詳細を表示しないさんのレビュー一覧

さらに調査を進めて残念なことがわかった。と書かれているシーンです。
その内容が面白過ぎて盛大に吹きました。

いい人と悪い人の区別がつかなくなっていること。
判断基準を噂頼みにして、冷静にモノを考えない状況にあること。
これらを簡潔な表現でまとめているのが面白過ぎでした。

しかし世間とは正反対の考えで生きるのは難しいです。
運が悪ければ悪者扱いされてしまう場合もあるでしょう。
それでも自身の意見を貫き通すには、強い意志が必要だなって思いました。

ネットのニュースサイトを見る時に聴いています。
この曲を聴いていると、いい感じに集中できるんです。普通に文字を読むよりも、遥かに効果があります。
文章を読む際に必要な集中力、これを増幅させる効果があるような気がします。

個人的に好みなのは、開幕からラストにかけてです。悪い要素が特になかったので、こうなりました。
全部聴き終えたら最初に戻す、これを繰り返しながら楽しませてもらっています。

今回の話の流れでみくるの好感度が凄いことになっています。
キョンが告白したら、即OKもらえそうなくらい高まっているのではないかと。
大人版みくるが、キスくらいならいいと言っていることがたまにあります。あれって冗談ではなく本音も入っているんだなって思いました。

新たに増えた謎とは、鶴屋さんが所有する山で見つかったオーパーツのことです。
三百年前の科学力では、チタニウムとセシウムの合金なんて作れないです。
大人版みくるが過去で何かしたか、それとも長門側の勢力が過去に行って何かしたのか。しれっと知人の土地に落とし物をしている点も気になるところです。
宿題のような雰囲気を醸し出しているので、今後に期待しています。

朝比奈ミクルの冒険は、SOS団が作製した映画です。
キョンがその映画に対してコメントしながら進んでいました。

閑古鳥が鳴くというオチを期待していたら、興行的に成功という形で終わっていたので驚きました。
ハルヒがこの映画は人気化する!と、強く願った結果なのでしょうか。
人の心も自由自在にできることを意味するので、凄過ぎではないかと。

DVDに焼き直すという話で吹きました。
ハルヒらしさが出ていて面白いです。

あとがきに面白いことが描いてありました。
三部作完結編になっていて、次回が長門有希の逆襲で、最後が古泉イツキの覚醒だとか。
気分次第なんて勿体ないです。
どれも面白そうなので、描いてくれることを期待しています。

エンドレスエイト
夏休みが終わらないという、色々な意味で凄い話でした。
宿題が答えだったというオチも面白かったです。
優等生が劣等生を羨ましいと感じるようなものです。
やっていることがハルヒらしいって感じます。

射手座の日
長門がキョンにお願いするシーンがよかったです。
ゲームでチートを使ってくる相手がいた場合は、こちらも同じことをしないと勝ち目がないです。
そのことをよくわかっているなって思いました。

ゲームの話は大好物です。
今後もやってくれることを期待しています。


雪山症候群
今回の黒幕は、まだ登場していない誰かのような気がします。
長門と同じ力を持っている何者かではないかと。
派閥があるという話ですし、方向性は間違っていないと思います。

SOS団には世界を変えられる力を持っている者が数人います。
涼宮ハルヒと朝比奈みくると長門有希と古泉一樹のことです。
主人公は一般人という設定になっています。
今回はその一般人でもあるキョンが、世界を変えるというとんでもないことをやっていました。

何者かによって変えられてしまった世界を間違いと感じて、元に戻そうと持っていく展開が凄く面白かったです。
自分以外の誰しもが今が普通と考えていて、キョンの意見は耳に入れてくれない状況です。
そんな状況でも腐ったりせずに、最後まで自分を貫き通していました。
長門が残してくれたヒントのおかげとはいえ、なかなかできることではないです。
この点は見習うべきものがあるなと思いました。

宇宙人、未来人、超能力者は、どんな面倒なことでもキョンに頼まれると素直に引き受ける場合が多いです。
誰かのために一生懸命になっているなど、利益を度外視しているからだと思います。
真の主人公って感じがして面白いので、この流れで進んでいってほしいです。

終わりを感じさせるフラグばかりで吹きました。
菓子折り持って遊びに行く、空気がおかしい、進路の話は早いなどなど。
最後の話になるのを、無意識的に防ごうとしているのかもしれません。
そんな雰囲気がおかしくて笑ってしまいました。

新川と森に起きた変化もよかったです。
前者は帰れないフラグで、後者は最終回にありがちなチート級のパワーアップにみえます。
やっていることに違和感がないのが笑えます。

妹の姿がレベルアップしているのが面白いです。
成長してツンデレ系になっているって感じもします。
キョンの妹は思春期、これが嘘ネタなのが残念だなって思いました。

バッドエンド分岐のネタも笑えました。
あるある過ぎるのが面白いです。

ハルヒは眼鏡をかけていました。
眼鏡を加えただけなのに、印象がガラリと変わるのはある意味凄いです。

みくるに至っては色々とおかしなことになっていました。
短期間で急に身長が伸びて、胸が大きくなるのは不可能です。
この人は大人版だなって思いました。

古泉の方は、厨二病になっていたという。
似合い過ぎているからか、見ていると笑ってしまいます。

長門も面白かったです。
朝倉が長門に扮してやって来たというオチが特に。
エンドレスエイト踏破記念と言っているのもじわじわきました。休ませたいって気持ちはわかるのですが、さぼっている感が出ているのが面白過ぎです。

部員が偽物だと気づいたのはキョンだけでした。
こういう流れもたまにはいいかなって思えてくるから不思議です。

朝倉涼子はキョンにとって天敵に近い存在です。
一般人では決して敵わない、プロ級のスナイパーってイメージもあります。
彼女についての説明は、それらを裏付ける内容になっていました。
いつ出てくるのか全く予想できないので、やっぱり怖い人だなって思いました。

藤原で気になっているのは、ハルヒの持つ時空改変能力に興味があることです。
これは推測ですが、彼は朝比奈みくるの弟であって、そのことを何らかの事情でなかったことにされたのではないかと。
その間違った過去を直すのに、ハルヒの持っている能力が必要なんじゃないでしょうか。
それを実行に移すには、周囲の人間に対する態度から変えないといけないです。
書くのは簡単です。でも実行に移すのは難しいので、無理難題に思えてきます。

朝倉さんハイキングに行くが面白かったです。
九曜と一緒にハイキングに来たと思いきや、見たことも聞いたこともない場所へ来てしまうことに。
現実世界から異世界に迷い込んだって感じもしました。

迎えに来たのは長門と見てよさそうです。
似すぎているのがおかしくて笑ってしまいました。

今回の元ネタを知っています。
あの帽子を被ったキャラとか、謎の生き物なども併せてです。
読んでいて懐かしいなって思いました。