รายการรีวิวทั้งหมดของ Saul Goodman

容姿は人並み以下であろうとも、仕事一途に生きてきたヒロインの琥珀。
ある日道端で親切にしてもらったイケメンホストの事が忘れられず、
美容整形を受けて彼に近づこうとする話。

琥珀のキャラが自分の容姿に悲観することなく、
仕事に前向きな様子に好感を持ちました。
とはいえ、恋愛もホストクラブも初心者のようで、
ラストでとっても恥ずかしいシーンが描かれます。
琥珀はどうやら残念美人になってしまったようです。

楓子ちゃんが学校で自分が生まれたころの話を纏めるという宿題を出されます。
楓子ちゃんは母親のゆりなとの良い思い出が無く、宿題を出せずに困っていたのですが、
そんな楓子ちゃんの気持ちを察したあかりさんが、楓子ちゃんに昔のアルバムを見せます。

ゆりなも楓子ちゃんが生まれた頃は良い母親だったのに、
いつから歯車が狂ってしまったのでしょうか。
いつか改心して楓子ちゃんの前で謝罪できれば良いなと思います。
もう一話は、カレーへのトラウマを払拭した楓子ちゃんが、
自ら腕を振るってカレー作りにチャレンジ。
楓子ちゃんにはいつまでも笑顔でいて欲しなと思った。

ケロスによって倒されてしまったかに見えたエルフ。
しかし気絶していただけで大きな怪我は負っていない様子。
そして最早ケロスを倒すのは不可能と感じたオレントは、
エルフを背負って逃走しようとするのだが、すぐにケロスに追いつかれてしまった。

オレントの技はケロスを攪乱することはできるのだが、倒す力は持ち合わせていない。
ようやくカイトたちがオレントたちの救出に駆け付けるようだが、
果たして間に合うのか。

今巻が最終巻。今までみゆに苦痛を味あわされてきた面々が力を合わせて始まりの地に向かいます。
みゆの病状は進行しており、逮捕するのは容易なのだが、
卓人たちはみゆの支配から解放される為、敢えてみゆが望む理想の家族を演じます。
みゆが幸せそうな表情を浮かべながら天に帰っていくシーンが切ない。

後半はみゆが何故「家政婦のブキミ」となったのか、その経緯が描かれます。
みゆも最初は不器用だけど気持ちの優しい女性だった。ある事件が起こるまでは。
ラストはみゆの意志を継ぐ者が現れるのですが、意味深な締めくくり方だった。

かつてみゆによって拘束され、恐怖を味わった二組の兄妹に再び試練が訪れます。
みゆが卓人の妹の鈴、そして沙耶の兄の正吾を拉致して逃走。
ソウスケとミナに拘るみゆは、理想の家族を作るためには手段を選びません。
そして鈴と大吾を拉致する過程で頭を強く打った海里に、
みゆの洗脳支配から解放される兆しが。
刑事たち大人では追い詰める事が出来なかったみゆに対抗できるのは、
子供たちの勇気なのかもしれません。

第四巻は冒頭でみゆが警察に自首するという驚きの展開から始まります。
みゆが今までの罪を悔い改めるとは到底思えず、一体どういうことなのかと困惑しましたが、
更に驚く展開が待っていました。あの正義感の強かった海里が…

刑事の新潟は直情的な性格なので、狡猾なみゆの計画にまんまと嵌ってしまい、
囚われの身になってしまった。
ラストでみゆが呟いた「あの子たちしかいない」というセリフが気になる。

お屋敷のご主人、新見はいかにも怪しげな雰囲気を醸し出していたのだが、
それは自分の息子と娘を守る為の必死の演技だった。
まさか「ハイテク」さんがみゆだったとは驚きました。
いや、もはやみゆではなく、正体不明の謎の女なのですが。
みゆのメイド試験に合格した海里は、みゆに従順なふりをして囚われている子供たちと一緒に脱出する機会をうかがう。
海里の勇気ある行動で人質たちは無事解放されたのだが…

みゆはなんという神出鬼没な女なのか。重傷を負った海里はどうなってしまうのでしょう。

前回、偽の家政婦として訪問先の兄妹を危険な目に遭わせたみゆ。
警察の包囲網をかいくぐり、今度は別の兄妹を誘拐し山小屋に閉じ込めます。

今巻でみゆの秘密が少し明かされました。みゆの子供であるソウスケとミナは、
もうすでにこの世から居なくなっており、
みゆは亡き子供の幻影を追っているのでしょう。
刑事の沖田が正吾と沙耶をみゆから逃すために非業の死を遂げたことが悲しい。

バーサーカーの二次覚醒を果たしたリコが、ミナンに一撃を加えて吹き飛ばす。
そしてポートガの団長も奥の手である魔力の指輪を使いパワーアップ。
禁断呪術に支配された修羅の団長、ジンに圧倒的な力を見せつけます。

底知れぬパワーを秘めた魔力の指輪ですが、諸刃の剣であり使用者は身体に大きなダメージを負ってしまう。
しかしリスクを冒さなければ修羅を殲滅することは不可能です。

来るべき修羅との決戦に向けて団長と訓練を積むカイト。
阿修羅の身体で瞳が赤くなり、体力の限界が近づいていると団長から告げられてしまう。

カイトは阿修羅の身体でも十分に強いと思うのですが、
修羅の幹部クラスは想像以上の力を持っているようで、
カイトも限界を超えて強くならなければならないのでしょう。
カイトの傍にエルフが居れば、相乗効果でパワーアップできるのですが。