ユーリンゲンさんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 49位 | (役に立った数:35件) |
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投稿数ランキング | 63位 | (総レビュー数:208件) |
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東方Projectの中でも妖々夢や風神録につづき、季節感を強く押し出した四季の異変を解決するというお話。
季節装備というシステムも、前二作の結界や霊撃を受け継いだ感じの使い心地になっています。
自分的には弾消しと素早い位置取りが同時にできる秋装備が気に入ってます。
難易度的にも東方の中では易しい方(前作はガチ)なので、EDを見るのにもそれほど苦労しないかと。
で、やはり本作の尤も語るべきといえば完成度の高いBGMでしょうね。
叙情詩的な妖々夢、儀礼的な風神録とはまた違い季節の"幻想"をゲームメロディに乗せる手腕は圧巻。
妖々夢と風神録をプレイしてる人なら分かりますが、5面ボスにある共通点があり、
それがBGMの際立った硬質感を出させているのは受け手としてニヤリとできるでしょう(?)
タイトル画面の華やかさも決して内容負けしておらず(この霊夢かわいいなー)、
なんとなくジャケ買いしようとしてる貴方。 正解ですよ
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高難易度とその見返りとしてノーミスクリア・スペカ取得がセットになった完全無欠モードが特徴の本作。
作者のZUN氏曰く、往年の理不尽なリトライゲームを東方に落とし込みたかったとの主旨になっている。
ストーリー的にも永夜抄・儚月抄に続く月組の話で、東方の中でも独立し際立った印象があるのでは。
特に鈴仙のシナリオでは、故郷に帰ることはもう叶わない、それでも使命感を以って敵を討つという心情が
随所に表れており、いつもの東方のようになんやかんやで人妖が異変を解決するという雰囲気とは
一線を画していると感嘆しました。
レビュアーが選んだジャンル
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2021年06月19日
懐かしさあふれるシンプルなファミコン風ドットシューティングゲームです。
シューティングと言うと先ず敵を倒すのが目的になるのですが、このゲームは自陣を守るのが目的の、
ディフェンス系要素が強く出ていると思いました。
敵・その他のオブジェクトを撃ち落とすにはちょっとした偏差射撃が試されるので集中力が必要です。
このストイックさこそ、まさに8bitの時代だなぁと。
2021年06月19日
このサークルさんはいつもオリジナルの音楽作品を作ってますが、今回はノベルゲーとは新鮮ですね。
まぁタイトルは某惨劇ノベルゲーのパロディで、すぐ「ネタに走った作品だな?」と気付きましたw
内容的にはエロやホラーなんかとは無縁の、主人公とヒロインによる漫才のような会話劇がメインです。
プレビューにもある通り下ネタ満載なので、それがバッチこーいという方にオススメかもしれません。
2021年06月13日
オリジナルのボーカル曲が10曲収録された音楽作品集です。
伴奏もボーカルも本格的なのに、それが10曲もあってこの値段はまさに破格ですね。
系統としては90年代後半に流行った、伴奏もボーカルも前のめりに強く出た(ELTとか?)辺りか、
PS黎明期の恋愛系ジャンルに使われてそうな雰囲気が想起されました。
学生時代を思い出してなんとなく懐かしい気持ちに浸ります。
曲の展開が好きなのは「春をはこぶ風」ですかね。
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2021年06月13日
火山大国日本ならではの海辺での露天風呂でしょうか。そこへ桜の花びらや全体的にマットな色彩で、
写実とは違う情緒がある、和風ファンタジーと銘打つのもうなずける背景イラストです。
忙しい日常を忘れ露天風呂にお酒を浮かべるというのは一度はやってみたいもの。
(熱燗だとのぼせてしまうだろうかw)
フリー素材とのことですが、簡易的なイメージ資料やカレンダー用のイラストにしてもなかなか
趣があると思います。
psdファイルになってますけど、フォトショの他にいくらかのフリーソフトでも開けます。
シンプルなイラストに見えますが、一応レイヤー分けが50以上あります。
2021年06月13日
インターネットの普及とSNSが身近なものとなり、人一人が発する情報・言葉も質量を増すようになった。
そんな時代に人間の側面からポロリと落ちる"悪口"という副産物をどう受け止めるのか、
それを時間との関連性と紐付けて説くショートエッセーみたいなものですかね。
人から悪口を言われた時、ネガティブな感情での受動と因果がいかに無駄であるかは非常に納得できます。
付け加えるならば、自分も気がつかないうちに何気ない言葉で誰かの心を焦がしてしまわないように、
気をつけたいところですね。
2021年06月13日
サクッと閲覧できながらもクオリティの高いCGを描かれる、ミックスステーションさんの遠○凛です。
いつも手頃な価格でかなり良質なCGを描かれるのですが、多分にもれず作家さんの好みの子は
スレンダー系美女なんだなぁと最近分かってきましたw
現実では完璧に幻想入りしてしまった体操服ブルマですが、凛の場合やっぱり赤が似合いますねー。
個人的にサイドに白のツーラインを入れてほしかったですが、値段を考えるとこの色違いだけでも
充分でしょう。
しかし、これが士郎の頼みだとは・・・まぁ、わかる!
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伝統と刷新の弾幕STG、東方Project第18弾の今作はアビリティカードによるセットアップが目玉となる。
今までの東方も作品ごとに基幹となるシステムが異なってきたが、虹龍洞は自機の強化を演出できる、
というハクスラ的な側面が強く出ていると感じました。
最近ではVtuberが実況したりと、比較的新しいタイトルから東方へ入るユーザー"も"多いみたいですね。
ほとんどのカードは入手した時点でストックされるので集めるのは楽で、それを色々試してるうちに
プレイヤースキルも自動的に磨かれていく、というゲーム展開に辿り着くかと思います。
もちろん、今までの東方作品(音楽CDや黄昏作品含む)も知っている古参なら、フレーバーテキストなんかで
その系譜も楽しむことができるでしょう。
ストーリー的なネタバレは避けますが、ゲームバランスの所感などを述べますと・・・
霊夢と早苗はさすがのホーミング装備で基本火力が高く、どんなカードを組んでも無難にクリアできます。
咲夜はショットのコントロール力が求められますが、集中火力が高いのでボスに強いです。
で、一番ピーキーなのが今のところ魔理沙ですかね・・・。従来の前方集中火力は見る影もなく(主観ですが)、
道中もボスもひたすら弾消しカードと置きボムに頼ることになります。
しかし、裏を返せばパワーレベルや敵のパターン関係なしに一定のパフォーマンスが出せるので、
それを生かすも殺すもプレイヤーの腕にかかってくるという、絶妙な塩梅の性能に仕上がってます。
まもなく25周年を迎える東方、虹色のように多彩な弾幕幻想体験、旧きも若きも一見の価値アリです。