詳細を表示しない的鑒賞一覽

今度は美久の幼馴染が敵となって出てきました。
美久のことが大好きという気持ちを、敵側の幹部が利用した結果らしいです。

美久の一番近くにいて、常に見てきたのが幼馴染の彼です。
それが急に現れた主人公によって奪われてしまったという。
美久があんなことをされたのも主人公に原因があります。
絶対に許さないと、語気を強めて語るのもわかると思いました。

倒してはいけない敵と戦っているようなものです。
逃げる訳にもいかず、それでいて倒すのも無理。
面倒なことになっているので、主人公に同情したくなりました。

仕事に関するコメントでちょっと吹きました。
海外にある高級ショップのガードマンについてです。確かに給料分しか働いていないので、内容的にかなりシュールでした。

仕事に対する愚痴も面白いです。
やっていることを考えると、監視カメラの方がいい仕事をしているなって思えてくるとか。点検するフリだけしてれればいい、と言い出したのがおかしくて笑えました。

カツ丼食べたいもじわじわときました。
本気でそう考えているのが面白いです。
彼女が収容されている場所がアレなので、気持ちはわかります。

彼女は研究者にもかかわらず、給料は主人公と同じくらいだとか。
ここは変な話だなって思いました。
重要な案件を任されているにもかかわらず、給料が見合っていないので。

薬を飲んだら時間が戻る。私も主人公と同じでちんぷんかんぷんでした。
人間の頭を別の方向から考えることで、なんとか理解できました。

時間退行は羨ましい話だなって感じます。
何でもできてしまうので。

タカシとの会話の中に、贅沢という単語が含まれていました。女にもてないわけではなく、悪いやつというわけでもない。贅沢を言わなければ、彼女がすぐにできているはずだ、と言っていました。
実際、その通りです。好き好きオーラを放っている子が身近にいます。彼の言い分もわかると思いました。

主人公の家庭についての情報は何も知らないはずです。
にもかかわらず、正確に当てていました。
頭がいいって裏設定もあるような気がします。

ラスト間際に出てきた彼女はミキなのではないかと。
なんとなく目が似ているので。

今回の主人公は、裏で色々と働いているって感じでした。
兄に休むように提案したり、家を魔法で持ち運んだり、感知魔法を使って異常がないか見張ったりなどなど。
更には屋敷の執事のような仕事もしていました。

どう見ても一番働いているのは主人公です。
過労は嫌だと言いつつも、自分からそうやっているようにみえます。
スローライフを作るのも大変だなって思いました。

主人公の代わりになりそうな人材は今のところ皆無です。
このままでは疲れてしまうので、何とかしてあげて欲しいです。

ドラゴンの卵を発見したメリーさん。
その後、カツ丼の話になっていました。

メリーさんが卵とじのカツ丼派で、一緒にいる彼女の方はソースカツ丼派みたいです。
個人的に好きなのは後者の方です。ソースの香りが堪らないので。

現実世界にいる主人公の方は、煮込みソースカツ丼がいいと言い出していました。
煮込むと確かに味が染み込んで美味しいです。こっちも悪くないなって思いました。

主人公の冷静なコメントも面白かったです。
火種になると言っているのが笑えました。

一人の天才的な科学者が、異界から無限のエネルギーを取り出すシステムを造りました。その力を行使する器として造られらたのがゼオライマーらしいです。システム中枢にはとある女性の肉体が必須、搭乗者は不死になれるなど、とんでもないことも書かれていました。

スケールの大き過ぎる話だなって思いました。
ヤバイシステムなので、共同開発者があんな行動に出たのもわかります。

もっと強烈だったのが、前世の二人が最後に取った行動です。
ゼオライマーそのものを消滅させるのが狙いだったとしか思えないです。
力があれば、悪用したいと考える者が必ず出てきます。
そういう行動に出たのもわかる気がします。

次元ジョイントは美久の胎内にあるそうです。
開幕で語っている狂気の力のことかもしれません。

ドーズはそれを調べるために、あんなことをしていたのでした。
調べたいのはわかるのですが、やり方が可哀想です。
悪の手先にありがちな趣味って感じもしますが。

その後は主人公が激怒してしまい、禁じられた力を使うという展開になっていました。
ドーズを呆気ないほど簡単に打ち負かしていて凄かったです。
やっていることを考えたら怖くなりました。

あの場面に関する感想です。
前世の二人が見守っているって設定なのでしょうか?
守護霊になっている気もします。

敵の本拠地で、主人公に関することで議論が交わされています。
そこの内容によると、彼らは二回目の人生を歩んでいるって感じでした。

転生していることを以前から知っていたような雰囲気です。
知り過ぎているって感じもします。
不思議な雰囲気に包まれているなって思いました。

運命は彼らが再び戦うことを望んでいるようです。
可哀想だなって感じます。

本拠地にいる者達は、新・鉄神帝国と名乗っていました。
再び沈むフラグのような気がします。

トリノは今の状況を蟻地獄に例えていました。
島へ入るのは簡単ですが、確かに一度入ったら抜け出ることができないです。
それどころか、身の破滅が待ち構えている場合が殆どです。
上手い例え方だなと感心しました。

抜け出る方法に関する議論もあるのですが、ファンタジーに近い内容になっていました。
何者かの意志を感じる。その者を何とかすれば、島の外に出られるかもしれない。といった内容です。
ちなみの容態を考慮に入れると、タイムリミットは数日程度です。
それまでに何とか出来ればいいのですが。

人間が極限状態に追い込まれると、変な行動をしてしまうことがよくあります。
その最たるものが笙子様と言っている彼女のことです。
リーダー格でもあるからか、周囲の者達は変な言動をしていることに気付いていません。
それどころか、一緒に裏切者と言いながらとんでもないことをやっていました。

信仰心と言いながら恐ろしい行動を取る者もいました。
目が本気だったのもあって結構怖かったです。

こういった心理の書き方が凄く上手かったです。
冷静に考えることの大切さ、そのことを教えてくれていた気もします。