エリザベ子さんのレビュー一覧

乗っていたフェリーから投げ出されて無人島に流れ着いた翔太が、同じ遭難者の爆乳女性たちとセックスして親睦を深めつつ島の秘密に肉迫するという内容のフルカラー作品。翔太が島で最初に出会った美人キャスターの玲子は、ガールスカウトで身につけたという技能を駆使して葉っぱとツルでつくったスケベ水着姿で食料調達を開始したものの、欲情した翔太にアナルをいじられてあえなく潮吹き。おっぱいに挟んで頬をベコっとすぼめるバキュームフェラで大きくした翔太のペニスを騎乗位で収納し、その童貞を強奪するシーンはのっけから実用度抜群です。その後もSっ気満点の美人国会議員、鍛え上げた肢体をもつビーチバレーボーラーのミク、母乳の出る勃起乳首がチャームポイントの料理研究家・リツコ先生、医師としての使命感と性欲をたぎらせた天才女医の薫子先生、ドクロの眼帯がトレードマークの女首領・Dr.貞子など、各界のエキスパートが次々と翔太に悩殺ボディを提供してくれます。ランニングシャツ姿の翔太のきゃしゃな体つきと女性たちをイカせまくる力強いセックスのギャップは見応えがあります。

『愛情ミステイク』はセフレ関係から始まった裕太と巴が、互いの気持ちに気づいて甘々のセックスをする話。かねて意識していた巴にセフレにならないかと誘われて、童貞と見くびられたくない一心で彼女がいると嘘をついて応じた裕太。その嘘を引きずってなかなか関係を深められないでいることを友人に愚痴ったところ、友人からはもう遊びでは満足できなくなっていることを指摘され、思うところのあった裕太は巴の提案するアブノーマルな手錠プレイを拒否した上で告白を決行。巴の方も裕太に彼女がいると知りながら離れられなかった自分の気持ちを打ち明けて、晴れて相思相愛のカップルが成立します。セフレ同士の今までとはひと味違う、互いの名を呼びあう想いのこもったセックスが初々しくてエロいです。他にもバイト先の関西弁を話すキュートなお姉さん社員と結ばれる『春咲メモリアル』、惰性で生きてきた青年が一途な同僚女性の愛情によって心の潤いを取り戻すまでを描いた『はるがきた!』など、心も身体も裸になった女性たちの痴態が楽しめる作品集です。

『俺と義母さんの秘密の日常』は、浪人生の勇介が父親の再婚相手であるマナの度重なる誘惑に屈してセックスする話。顔面騎乗でパンツを押しつけてくる義母の色香に悩殺され、過ちを予防するためにお風呂でオナニーにふけっていた勇介の元に、全裸で乱入するマナ。勇介はうろたえつつも、背中を洗ってあげようと思っただけだというマナの言葉を信じてされるがままに。しかし、背中におっぱいを押しつけての洗体プレイは瞬く間に相対してのキスからパイズリフェラ、素股へと発展し、勇介が義母との裸のスキンシップを楽しみはじめた矢先、酔った父親が上機嫌で帰宅。愛妻が入浴中と知った父親が一緒に入ろうと近づいてくる絶体絶命の危機に、マナは慌てて来させまいとするどころか、悠然と許可を与えた上で勇介のペニスを騎乗位でくわえ込んでゆっさゆっさと上下運動を開始。余裕綽々で夫にヒートショックのリスクを伝えて遠ざけるマナの並外れた胆力に感心しました。他にも家庭教師のお姉さん先生が合格した教え子にエッチのご褒美をあげる『小悪魔なみずき先生』、正月早々年上の彼女公認で彼女の後輩を交えた姫始め3Pを描いた『ちょっといじわるな彼女』など、見た目は清楚な巨乳女性が乱れるギャップを堪能できる作品が収録されています。

巻頭の表題作『おしかけ彼女』からの四編は、一人暮らしの大学生行春と彼の許に転がりこんだ幼なじみの天梨、意中の天梨を物にするために行春を誘惑して骨抜きにしようとするちとせが三すくみで繰り広げるドタバタ劇を描いたシリーズものの連作。二人の巨乳美女に対する行春の態度は基本的に来る者は拒まずで、天梨ともちとせともセックスするものの、行春を独占したい天梨と天梨を男の魔手から守りたいちとせの思惑がぶつかりあい、どちらともがっつり交尾をやりきることができません。それでも最終話『おしかけ彼女final』では、泥酔して大胆になった天梨がちとせにエッチ指南を請うてキャッキャウフフしているところで行春が帰宅。ほんのり頬を染めて全裸で誘ってくる天梨とちとせに、行春は代わる代わる挿入して3Pを堪能。ちとせと仲良く手をつなぎ、キスを交わしながら中出しアクメを貪る天梨がエロいです。

『誘引列車』は、大学生の山村くんが混雑する電車内で同期生の河嶋さんの色香に迷って発情し、セックスへとなだれこむ話。先輩に命じられて痴漢に悩む河嶋さんのボディガードとして電車に同乗することになった山村くんですが、密集する通勤客に押されて不可抗力で背後から河嶋さんに密着する状態に。ズボンを突き上げる山村くんの股間のモノにスカートをめくり上げられ、パンツをスリスリされるうちに、河嶋さんはアソコを濡らして激しく絶頂。山村くんの股間をまさぐりながら、涙目でペニスをおねだりする河嶋さんにそそられます。山村くんを誘って一緒にこもった女子トイレの個室の中で、バックからペニスを呑みこみ大声で喘ぎまくる河嶋さんがエロいです。他にも人気のないビーチでマイクロビキニを着て彼氏とセックスするところを彼氏の友人たちにも見てもらう『海でしようよ』、掘りごたつに潜んだ男が彼女と彼女の友達を次々と毒牙にかける『こたつDEイタズラ』など、女性の羞恥心をほどよくくすぐって快感を引き出すセックスを描いた作品が多数収録されています。

巻頭の『ボクらのお姫様』前後編は、友人の紹介でアイドル志望のいつきをサポートするようになった岡島が、彼女に身体を与えられていいように使われる顛末を描いた話。いつきの笑顔に惹かれて彼女のコミュニティに参加することにした岡崎ですが、男と一緒にいるところを目撃したり成り行きでライブのチケットを押しつけられたりするうちにその熱は冷めていき、コミュからの離脱を考えはじめた矢先、バイト先のコンビニに別の男と一緒に訪れた彼女を盗撮した写真を送ったところ、口止めと削除させる気満々の彼女は待ち合わせ場所を指定して岡崎とホテルに直行。慣れた様子で岡崎のペニスをしゃぶり、口内射精させたザーメンを口移しで岡崎に飲ませ、足コキでなぶったペニスを騎乗位で捕食。終始女上位で推移するセックスがエロいです。後編ではメジャーデビューすることになったいつきに踏み台扱いされた岡島が逆上していつきを犯しますが、それすらも後腐れなく手を切るための行程と割り切っている節のあるいつきは、すぐに立ち直ってアイドル活動を再開。最後の一ページで響きはじめる転落への足音に背筋が寒くなります。

エロい同人誌を描いている女子校生の里沙が失業中の叔父・健次郎に貞操を脅かされる話。エッチなシーンを描いているうちにその気になってしまい、自分でアソコを慰めていた里沙。本人は同人誌のこともオナニーのことも家族に隠しおおせているつもりでしたが、健次郎にはとうにお見通し。パソコンに入っていた同人誌のデータを健次郎に見られ、エロ漫画のこともオナニーのことも父親にバラすと脅されて里沙は屈服を余儀なくされます。リアルなペニスとフェラチオを教えてやると称して里沙にペニスをしゃぶらせ、クンニで感じさせる健次郎が面憎くも頼もしいです。弟が部屋に入ってきて処女喪失はかろうじて免れたものの、里沙が冴えない自宅警備員と見くびっていた叔父の手練手管に震え上がったところで次話へと続きます。

第2話は主人公の里沙が描くエッチな同人漫画の一シーンから始まります。第1話で叔父・健次郎のクンニに感じさせられた里沙の頭は執筆中も叔父のことで一杯らしく、ペニスを受けいれた作中の登場人物の台詞までが「先生→オジさん」になる始末。野暮ったいメガネも外してすっかりヤリチンモード全開の健次郎の誘いを、表向きは強気に拒絶する里沙ですが、健次郎が母の代わりに授業参観に来ることになって戦々恐々。実は体育の授業を担当する綾は健次郎の元カノで、今は人妻なのに体育倉庫で言い寄る健次郎にあっさりほだされ、おっぱいをむにゅっと掴まれて発情スイッチが発動。跳び箱に手をついて交尾する大人の男女のセックスをドアの隙間からのぞき見た里沙は、自分もつられてオナニー。そのオナニー画像を健次郎に撮られてしまい、里沙はついに彼に身体を許す流れに。陰毛をそられ、初々しいピンク色のアソコを健次郎に視姦され、シックスナインを経てクンニで絶頂する里沙が情けなくもエロいです。アソコを囲む外堀がすべて埋まったところで次巻へと続きます。

『湯けむり・とらっぷ』は、途中入社の五木田主任が社員旅行で宿泊した温泉旅館の露天風呂で若い女性社員の谷川さんと一気に親睦を深める話。主任が男湯と思いこんで大浴場でくつろいでいたところ、タオルで前を隠しただけの谷川さんが登場。谷川さんは平然と混浴であることを告げてセミヌードをさらし、うろたえる主任に背中を流すよう頼む屈託のなさを発揮します。父や弟といつも入浴していて混浴に抵抗がないという谷川さんですが、辛抱たまらなくなった主任に背後からおっぱいをわしづかみにされたときはさすがに困惑。天真爛漫な彼女に芽生える羞恥の表情にそそられます。主任が股間を大きくしていることに気づいた谷川さんはお詫びのパイズリをし、一回抜いた後は様々な体位で交わり全身にぶっかけ。荒く息をついて横たわる谷川さんの肢体がエロいです。他にも人妻と独り身の隣人の金網越しの情事を描いた『境界線』、アメリカ帰りの幼なじみ姉妹を姉妹丼としておいしくいただく『おしかけシスターズ』など、可憐さと大胆さを兼ね備えた女性たちが活躍する実用度の高い作品が満載の短編集です。

『露出げ～む』は、サラリーマンの隼人が露出癖のある隣人のOLに巻きこまれて屋外でのセックスに興じる話。隣室に越してきた多華子は、何故か露出度の高い格好で近所を歩き回る変わった女性。朝のゴミ出しで一緒になった際はキャミソールからノーブラの胸を覗かせて隼人に衝撃を与えた上に、階段を先に上ってノーパンを披露。二階に上がったところで自分からキスを求め、廊下で階下の通行人を眺めながら隼人をセックスに誘う多華子の大胆さにそそられます。最後は全裸散歩というオチも眼福の極みです。他にも塩対応のアイドルが一人のファンだけに見せる痴態を描いた『僕だけエンジェル』、オフィス街で弁当を売る青年が身体で弁当代を払おうとする女性たちに翻弄される『OLさんいらっしゃい』など、実用度の高い読み切り作品が多数収録されています。