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後半にココピュアが巨大化しているシーンがあります。
そこが面白かったです。

正義の味方が巨大化していて、ぱくっと食べるなど悪役みたいなことをやっています。
それだけでなく、街中を豪快に歩いているシーンもありました。
どう見ても怪獣です。地域住民は逃げ惑っている可能性が高いのではないかと。
そんな状況がおかしかったせいか、盛大に笑ってしまいました。

邪神を食べて倒すという設定も面白いです。
魔法の力というより、消化能力がチートって感じもします。

父が伯爵家に仕えるようになり、兄のロビンがヴェール家の当主に収まることが決まりました。
兄はおまけで父の方を欲しかった感じがします。一緒にいれば色々と有益な情報をもらえるので。

面白いと感じたのが、主人公にも栄転の兆しが出てきたことです。
ラストで新しい分家の当主になったと言っていました。
10歳という若さで出世したことになります。
この流れがおかしくて吹きだしてしまいました。

今までの功績を認められて子爵になったのではないかと。
凄いことなのですが、兄の反応が気になります。

咲良の夫は、主人公が見ているアレを幻想と言っていました。
想いが強いあまり、幻想を作り出してしまった。と考えている様子。
強い精神的なショックを受けた時によく起こります。
可哀想だと感じるのもわかると思いました。

幽霊って可能性もありそうです。
その場合は夫に霊感がなかったってことになりますが。


キングが出てきたのは後半です。
恭子がやや緊張しながらキングと呼んでいました。
全ての黒幕が彼なのではないかと。
初見の時は、推理系作品の真犯人みたいな扱いだなって思いました。
全身が黒一色になっているので。
主人公の前に出てくるのはもう少し先になるような気もします。

100年前にアリア達を倒した者がついに出てきました。
その名はテネーブルと言って女性のようです。

全く攻撃が見えないです。ただ腕を横に払っているだけ、それだけで主人公達が倒されています。
簡単に終わっているのが怖いなって感じます。
手で超高速の衝撃波でも出しているのでしょうか?
あれではアリアが倒されてしまうのもわかります。目で見えなければ対処のしようがないので。

謎なのが100年前に倒されたはずの彼女が目の前にいることです。
フェイリスの力は絶対のはず、何かがおかしいなって思いました。

可能性として考えられるのは、主人公の力です。
それによって宿敵も蘇生させてしまったってオチではないかと。
厄介な敵には違いないので、フェイリスの力を使うしかないです。

メインヒロインを安全なところへ避難させ、自身は囮になるためにゾンビ達に向かって行く。このやり方は格好良すぎるのではないかと。やっていることが英雄って感じもしました。

主人公に攻撃を加えられる存在がいます。無傷でこの山場を乗り切るのは不可能に近いです。それでも帰ってくるんじゃないでしょうか。メインヒロインがいるところへ。

どうせならゾンビが生み出された謎も解き明かして欲しいです。
何か理由があるはずなので。

平井頼子は元妻、だから一緒にいても問題ない。と説得する流れがおかしくて笑ってしまいました。この理屈で説得できている点も面白過ぎでした。
英雄色を好むと言いますし、側室を増やしても問題ないです。

市が涙を流すシーンも印象に残っています。
史実通りだとすると、主人公は子宝に恵まれます。
それを考えると、メインヒロインはやっぱり市だなって思いました。

魔物が梵天丸と呼ばれているシーンも面白かったです。
眼の色が違っているところとか、伊達政宗そっくりです。
優秀な者が仲間になったことを喜んでいるって感じもしました。

最初に出てきた数枚の絵は、日常生活や動物などを描いているように見えました。
動物は一枚目と二枚目です。印象に強く残ったのが一枚目の方で、牛の顔を見ている気分でした。
そこ以外は部屋の中とか、外にある何かを描いたような気がします。独特な雰囲気があって面白いです。

中間付近から人物の画像になっていました。
女の子とそのママかもしれません。少女と母親って雰囲気があります。
女性の美しさも上手く出ているので、可愛らしいデザインだなって感じます。

適当に吹いているようでありながら、きちんとした音楽になっていました。
楽器のよさが上手く出ています。サンシャインらしさもありますし、これはこれで面白いです。
個性があっていいんじゃないでしょうか。

リコーダーを一生懸命吹いているって感じも伝わってきます。
いい音楽にしようと頑張っているって感じです。
そんな気持ちが伝わってくるので、聞いているうちに応援したくなりました。

この世界には大豆があり、味噌としょうゆもあった模様。
それを知った主人公はこんなことを言っていました。
食の世界に異世界などない、と。
全てを説得できる効果がある凄い言葉だなって思いました。
現代社会の知識を持つ、主人公ならではの考えのような気もします。

主人公が地域の人々に料理を振舞っているシーンがあります。
ご飯、お味噌汁、豚の生姜焼き、サラダなどが食卓に並んでいました。
それらを食べ終えた後に美味しいと言っていたので、読み手の私の方も嬉しくなりました。

ラストに気になることが出ていました。
商品を買うお金がないことについて、驚いているようです。
人質生活ではないってことなのでしょうか?
続きが気になります。

娯楽がないと嘆いているシーンがあります。
異世界転生した結果がこれと、残念がっている感じでした。
勝ち組ではなく、自由が少ないなど負け組の様相を呈しています。
この点はわかると思いました。

日本食を食べているシーンもなかなかでした。
主人公は自力でから揚げ定食を作り、実食していました。
味はかなり美味しいとのこと。
日本人みたいなことをやっているなって思いました。

調味料は塩が限度だとか。
ないものは作ればなんとかなります。
頑張ってほしいです。