詳細を表示しないさんのレビュー一覧

夜の特訓が面白かったです。
システィナの過ぎた自己犠牲に対し、おしおきをしています。
おしりぺんぺんという古典的なやり方です。
途中からおしおきではなくなっているのが笑えました。

顔が近すぎるといったところ。
本来のやり方とは大きくかけ離れているのが面白いです。
むしろそれが目的だったような気もします。

彼女はおしおきを受けるのが楽しいって感じです。
夜が待ち遠しいとか、考えてそうにみえます。
変な日常生活を送っているなと笑いながら思いました。

可哀想だと感じたのは姉が高校に入ってからです。この頃になると、攻撃のターゲットが主人公から彼女に移っていました。
中学時代とは違って部活に専念しなくなっているからか、家にいる時間が増えたみたいです。母と顔を会わせることも増えた結果、言葉責めを受ける機会も増えたと書かれていました。
どれも内容的にかなりきついです。見ているだけでもこれなので、可哀想だなって思いました。

本当に優れた母親だとしたら、あんなことは絶対に言いません。
そのことに気付いていない時点でおかしいです。
姉が逃げ道を用意していたのもわかる気がします。

キョンが古泉と長門から事の顛末を聞いています。
ある程度終わった後に、キョンの妹が現れました。
有希っこ、一緒に遊ぼう。シャミも一緒に、といった風に。
手を引かれるまま出て行ったので、微笑ましい光景だなって思いました。

妹は有希のことが大好きで仕方がないって感じです。
一緒に歩いている場面も凄く嬉しそうでした。
人間に好かれる宇宙人って有希だけのような気がします。

あと、未来のハルヒについて語っているシーンで吹きました。彼女と一緒にいた誰かさんが、誰なのかわかっていないのが面白過ぎでした。

谷口が言うには、九曜と付き合っていた時期があるとか
その時のエピソードが面白かったです。

基本的に無口で、たまに堰を切ったように話し始めることがあるらしいです。
デート中の谷口に突然、人類の進化についてなど、哲学的な話を始めたこともあると書かれていました。
表情が面白かったので笑ってしまいました。

ソフトクリームの食べ方もじわじわきました。
飲み物と勘違いしているのかもしれません。
宇宙人らしさが如実に表れているとも感じます。

一番笑えたのが別れた理由です。
間違えた、ただそれだけです。
おそらく、キョンだと思って付き合っていたのでしょう。
全然似ていないので、間違える方が変だなと笑いながら思いました。

キョンが良いことを言っていました。
長門のような人材が最初に派遣されていたこと、それ自体が奇跡だった。もし文芸部にいたのが喜緑で朝倉と長門が逆だったなら、こんな現在は到来していない、と。
更にハルヒが希望した宇宙人は長門だったと思いたくなる、と述べています。

長門は感情表現こそ薄いですが、内面は人間味で溢れています。無表情でSOS団を影日向に支えてくれる存在、そんなお母さん的な存在が長門ってイメージです。
だからキョンの言い分もわかると思いました。

九曜のような破壊活動は絶対にしないです。喜緑や朝倉のように感情を無視した行動をすることもないです。
やっぱり長門はハルヒが希望した宇宙人だったのかもしれません。

キョンはハルヒに似てきた気がします。
彼の発言も実現することが増えてきたので。

彼らを統括する名前がまだないので、佐々木グループと呼ばせてもらいます。
キョンがそのグループと話し合うシーンを読んでこう思った訳です。
メリットしか教えていない、デメリットについて全く触れていない、と。
キョンに全て教えるのは都合が悪いのかもしれません。
何か裏がありそうで信用できないなって思いました。

メンバーはSOS団と似ていますが、雰囲気的に全然違うのが面白いです。
九曜が宇宙人で藤原が未来人、佐々木が神で橘が超能力者といったところ。
前者は性格的に難があるので、付き合いにくいなって感じます。

あてずっぽナンバーズは、ハルヒのイラストが印象に残っています。
キョンに頬を赤らめながらしがみつく姿が可愛かったです。
普段の言動はアレですが、中身は女の子です。
いつもこんな風にしおらしかったらいいのになって思いました。

七不思議オーバータイムは、学校の七不思議に因んだ話になっていました。
本編よりもあとがきの方が面白かったです。私も七不思議を持つ学校というものを見たことがないので。聞いたこともないです。
ゲームとか漫画だけに出てくる話って感じがします。

鶴屋さんの挑戦で笑えたのは、キョンが一番最初に真相を当てたシーンです。
頭脳派の二人を一般人が越えてしまった、そんな雰囲気になっているのが面白過ぎでした。
自分よりも格下だと思っていた者に先を越されると、凄く気になります。
気持ちはわかるのですが、やっていることがおかしくて笑ってしまいます。

主人公は予知夢を二つ見ました。
一つは今現在の未来に繋がる夢で、これから起こることを冷静に伝えていました。
二つ目はクーンとお楽しみタイム中の夢でした。こっちの方が今すぐにでも起こりそうな雰囲気です。

夢の内容から察するに、二つが同時に正夢になる可能性は低そうです。
今後を考えれば、クーンの提案に乗るしかないのではないかと。
二人で大いに乱れまくって、クーンの体力を奪う。それしか予知夢を失敗させる方法はないと思います。大変だろうけど頑張ってほしいです。

事件の概要はほぼ掴めたが、奴が何をする気なのか探るには主人公が眠る必要がある。
だからすぐに眠ってほしい、と上司が言っていました。
寝るのが仕事になっているなって思いました。

睡眠時間も労働時間に入っているのかもしれません。
24時間働いているのとほとんど同じです。
収入がかなりありそうなので、羨ましい話だなって感じます。

あと、クーンが激怒するシーンで吹きました。既に経験済みなのが面白過ぎでした。

臭いについて述べているシーンが出てきました。
冷静に現実を見つめているって感じでした。

そのことが出てきた後、こうも述べていました。
アイドルはいい匂いがして、可愛くて性格もいい。だけど、それはアイドルらしく振舞っているからであり、夢である、と。
理想と現実がわかってきたみたいです。
成長したなと思いました。

最後に選んだのはミキだった、そんな感じになるのではないかと。
お互いのことをよく知っている者同士がくっつくのが一番です。
そうなってほしいです。