ユーリンゲンさんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 51位 | (役に立った数:35件) |
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投稿数ランキング | 63位 | (総レビュー数:208件) |
2021年12月04日
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2021年12月04日
オリジナルのショート漫画で現代の寓話的なお話が1つ収録されてます。
いつも通りこのサークルさんのスタイルで、萌えやお色気はほとんど感じず徹頭徹尾ギャグで読めます。
とにかく不幸に悩まされる少女が、ある日通りかかった変なハンマーを売る店に運悪く関わってしまい、
天然で策士な店主さんに振り回されるというもの。
作画面ではいつものように白黒がクッキリついた絵で見やすく、スラスラとあっという間に読み終えました。
オチも店主さんの小芝居でクスリと笑えます。
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2021年12月04日
前巻から引き続き『バザーる』のお話が描かれています。
自分の命にあきらめか達観かを抱いた少年の元に、初々しい自称死神の少女がやって来ます。
足元に咲く花も踏めないほど優しい性格の彼女が取る行動とは―――。
お話はシリアスですが、全体的に細い線で丁寧で、ツヤベタの画法で白黒のメリハリが効いた絵は非常に見易いです。
特に死神の少女の服装が白黒の画面負けせずに、きちんと引き立っています。
作者さんのコメントでは苦労されたようですが、その甲斐はちゃんとあったように思えます。
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2021年12月03日
オリジナルのショート漫画が2篇収録されています。
内容的にはどちらもそれほど萌えやお色気が前面に出ておらず、読む人を選ばないなという印象でした。
『グレイス』はそのタイトル通り、一人暮らしを始めた少年が偶然出会った座敷わらしの少女によって思わぬ
恩恵を受けるというもの。
時折少女が頑張り過ぎてとばっちり(?)を受け、疫病神的なツッコミを少年がしてしまいますが、
「日本の神様ってだいたいこうだよなー」という不思議な親近感が湧いてきて微笑ましくなります。
後半の『バザーる』は何やらシリアスな雰囲気で、次回に続く引きで終わります。
2021年12月01日
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2021年12月01日
パロディイラスト集を多く出されているミックスステーションさんの作品で、今回はジャソプのダTの大冒険です。
原作ファンならおなじみですが、男勝りでファンサ(?)シーンもあるマ○ムに生真面目なメ○ルが対抗するという
微笑ましい(?)コンセプトにニヤリとさせてくれます。
相変わらず衣服の質感やキャラの原作再現度の高さのクオリティに感心しきりです。
基本シーンは大きく分けて3つですが、差分の生足・パンスト・ニーハイ・下着の違いなどバリエーションが多くて流石です。
メ○ルは髪型変えると完全にアジア美人やね。
2021年11月20日
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2021年11月17日
ゲームの音素材に使えそうなフリーのBGM作品を数多く制作されているサークルさんで、今回はファンタジー系です。
このサークルさんは今までにもファンタジー系のBGMを制作されていますが、今回はとりわけダークというか、
世界観やシーンごとの様式というより、悲劇・憂鬱さという人の心情を表すような曲が多いと感じました。
制作テキストにもその旨が存分に書かれてますが、自分的に気に入ったのは06と09ですね。
時代を隔てることなく、悩める人の感情の本質を突いてるというか、今にも「かくしてこの者は・・・」という
ゲームテキストが流れてきそうな雰囲気です。
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2021年11月17日
久々に販売作品にお目にかかれたこのサークルさんですが、相変わらず挑戦的です。
無機質なコンクリートを思わせるジャケ絵に、音色の種類はきわめて少なく、打ち付けるように、そして
脈・拍を思わせるようなシンプルなビートを繰り返し聴くことで、視聴者はどんなシーンを想像するでしょうか。
自分的には、高架下にあるような巨大なコンクリートの塊で構成された空間で、建材なんかを使って
即興でリズムを刻むような、CMやMVに登場しそうな都会のワンシーンを思い浮かべました。
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2021年11月11日
戦国時代の忍者の末裔達の日常を描いた非常にゆるーいギャグ漫画の第二弾。
一応話の本筋は、「自分達が失っていった忍術のなんたるか」を取り戻すことになっていますが、
登場人物がみんなゆるいので、そんなことあまり気にせずに現代の生活を楽しんでるようです。
よくある少年漫画のように、熱血主人公と献身的なヒロイン・・・というわけでなく、2人の適度な距離感が
日常コメディとして心地よいですね。