詳細を表示しない的鑒賞一覽

家族の写真を見つけた時、一緒に来たはずの少年はどこかに消え失せてしまいました。
彼女のすぐ近くにいた女性が、事件に巻き込まれる一幕もありました。
その後にNの話、娘が読むはずだった手紙などが出てきています。
何かが起こることを示唆しているとしか言いようがないです。
フラグの可能性が高いなって思いました。

秘められた情報が一気に出てきました。
知ってはいけないことを知ってしまうと、悪いことが起こりやすいって印象です。
もう十分酷い目に合っているので、これ以上何かが起こるのは可哀想です。
何も起こらないことを期待してます。

ちょっと変わった男性がラストに出てきました。
タイミング的に、Nとつながりがあるんじゃないでしょうか。

ストーリー形式の作品の場合、最後に重要な人物が出てくることが多いです。
彼もこのパターンに当てはまるのではないかと。
これで何もわからないのは気の毒なので、そうであって欲しいです。

ただ彼の目が虚ろになっています。
何を考えているのかちょっとわからないです。
雰囲気が怖いなって思いました。

推測になりますが、犯人は幸せそうな雰囲気を壊したかったのではないでしょうか。
たまたま目についた二人、それが不運にも主人公に関係する人々だったのではないかと。
まさに日常生活におけるホラーです。
どんな感情なのか容易に想像できるので、同情してあげたくなりました。

これもNが絡んでいるという。
黒板に自然と浮かんできたところから察するに、何かをしたと見てよさそうです。
誰が得をするのか全く不明です。
謎だなって感じます。

母に対する感謝を忘れてはいけない、とご先祖が伝えようとしたのではないかと。
主人公もそれがわかったのか、母に感謝の気持ちを伝えていました。
怖くていい話だなって思いました。

あれは泣くしかないです。
日常生活が壊れてしまったと感じるのもわかります。

ラストが怖かったです。
この夢を見せていたのがNというオチだったので。
一般人を手のひらの上に乗せて遊んでいる、そう感じたら背筋が寒くなりました。

音声通話アプリで繋がった人と意気投合し、部屋を見せてもらえることになりました。
その部屋のシーンが凄かったです。
水槽にいる魚に変な餌を与えたり、それを見ながらニコニコと笑っていたりなどなど。
意味不明なことをしているので、怖いなって感じました。

一番怖かったのが写真のことを聞いたシーンです。
思い出したいと言った時の顔が、何とも言いようがない表情でした。
一気に老け込んだかのような雰囲気もあったので、何かヤバイなって思いました。

カラオケでたっくんという曲を入れたら、変な動画が出てきてしまったという。
痩せ細ったおじさんがベッドの隙間を覗き込みながら、同じことを言い続ける動画でした。
何を意味しているのかよくわかりません。
それでいてずっと見ていたくなるのが不思議です。
色々な意味で怖いなって思いました。

これもNが関係しているとか。
被害者を増やそうとしているのでしょうか?
この点も謎だなって感じます。

ネットの記事に興味を持った青年がNについて調べに行きました。
調べた結果を記事にして有名になれば、自身の境遇を少しでも変えられると思ったみたいです。

周辺に住んでいると思われる人に出会って、情報を色々と聞き出すなど、調査のやり方は普通でした。
祠のことを調べたいと感じるのも普通といったところ。記者に向いているかもしれない、とか読みながら思った訳です。
それがあんなラストになっているので、初見の時は恐怖のあまり変な声が出てしまいました。

Nと書かれた封筒も意味深すぎて怖いです。
見てはいけないものを見てしまった結果、と暗に言っている気もします。

トイレに行ってやることを済ませて手を洗おうとしたら、あんな感じになっていたのでした。
手を洗えと言われているのがおかしくて吹きました。

洗わずにやっているのが面白いです。
それができないからこうしているんだと、気持ちを込めている気がします。

こういう場面は学校とかだと結構あります。
手を洗いたいと思っても、先輩がいると雰囲気的に洗いにくいです。
作品の主人公はそれに対して激怒したので、勇気があるなって思いました。

一番凄いと感じたのがラストです。
使い切ったペンと新しいペンが出ていました。
イラストを描くのに使っていたことになるので、凄い話だなって思いました。

短期間で消費したって雰囲気があります。
この点も凄過ぎです。

どのイラストもかなり上手かったです。
練習と描かれているところも、そのまま本番に役立ちそうな上手さでした。
匠の技を見させてもらった気分です。
ペンも大事に最後まで使ってくれたことを喜んでいる気がします。

ヒロインが漫画家という設定で吹きました。
担当編集で小説家かなと思っていたので。
バリバリ働いている姿が似合っているのも面白過ぎでした。

旅行ばかりしているのも面白いと感じた点です。
暇を見つける度にヒロインと一緒にどこかへ行っています。
美味しいものも食べているので、羨ましい設定だなって思いました。

体力がないという設定も面白いです。
仕事ばかりで運動不足なのでしょう。
漫画家の大変さを物語っている気もします。