詳細を表示しない的鑒賞一覽

エネルギーで悩む主人公にクリスがアドバイスしたのでした。
竜を食べればエネルギー不足を解消できる、と。
怒るのも当然といった感じ、アドバイスになってないなって思いました。

と同時に、フラグになっている感じがします。
どういう状況かはわかりませんが、いつかそういう場面がくると、教えているように見えるので。

もう一つの方法は竜玉を使うというものでした。
クリスが簡単に言う場合は、すぐには使えない場合が多いって印象です。
入手するのが大変な設定になっている気がします。

ドラゴンの遺品なら取り込める、と主人公が言ったのでした。
その話の後にミズチ種の鱗が出てきました。

鱗は防御結界を発現する装備になるとか。
崖が崩落した際に無事だったのは、馬車に鱗が使われていたおかげらしいです。
不思議な話だなって感じます。

主人公はその鱗も取り込んでいました。
変身したら防御結界と思われる模様が出てきていました。
多分、結界の中なら安全ってことなのではないかと。
安全を通り越して無敵になっている気もします。

エネルギー切れを起こした場面でちょっと吹きました。
満腹状態がすぐに空腹になった感じ、そこがシュールでした。

主人公が助けた女性の名は、ロザリー・レーヌ。
年齢は不明、姫様と同じくらいに見えます。
ドラゴンの背中に乗ったまま活動することから、一人ギルドになっているとか。

主人公のギルドに合流するフラグかなって思いました。
助けられた時に好きになったとか、そういった理由で入る気がします。

ドラゴンを変質者扱いしているシーンで吹きました。
変な雰囲気になっているのが面白いです。

姫様が乗っている馬の話も興味深いです。
ロザリーに指摘されるまで気付かなかったです。ドラゴンを全く怖がらないことを。
何か秘密がありそうな予感。

主人公はフェニックスの骨を身体に取り込んだみたいです。
その結果、竜人の姿になっている時は無敵になったとか。

無敵かどうかチェックしている場面がありました。
どんな怪我でも竜人になれば傷が一瞬で消えるようです。
病気も治せそうなので、羨ましい設定だなって思いました。

間接キスと言っているシーンもよかったです。
ドラゴンから出した物をそのまま口に入れる。
確かに間接キスって感じがします。口とかに触れているので。
そのまま食べられるのは主人公だけのような気もします。

ドラゴンの原種に名前がつけられたシーンが面白かったです。
主人公はレアと呼ぶことにした模様。
1万匹に1匹という幸運、確かにレアだなって思いました。

拠点に戻った場面もなかなかでした。
レアは仲間達に挨拶していて、嬉しそうにはしゃいでいました。
ペットが増えたって感じがして凄く可愛いです。犬みたいに抱っこしているのもいい感じです。
動物は大好きなので、ニヤニヤしながら楽しませてもらいました。

主人公を始めとして竜騎士が扱っているドラゴンは、人間の手が加えられた養殖だとか。
競走馬に近い設定のような気がします。

今回の話に出てきたのはドラゴンの原種です。
この世界の自然界には、野生のドラゴンはあんまりいないみたいです。
1万匹に1匹と書いてある程なので、珍しいと感じるのもわかります。

主人公を父親扱いしているのが面白かったです。
初めて見た竜人を親だと思い込んでいるとか。
子持ちになってしまったので、今後が大変だなって思いました。

リントヴルムと取引していた伯爵が、主人公側に鞍替えしました。
依頼の話が沢山舞い込むのも当然かなって感じます。

もっと面白かったのが、主人公が引き受けた依頼のことです。
ドラゴンの仔を救出して欲しいという内容です。
成功報酬5リールにもかかわらず、一番最初に受けていました。
相変わらず優しいなって思いました。

ラスト間際にそのドラゴンが出てきました。
確かにこれは緊急を要する内容です。
主人公が間に合うことを期待したいです。

ラードーン種が出てきました。
伯爵家のドラゴンで、リントヴルムが世話をしていたとか。
外見は確かに綺麗ですが、拘束されている状態にあるようです。
そこが可哀想だなって思いました。

花瓶に名前などない、と言っているのもわかります。
瓶に入れて飾られているだけ、それだけの状況だと窺えるので。

主人公がその状況から解き放ったシーンが凄くよかったです。
まるで空を飛ぶ天馬がそこにいるかのよう。
凄く綺麗な場面でした。
貴族が大事に扱っているのもわかると思いました。

姫様が言っていた急用とは、伯爵家の夫人に会いに行くことだったようです。
あの場面の彼女は凄く怒っていて、絶対に許さないと言わんばかりの態度でした。
結果としてリントヴルムの弱体化に繋がっているので、怒らせると怖いなって思いました。

夫人は姫様の言うことなら間違いないと思っているみたいです。
ここは読んでいて驚きました。
その気になれば、何でもできてしまうのではないかと。
権力の怖さを垣間見た気分です。

後半に入った直後に、12月勤務表が出てくるシーンがあります。
そこが面白かったです。
残業時間がどんどん伸びていき、挙句の果てには9時間にまで至っています。
土日も休みがなくなっているので、ブラック過ぎて笑ってしまいました。

コメントも興味深いです。
残業や休日出勤は彼が勝手にやったと書かれています。
サービス残業という言葉が頭に浮かびました。
それに該当する話だなって思いました。

現実でも実際に起こっているという。
そう考えるとホラーだなって感じます。