GGG(じーさん)さんのレビュー一覧
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いちおし作品
2013年11月19日
もう見事と言う他ないレトロさを描いた作品。
古い映画で見るしかないような古風な雰囲気。
旧世代の人にしか思い出せないような、黎明期のマンガの気配。
切り絵のような、色あせたモノトーンの絵柄が見事なまでにレトロの雰囲気を出した、異色の傑作。
絵柄に独特の気配が色濃いので読み手を選ぶでしょうし、表現方法も独特が過ぎるのでとっつきにくさがあるかもしれません。
が、サンプルを見て気になった方は、手にとってみられては?
不思議な世界へ誘われますよ。
個人的にドロップの味の一覧が面白かったです。
まどろみ味、食べてみたい…
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2013年11月19日
詰め将棋ならぬ「詰めドミノ倒し」と言うべきなのか。
すごいシンプルながら、引っかかるとなかなかクリアできない恐ろしさ、単純過ぎるくらいにシンプルだけど、それがまた病み付きになる面白さと面倒くささ。
ちょっとした空き時間の暇つぶしにも使える軽さ。
だけど考え出すととことん考えなきゃならなくなる頭脳戦。
大昔の「チャンピオンシップ■ードランナー」のような、一手間違えば色々台無しになる後半戦。
派手な作品ではないですが、埋もれさせるには惜しい、シンプルな傑作。
手持無沙汰な時間にぜひどうぞ。
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2013年11月19日
メイドモノのコメディならだれもが安心して読める定番且つ鉄板ネタが驚異的なレベルで描かれてある。
メイドと言う職業人に対する愛、メイド服への無駄なまでの拘りが、いっそうコメディにアクセルを踏ませ、シリアスにアクセントを添える。
昨今のちゃらちゃらしたデモシカメイドやトリアエズメイド服っぽいものではなく、職業人メイドとしての作業服であるメイド服に対するこだわりが根幹になって、主人公メイドの暴走暴発や館の主の一家言に芯と筋を通しているのにはむしろ尊敬すら覚える。
ロングスカートのメイド服がお好みならばぜひどうぞ。
ほっこりとしつつもクスリとほころぶ楽しさがありますよ。
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2013年11月12日
ハーピーの新婚夫婦が木漏れ日荘に引っ越してきてから始まるほのぼの4コマ。
絵柄も可愛らしく、ネタもキャラもある意味鉄板でありながらも、ちょいとひねりの効いたところが更に面白い。
魔物娘さんが結婚してフツーに主婦業している4コマなのですが、生活臭と言うか日常臭と言うか、ある意味サ●えさん的な日常の小話が、けれど魔物娘の特性が加味されて素敵な作品に早変わり。
サンプルで気になった方は手にとってみられては?
きっとほのぼのほっこり出来ますよ。
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2013年11月12日
突っ込みどころ満載な魔物娘ネタも更にパワーアップし、笑どころのポイントに困る、木漏れ日荘で主婦業してる魔物娘さんたちの4コマ第二弾。
むしろ旦那さんたちの受難と言って差し上げるべきなのかも、とすら思いました。
しかしエプロン姿の若奥様な魔物娘さんがここまで破壊力高いとは…
2013年09月04日
「まおゆう」で言えば青年商人たちの世界と言えばいいのだろうか。
生きていくための経済活動。その主体としての貨幣のお話。
物価や貨幣相場から、貨幣の鋳造、こぼれ話など、かなり多岐にわたって描かれた『資料本』と言える密度の高い内容。
単に読み物としてみるだけではなく、貨幣の意味やお金の扱いについてまで考えられそうな作品。
箱庭系のSLGや店舗経営系のSLGがお好きな方は、ぜひご一読を。
彼らのお金の世界を楽しむ一助になると思いますよ。
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2013年09月03日
戦いを続ける意味。
偽りの天使たち。
助けにならない政治。
人を襲う堕天使たち。
人の、人であり続けるための意味。
色々と謎の多い展開で、謎が解明されてほしいと思う半面、謎のまま終わるのも面白そうだと思ってしまう部分もあり。
それぞれがそれぞれの正義と悪を掲げて生きている、と言うのは読み取れましたが、情報が断片過ぎて消化不良。
しかしながら、それさえも面白いと思えるこの作品。
まだまだ続きそうなので、最後まで続いてほしいところ。
独特の世界観があるので万人向けではないでしょうが秀逸な作品かと。
ギミックも格好いいですよ。
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2013年09月03日
繊細なまでに描き込まれた透明感溢れる美麗なイラストが壁紙になりました。
むちむちなお姉さんからぷにぷにな女の子まで、バリエーション豊かです。
個人的にはキャラ集合の組み合わせにバリエーションか、PDFのレイヤー調整で組み換え可能なものがあればなおよかったような気もします^^;
あとダークエルフのおねーさんがツボでした。
デスクトップのおともにぜひどうぞ。
2013年09月03日
基本1ページネタが奇麗に纏められた、すっきりした絵柄のシュールなギャグ短編集。
ネタにもオチにも一捻り加えられており、読後の余韻が残る良作だと思う。
その展開はどうなのと突っ込みたくなる「ドーナツ化現象」。
その手の属性の人たちにはご褒美な「月夜」。しかし犬には…
ちょっとそれ増え過ぎ溢れ過ぎ、な「シフクノトキ」。
フェイントかけ過ぎだろう、な「きのこ狩り」。
そしてナースさん黒過ぎだろう、後そんなに同姓同名いるんかい、と突っ込まざるを得ない「プライド」。
立派に時間の無駄ですが、立派に読ませてくれる作品です。
時間潰しにぜひどうぞ。読後感をニヤリとさせてくれますよ。
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2013年09月03日
ゾンビと言えば「ホームセンター」。それほどにまでインパクトのあるこのネタを、ここまで綺麗にデータとして纏めてくれているとは、と、正直、羨ましくなりました。
単発シナリオとして使うもよし。
収録されているリプレイのようにキャンペーンネタとして使うもよし。
一日時間が潰せる万能ショップ、ホームセンター。
ネクロニカの書式に準じて書かれてあるために公式として十分通じるんじゃないかと思える構成。
データ類にしても「なるほど、これなら」と使いたくなるネタ感と実用性。
リプレイも面白く、大当たり感溢れる作品。
ネクロニカ故にグロは避けられませんが、ドール、ネクロマンサー共におひとつどうぞ。
死人たちの饗宴を垣間見る事が出来ますよ。