもまつりの方が有力ですからね
役割の逆転、あり得る?

前巻で宗平との、静奈を巡るNTR漫画の因縁を断ち切ることに成功した龍一。
しかし、クラブで助けた白鷺沙月が続編のヒロインであることをはっきり思い出します。

可愛くてスタイルも良いのに流されやすく自己肯定感の低い沙月。
そんな彼女が、弟の昭の毒牙にかかる胸糞展開が本当に訪れるのか、がこの巻の一番の見どころです。
彼女を引っ込み思案にさせている過去の一端と、龍一たちと出会ったことによる変化も見られますよ。
しかし、改めて龍一、宗平、昭が全員同じクラスにいるのはなかなか…まあ元が都合の良いNTR漫画ですからね。

女の子関連では、相変わらず大胆に迫ってくる静奈とのいちゃいちゃがありつつ、静奈と千紗、沙月の3人が龍一と行動を共にする機会も増え、一気にハーレムっぽさが増します。
ただ、静奈と千紗は既に打ち解けていますし、沙月が加わってもあまりギスギスした関係にならなさそうなのは見ていて安心感がありますね。
3人の水着シーンも必見です。

今回は賢者の聖水シリーズ7話。聖水というのが何を意味するのかは、
シリーズ読破済みなので理解しております。
ダンジョンを踏破するためのマップ作りに勤しんでいた白魔導士のしろまちゃんですが、
うっかり魔力切れを起こしてしまった。
偶然鉢合わせになった黒魔導士のくろまも同様、魔力切れのようで、
二人はどうしようかと思案していたところ…

良いですね～しろまちゃんとくろまちゃんの聖水。
魔力を含んでいるだけではなく、読者も虜にしてしまう効果があるみたいです。

竜が呪われた話が興味深いと感じました。
竜が呪いをかける話ならゲームや小説などで聞いたことがあります。
この作品の場合はそれが逆になっていました。
こういう展開は珍しいです。他では見られない特徴のような気もします。

年長者が重要な話をすると、実際に起きていたパターンが多いって印象です。
呪いを受けている子孫がどこかにいて、イブの前に姿を現すんじゃないでしょうか。
設定的に可哀想だなって感じます。
イブが助けてあげるという展開を期待したいです。

今回は何といっても車に対する思いというのがメインになっていますね。
受け継がれる思い、新たな出会いに対する思い、そして別れに対する思い、それぞれがそれぞれの人によって織りなされるところがとてもよかったです。
けっこう気になる電気自動車のオーナーになった後に起こるであろうことを描いている「スマートは充電できているか」の回も面白かったです。

秘書ヒロイン侑李と借金から救ってくれた副社長ヒーロー隼。
恋人になってもトラブル尽きない2人。
愛がわからなかった隼の過去の過ちを許した侑李にさらに愛を募らせる隼はチャラいくらいの褒め言葉を真剣に言うてます(笑)
鳳凰堂のパーティでさやかが子どもの父親が隼だと公表して婚約を迫る算段なのを見越して結婚する気もないしDNA鑑定をしても良いと断る隼ですが本当に身に覚えはないんでしょうか?
だとしたらさやかの浅はかさがすごいですね。

晶の実の父親は、彼女に満天の星が見える位置を教えてくれました。
それは確かに素晴らしいことなのですが、位置的によくない場所でもあったようです。
リスクを知らなかったことを意味するので、意味を考えると悲しいなって思いました。

家族が見ている場所から二人の姿が見えた。そういうオチを期待しています。
友人が偶然にも気づいたってオチでもいいです。
このままでは流石にヤバイので。

主人公が晶の母親に抱き着かれているシーンです。
家族の話を聞いているうちに感極まったって感じなのでしょう。
その場面を偶然にも、父親と晶が見てしまったのでした。
感動のシーンが台無しになっているのがおかしくて吹きました。

カップルみたいに見えるのも面白いです。
主人公と晶の母親、父親と晶。この二組は年が離れたカップルに見えなくもないです。
違う世界ならそれもアリかもしれないなって思いました。

ラストも気になっています。
無事でいてくれることを願っています。

フラグだと思ったのは、晶が小説を書こうかなと言っているシーンです。
内容は主人公と晶の関係をそのまま小説にしたような感じでした。
晶はハッピーエンドしか勝たんと言っていて、主人公は冷静にコメントしていました。
現実的には難しいです、家族の想いとは正反対なので。
そう考えるとここの話はフラグかもしれないなって思いました。

どう転ぶのかは何ともわからないです。
できれば幸せになってほしいです。

ヒロインの命令に動きつつも、主人公の表情や言葉で冷徹な表情から普段の顔に戻っちゃうのが可愛いです
主人公がヒロインの腕じゃ自分は殺せないと言った時の怒り方もめっちゃ可愛かったし、空気がラブコメになってるのもほっこりします
このラブコメ空気の時にヒロインが裸っていうのもシュールで面白いです
庄司が捕えられた二人の裸で興奮して力が出せないのも共感しちゃいますね