詳細を表示しないさんのレビュー一覧

主人公にとって有希は、小さい頃から一緒にいる大切な妹です。
ふざけっこしたり、何でも言い合ったりしているのも兄妹だからです。

アリサの方は、有希のことをライバルだと思っているようにみえます。
幼馴染であり、大切な存在だと主人公自身が言っていました。
選挙の件も含めて絶対に負けたくないと、考えている気もします。

このライバル意識が、変なところで活躍していました。
対抗心を燃やすのはいいことなのですが、ちょっとオーバーな感じもします。

二人が兄妹だと知った時にどんな反応を示すのか。
この点に興味があります。
今後の展開に書いてほしいです。

主人公とアリサは、手と手を組み合わせながら字を書いているって感じでした。
指でも会話できるようになると言ったのを、実際にやろうとしているみたいです。
変なことをしているなって思いました。

意地になっているのかもしれません。
男のプライドのようなものなので、気持ちはわかります。

ラストのオチで吹きました。
いいてんきですと書いたつもりが、違った文字に解釈されてしまったのではないかと。
デートで失敗を挽回するしかない気がします。

アリサがデートなら行ったことがあると言い出したのでした。
日本語ではなく、外国語で言っていました。
主人公としかデートしたことがない、と。
強烈過ぎるといったところ、ダメージを受けてしまうのもわかると思いました。

その後も面白かったです。
好きだと遠回しに言っているような発言が多かったからです。
どれもおかしかったので、読みながら笑ってしまいました。

あの場面についての感想です。
過去は過去として割り切るしかないのではないかと。
新しい生活をスタートした方がいいと思います。

アリサによると、自身のコップを他人が使うことは、日本の伝統にある盃を交わすことと同じだとか。
主人公のツッコミも面白かったのでちょっと笑ってしまいました。

確かお互いの信頼を深めるって意味合いだったはずです。
お酒が絡んだ話ですし、二人にはまだちょっと早いです。

間接キスの方は納得できました。
この件を盃を交わすと誤解しているのが笑えます。

アリサが責任とってと言っているのも面白いです。
誤魔化そうとしているのがおかしくて吹きました。

生徒会長になって生徒会を率いるには、周囲の人間を引っ張っていくリーダーとしての能力が必要。
そのためには個人プレイではなく、チームプレイを意識しないといけない。
そう考えた主人公は、意思疎通方法を確立しようとアリサに提案しました。

そして何をやってほしいのか、表情を見て読み取るという遊びが始まったのでした。
視線を見て気づいてくれと言っているようなものです。
アリサがわからないと言うのもわかると思いました。
心を読む能力がないと難しい気がします。

恋人同士の遊びって感じもして面白いです。
異性と見つめ合うところとか、まさにそれです。
主人公がそのことに全く気付いていないのが笑えます。

失敗をしても叱ったりせず、小さな成功を常に褒める上司。それが主人公と有希だったとか。
メイドというより、一緒にいてくれる友達を求めていたようなものです。
叱って欲しいという気持ちの裏返し、そう感じるのもわかると思いました。

考えさせられる話だなと思ったら、最後にどんでん返しが待っていました。
本心からあんな発言をしているみたいです。
どMとしか言いようがないので、読みながら笑ってしまいました。

最初の物語は婦人が可哀想だなって思いました。
時代を考えると、そういった話は結構あったのかもしれません。
でもゴルゴ13が、あの人物を含めて悪を全て倒してくれました。
これで安らかに眠れるんじゃないでしょうか。

次の物語は、変装屋ビルのやっていることが面白かったです。
自身のやったことを、ゴルゴ13になすりつけようとしていました。
その彼がラストでがくがくブルブル震えていたという。
このオチがおかしくて笑ってしまいました。

落日の死影は、別の殺し屋と共同作業をするという流れになっていました。
いつも一人で行動するゴルゴ13が二人で動いている訳です。
不思議な話だなって思いました。
あと、オチも大体読めていました。割といい人だったので、残念だなって感じます。

初見の時は氷結海峡で変な感じだなって思いました。
子悪党がやることをしているなど、やり方が彼らしくなかったからです。
内容もそうだろう、と思っていたら全然違っていました。

寒さを得意とする者にゆさぶりをかけるのが狙いだったみたいです。
あそこで恋人の声が急に出てきたら、誰だって混乱します。
声が悲鳴を帯びていたとしたら、尚更そうなります。
これが勝利に繋がっているので、なかなかやるものだなと感心しました。


配役は、俺は映画に出る気はない、と言わんばかりの展開になっていて面白かったです。
自身の格が下がってしまえば、仕事の依頼が舞い込まなくなります。
彼が怒るのも当然だなって思いました。

許可を得ずに勝手にやったらどうなるのか、彼らにもわかったんじゃないでしょうか。
これが最初で最後になる気がします。

女王陛下の憂鬱は、最後が印象に残っています。
ゴルゴ13が遠距離射撃の腕前を見せていたからです。
彼がこの技術を人々に見せるのって、これが初めてなのではないかと。
何かが起こる前触れのような気もします。

行方不明のH氏は、彼らしい結末になっていました。
現場を見ていた者は誰もいない、依頼が終わったあとは帰るだけ。そんな感じです。
あの二人に運がなかったなと言ってあげたくなりました。

スキャンダルの未払金も面白かったのですが、クルトが出てきたシーンで気持ちがしんみりしました。
彼が欲をかいてしまった結果とはいえ、可哀想だなって感じます。

彼らが仕組んでいた恐るべき計画とは、競馬のイカサマのことです。(ゲート・イン)
確率的に必勝および常勝が期待される場合、高い人気になるのが自然です。そうなると不人気の方は賭ける人が少なくなります。

つまり彼らは、不人気の方が勝つようにイカサマしようとしたのでした。
万馬券を確実に当てるようなものです。
やり方がせこいなって思いました。

国が気配を察知してゴルゴ13に依頼するという流れになっていました。
スケールな話だなと感じたせいか、初見の時は驚きのあまり変な声が出ました。