穂積's قائمة المراجعة
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ترتيب المساهمات | 35ترتيب | (مجموع مراجعات:262المشتريات /  العناصر) |
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Jan-04-2021
表紙を飾る猫耳が生えている方の美少女はベタベタ密着系です。
元も子もない事を言えば彼女を縛っているのは掲載媒体の全年齢表記だけって印象で、お風呂にも平気で入ってきて生乳すらフルオープンの姿勢は目の毒です。
美人とゼロ距離接触できるのは嬉しい反面、あまりにも遠慮の無さは草食系男子には受け止めきれない重荷でもあります。
表紙を飾る角が生えている方の美少女は真面目ギャル系です。
見た目こそ今時の女子学生っぽく年上のお兄さんをからかう言動が多い反面、上記の少女とは違って性にはウブな顔も見せて慌てる様子が可愛いです。
また、そのギャルギャルしい見た目とは裏腹に家事スキルが高く、しっかり者の良妻賢母のオーラが制服の下から漏れ出ていました。
サンプルに登場する後輩の美少女は俗に言うロールキャベツ系です。
ゆるふわで先輩想いの女の子のようでいて、一皮剥いたら肉食系だった驚きが刺激的でした。
強引に襲うと言う意味だけではなく、3人の中で最も大きいと思しき胸部装甲が暴力的な魅力でもあります。
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これはもしかしたら、個人的な思い込みかもしれませんが1巻よりもお色気の質が変わりつつある印象を受けました。
いえ、エロが薄まったと言う意味ではありません。
濃度で言ったらほぼ同等の「エロ・刺客の襲撃・コメディ」のトリプルブレンドでできています。
1巻だとエロの部分は4人の女騎士らが主人公と既成事実を結ぼうとアピールする「色仕掛け」の絨毯爆撃が嬉しい悲鳴を体感させてくれました。
この巻では彼女らの意図した作戦と言うよりも、いわゆる「ラッキースケベ」の割合が濃くなった感があります。
これは襲撃者との戦いの余波だったり、他の女騎士の悪戯がハプニングを起こしたり、魔法も使える異世界人とか関係なく普通に泥酔だったり、ともかく不用意にエロが暴発します。
もっとも、驚きの連続かと言うとむしろ「あ、やっぱりそうなるよね」のお約束の展開にも近く、欲しい所に手が届くならぬ、欲しい乳に手が届く内容でした。
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ああ、確かに「男性向け」と言う枠組みの中では初体験を経て、こんなに晴れ晴れと達成感に満ち溢れた顔の女の子を見る事はあまり無いと思います。
大概は恥ずかしがっていたり、痛みを噛み殺して必死に笑顔を作っていたり、陰惨なケースだと泣き叫んでいるのも有り得ます。
おっぱいを丸出しにしながら無事に大人の階段を昇れた喜びを力説する少女の異様さだけでも「貞操逆転世界」と言う世界観を象徴しています。
そして、この巻ではやっと待ちに待ったと言うべきアレが見られます。
春を売ると書くやつです。
現実の世なら男性が少女にお金を払い、少女が小遣い稼ぎに貞操を安売りしてしまうアレが男女逆で本格的に始まってしまいます。
今まではエロ本やAV三昧だった少女がやっと温もりの無い独りよがりを脱し健全な、いや全然健全じゃねぇな、コソコソ春を買ってるし、我慢しきれなくなって学校の空き教室で始めちゃうし、思いっきり不純異性購入です。
しかも、2人の購入者によって2パターンを見せてくれています。
ポジティブとネガティブです。
後者が特に新感覚でした。
男性の早撃ち症が男女逆になった場合の気まずさ、惨めさを分かりやすく描写してくれる発想力には脱帽です。
そもそも「完了の合図として出る」男性と違って女性は誤魔化しようがあると思いきや意外な自己嫌悪ポイントの多発には目から鱗でした。
あと、男を知って女に目覚めるのは「貞操逆転」しても同じなんですね。
騎乗筋トレは間違いなく太腿には効果てきめんだと思います。
それにしても、本作は次から次へと名言が飛び出します。
例えば「彼氏彼女が欲しいだけならモテる必要などない」と言うのも実に説得力があって納得できる至言です。
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Dec-22-2020
※このレビューは同単行本がDLsiteにて2019年1月1日に発売された際に掲載されたレビューと同文です。
まず苦労がしのばれると言うべきかもしれません。
サンプルページや[作品内容]が物語っているように本作は娼館を主戦場にした小説(BJ134047)の漫画版です。
原作は原作で、もろに性描写でしかないストーリーを一応は全年齢の枠で展開することに苦心しているものの、まだ絵が無い活字なだけやりようはあります。
しかし、漫画版となると、その難易度がグッと上がった感を察してしまいます。
ただ、それはエロが薄められたと言う意味でありません。
丁度サンプルの2ページ目がそのシーンです。
娼婦との「昨夜はお楽しみでしたね」を暗喩で表現しているのです。
娼婦が魔法少女なら主人公は悪の総統に、女家庭教師なら主人公は生徒に、大戦艦の艦長なら敵艦の艦長に、ベッドでの情事をそういったバトルに例えて描写しつつ、合間合間で実際のエロい喘ぎを挟み込む手法を採用しています。
これは単に全年齢の柵から出ないための窮屈さだけとも言い切れません。
結果的に、コスプレエッチをしているような構図が出来上がり、中世ヨーロッパ調の世界観でありながら、セーラー服の眼鏡委員長とか、ミニスカ海軍な艦長など現代と折衷した美女が目を楽しませてくれるのです。
また、流石にベッドでイチャイチャばかりしているわけではなく、近頃流行の「異世界転生」と言うジャンルを娼館から逆引きしたかのような視点が新鮮で、チート魔法を持っているとはいえ、知らない事ばかりの世界でおっかなびっくり生きていく主人公の性格に納得する部分が多く、非常に没入感が高いと確約できます。
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Dec-21-2020
※このレビューは同単行本がDLsiteにて2019年4月27日に発売された際に掲載されたレビューと同文です。
前巻でもそうだったように本作は主に2つの軸で進んでいきます。
三大欲求の性の部分を満足させる娼館巡りと、バトルからは縁遠いながらもファンタジー世界で徐々にレベルアップする日常生活です。
まず前者は、この2巻では人ならざる女性が印象的です。
作品側のジャンルタグにも表れているように獣人やエルフです。
けものらしい豪快な性欲によって文字通り襲われるような床の描写は逆レイプ好きに嬉しいと言えます。
また、エルフはその美麗で可憐な容姿で男を虜にしつつ、外からは見えざる恐ろしい深みを隠し持っていて、底が知れない妖艶さは色気たっぷりな上に、その実力差を鼻にかけて見下すプライドの高さが正にエルフって感じで良いです。
なお、1巻と同様にベッドシーンを格闘で暗喩する表現方法を取っています。
これは主人公が優勢だと攻撃によって娼婦さんの戦装束が破ける格好となるので、エロ成分として充分でありながら、要所で本物の合体シーンを挟み込むことで真の性戦を再認識させてくれる名案です。
一方、日常はと言うと羨ましくなるほどほのぼのしています。
金銭の余裕があるからこそのスローライフが何とも優雅です。
もっとも、呆然と生きているわけでもなく、町全体に蔓延る悪事が見え隠れしていて今後の展開が気になる伏線がプンプン匂ってきました。
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Dec-21-2020
※このレビューは同単行本がDLsiteにて2020年1月30日に発売された際に掲載されたレビューと同文です。
賛否が分かれるかもしれません。
これは[作品内容]にも記述がありますし、何より表紙に堂々と描かれていますので隠し立てする必要は無いと思います。
1,2巻では娼婦を相手に夜の実戦をメインにした、昨今の異世界転生乱造にあっても珍しい娼館主軸のファンタジーが新鮮な作風でした。
ところが、この巻では一転してロボットバトルが大半を占めています。
もちろん、有人の数m級人型兵器は男のロマンで胸が熱くなる展開です。
しかし、女の子相手の実戦を期待していると武骨な装甲同士の模擬戦には寂寥感を禁じ得ず、もっと女体をと渇望する自分が居ないとも言い切れませんでした。
その一因でもあるのが娼館の選択です。
この巻もずっと操縦席に座りっぱなしなのではなく、放課後にはしっかりと夜の世界に繰り出します。
ただ、1軒では完全に女体から遠ざかってしまったので余計に寂しさが拭えなかったのもあります。
一方で、別の娼館では斬新な味に気づかせていただけました。
娼婦となれば少なくとも事に臨む覚悟はできていて、むしろご奉仕する気マンマンまで大有りです。
そこへ行くと「やる気ゼロで隙だらけの娼婦を襲う」新鮮味は格別でした。
と、ここまでは本編の感想です。
実はこの巻には小説版の挿絵担当者による外伝漫画が付属しています。
これが凄く良かった。
いじめっ子の少女にベッドで逆襲する趣向は本作ならではの「娼婦が憧れの職業」と言う世界観だからこそ成り立つカタルシスであり、いつも見下してくる暴力女を客として好き放題にできる優越感は最高でした。
おまけに、某ランド(BJ174579)を彷彿とさせる際どい衣装の少女が喘ぐ姿は背徳感も込みで素晴らしい完成度です。
本編側のエロ不足を補って余りあると言えます。
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Dec-21-2020
※このレビューは同単行本がDLsiteにて2020年9月30日に発売された際に掲載されたレビューと同文です。
この巻は色んな意味で爽快感がありました。
それと言うのもリベンジの連続だからです。
前巻の続きで緊張の一戦から始まるものの、サンプルでほぼ勝敗が見えているように後味の悪い結果となってしまいました。
これも1カウントとしつつ、ここのところ主人公は夜の店でも強敵に苦渋を舐めたりしてカウントがたまっていました。
それが一挙に怒涛にやり返していく復讐劇にはぶち上がる喜びがありました。
ただ勝つのではなく辛酸を味わったあとの勝利の美酒はより美味い道理です。
もっとも、厳密に言えばリベンジよりは意趣返しや禍を転じて福と為すみたいなものも含まれるし、彼自身あずかり知らないうちに勝手に優位に立ってしまったバタフライエフェクトも数に入っているのは否定しません。
でも、読んでる側まで我が世の春を謳歌している気分になれたのは確かでした。
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「猫鳴館の端女(はしため)」と自己を称するところから入ります。
すごくしっくり来る響きでした。
いえ、下っ端っぽいと言う意味ではなく、その逆です。
どう聞いても下位には思えない女性的な貫禄が感じ取れます。
そのような円熟した女性だからこそ決しておごらず、謙虚の上に謙虚を重ねた物言いが上品で艶やかでした。
古風で現代の口語ではあまり常用されない言い回しも全く違和感なく演じられているあたり、流石の大ベテラン声優様です。
個人的にはTrack08の10:42あたりをお勧めします。
マッサージをしていて強めに押してしまい、「失礼しました」と少し慌てたような言い方が、上品さを損なわずそれでいて余裕ある大人の女性が少し焦った様子を想像できるギャップが可愛くもありました。
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この巻は主に3つです。
(1)主人公の少年の文字通り命を懸けた奮戦。
最初は無能や非力の烙印を押され、悔しさに涙を流していた彼が今や頼れる大きな男になった感動は鳥肌ものでした。
最強の敵と対峙しても一歩も引かず、自身の持てる力を最大限に使ってみなを守ろうと奮戦する彼の雄姿は必見です。
(2)黒幕と思しき魔女の生い立ち。
予想外の、と言うか想像を絶する陰惨な過去を見せられました。
魔女への同情あるいは隣国への憎悪が沸き起こるに疑いありません。
しかし、流石は神と言ったところです。
しっかりと痛烈な指摘にはスッキリしました。
(3)冥府の兄弟のつらい運命。
ひとりは兄弟に自分の手でケリを付けなければならない心の痛みを背負い、ひとりは呪われ、ひとりは命を賭して、どれも厳しい運命です。
個人的には末弟が好きです。
運動の才に恵まれなかった彼には共感できるし、応援したくなります。
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歯に衣着せずに言ってしまえば、いわゆる「なろう系」は有象無象です。
クオリティの良し悪しではありません(流石にそんな偉そうな放言恐れ多い)。
枠組みの自由度が広すぎて読む側に合う合わないの命中率にブレが大きいと言う意味です。
でも、本作は良かった。
すごく良きおねショタでした。
尊い。
構造上すごく尊い。
まず主人公の少年が可愛いです。
健気で、頑張り屋で、可愛くて、正直者で、謙虚で、可愛くて、ウブで、料理上手で、可愛くて、庇護欲を掻き立てられる可愛い男の子です。
良く言えば牙を抜かれる、悪く言えばイジメられやすい雰囲気を纏っています。
その彼が女性悪魔を召喚します。
彼女は過去の召喚の経験上、人間不信のきらいがあります。
サンプルにも出ている主人公の求婚にも驚きこそすれ、手放しに信じることはできません。
当然ながら、彼女は発言の真贋を確かめようとするものの、そこで少年の真っ正直さを思い知らされ、同時にこっ恥ずかしいべた褒めを聞かされる形になってしまいます。
いや、これが可愛い。
人間を冷徹に見ていたクールな顔が照れて、直視できないほど赤面する変貌が素晴らしいギャップ萌えです。
一方で、そとづらはクールビューティーの体面を保っています。
しかし、主人公の天然キュートな言動によって一転して女の顔になる急転直下のギアチェンジが何度もギャップ萌えを見せてくれます。
可愛いです。
しかも、このコミカライズでは美麗な作画でクールとデレの温度差を明瞭に表してくれています。
この可愛さと可愛さのカップル見ていて飽きませんでした。
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