詳細を表示しない님의 리뷰 일람

悪魔と天使が出てきたシーンが面白かったです。

悪魔は謝ることを提案していました。
誠心誠意の気持ちを伝えれば、何とかなるといった風に。
発言内容が悪魔らしくないのがおかしくて吹きました。

天使の方はとんでもないことを言っていました。
しかも身も蓋もない発言だったという。
ここも内容が面白かったせいか、笑ってしまいました。

最後が一番正しかった気がします。
悩むより行動するのが大事、そんな感じです。
それを言っているのが被害者ってオチが笑えます。

美少女が続いたら急に美女になる、これの繰り返しになっています。
雰囲気がガラリと変わったり、胸が小さくなったりしていました。
美しい人が集まっているプールを見させてもらっている気分です。

美少女を成長させたらこうなった。みたいな感じのするパターンがいくつかありました。
美人にレベルアップしているので、面白い取り組みだなって感じます。

個人的には大人びた雰囲気のある女性が好みです。
見ていると綺麗だなって思ってしまうので。

イザナのエピソードが面白かったです。
魔国に生まれ育った人間で、死霊術に特化していたとか。
その力によって、人間の身でありながら十堕臣に登り詰めたと書かれていました。

イザナを人間側に寝返らせたのが主人公らしいです。
常に隣にいて笑みをたたえているので、あの頃から好きだったんだなって思いました。

主人公の幼馴染かなと思ったら、全然違っていたという。
含みを持たせた発言で色々と想像しましたが、こういった展開になるのは予想外でした。
二人が戦うという展開も併せてです。
やり方が主人公らしいって気もしますが。

主人公が学校の生徒達と一緒に食事をするシーンがあります。
そこで三段重を出したシーンが面白かったです。

一番上にチモシー、二番目にイタリアングラス、三番目にはオーツヘイが入っているとのこと。
牧草と草の組み合わせといった感じがします。
三段重に入っているからか、高級感があるのが面白いです。

食べている場面もなかなかでした。
もぐもぐと少しずつ口に入れています。
兎が食べているのとほぼ同じなので、ついニヤニヤしてしまいました。

やっぱり可愛いです。
生徒達が集まるのもわかる気がします。

最終話は元気がない生徒を励ます話です。
自身の体験談を教えてあげて、私も同じ悩みを持っていると伝えているって感じでした。
生徒の視点で言うと、勇気を出すきっかけが欲しいといったところ。
その一歩がどうしても歩めないことから、背中をそっと押して欲しかったのではないかと。
どちらかというと、主人公の体験談の方が強烈でした。兎でも人間でもない、兎として飼われるのは無理、かといって人間と全く同じに生活するのも難しい。という内容です。
考えさせられる話だったからか、初見の時は呆然としてしまいました。

生徒はこの話を聞いた後、勇気を出していました。
もっとつらい話を聞いたことで気持ちが楽になったのかなって思いました。

主人公の中には人を不幸にしてしまう何かがあります。
無意識のうちに発動する能力らしく、本人の意志とは関係なく起こっています。
主人公はその源になっているモノを完全に断ち切っていました。
1回だけという天使の力を使うことによって、です。
初恋をなかったことにしているので、可哀想だなって思いました。

源になっているモノとは、彼の身体の中に流れている悪魔の血です。
私は主人公の不幸属性の原因はそれだと思っています。
天使が見えなくなったことにより、普通の人間になったんじゃないでしょうか。
不幸属性は見ていて気の毒だったので、治っていることを願っています。

過去に行ったシーンが面白かったです。
ひいじいちゃんの見ている夢に潜り込んでいるって感じです。

そこに出てきた小太郎は、主人公の前世で間違いないと思います。
外見だけでなく、内面的なものが全く同じときているので。
しかし幸せになりたいと考えたとしても、未来は既に決まっています。
どうにもならないのが悲しいところです。

紫亜が全て思い出したシーンはほろりときました。
忘れていた方がいい記憶って確かにあるものです。
悲しいなって感じます。

主人公が最後に呟いた一言も読んでいて悲しかったです。
同じ日なんてこないので、彼女と過ごす時間を大事にしてあげてほしいです。

同じ日なんてこない、あの一言はどう見てもフラグでした。
逝くのはもう少し待ってほしい、少しでもいいから一緒に過ごしてほしい。
回収するのは遅くして、といった風に願いながら読んでいました。
しかし既に時間は残っていなかったという。
私も主人公と同じで、目元が酷いことになりました。

誰にも教えられないのが悲しいところです。
理解してくれるとしても美紗だけです。

出自は悪魔だったとしても、やっていることはどう見ても天使です。
主人公が産まれるきっかけを作ったので。
その点も悲しいなって感じます。

ストーリーが面白かったです。
孤児院育ちのミリシアを主人公が預かって、弟子にするって流れでした。
リーベルト家で寝泊まりしながら勉強をしてもらって、薬師として一人前になるように助けるって感じです。
主人公を含めて優しさに満ちているので、いい流れだなって思いました。

リーベルト家は、孤児院で成長した子供達に対して就職支援も行っているようです。
孤児の中には屋敷で働いている者達もいる模様。
貴族として立派だなって感じます。

ルーンが白羊でクーンは黒羊らしいです。
クーンは物理系の能力を持っています。主人公達が無事だったのはこの力があるおかげです。
ルーンの方はまだわかりません。白羊と呼ぶところから察するに、特殊系のような気がします。

こうやって人物紹介がある場合は、近いうちに出てくる場合が多いって印象です。
そのうち出てくるんじゃないでしょうか。
これで敵だと可哀想なので、味方として登場することを期待しています。