詳細を表示しないさんのレビュー一覧

本の虫の長門がなぜかゲーマーになっていました。
格闘ゲームだけでなく、パソコンで遊ぶタイプもやっているようです。
しかもかなりやりこんでいるらしく、上級者レベルに到達していました。
変な現象が起きているなって思いました。

一番笑えたのが本棚のシーンです。
徐々にゲームが増えていて、本がおまけになりつつありました。
本よりもゲームの方が好きと、暗に伝えようとしているのがおかしくて吹きました。

主人公の家に綾部と江田島と蘭花がやって来ました。
お泊りをするためにやって来たようです。

お約束的な展開になっていて面白かったです。
主人公のことを大好きな三人が、誰がモノにするかで争っているようなものです。
大好きオーラを強く放っているので、モテモテだなって思いました。

ウサギがハーレムを作っているのと変わらないです。
しかも捕食する側が、捕食される側を好きになっています。
面白い設定だなって感じます。

蘭花は主人公が綾部と付き合っているのを知っています。
にもかかわらず、主人公の家についてきました。
やっていることは発情期の動物そのものです。
動物に懐かれているのと大して変わらないなって思いました。

理性よりも本能の方を優先しているって感じです。
身体が勝手に動いてしまうのでしょう。
犬扱いされてしまうのもわかります。

ここは攻撃力が高いシーンが多かったです。
よく理性を保っていられるなと感心しました。

主人公の妹が蘭花についてコメントしているシーンで爆笑してしまいました。
礼儀正しい変態の人、と言っているのが面白過ぎでした。

アレをくんくんしながら冷静に挨拶しているという。
確かに変態だなって感じます。
美少女があんなことをしているので、見ていると笑いが込み上げてきます。

お風呂のシーンを何度か見て思ったのですが、ここも結構変です。
主人公が変だと気づいていないのが笑えます。
ラブコメ系の展開が多すぎなので、慣れてきたのかもしれません。

江田島が言うには、肉食獣の特性を持つ人間がたまにいるとのこと。
突然変異で生まれてくるらしいです。
その例を挙げると、自身がフクロウで綾部が豹だと語っていました。

綾部の動きは発情期そのものでした。
江田島が手を伸ばしたシーンも、羽があるなどフクロウらしさがよく出ています。
動物が人間になったようなものだなって思いました。

綾部が出てきたタイミングで吹きました。
まさに野生の勘といったところ。
こっちの意味でも動物なので見ていて面白いです。

綾部が幼馴染のれーちゃんだとすれば、脚の付け根にほくろがある。
それを確かめるという展開になっていて面白かったです。
特によかったのが学校の休憩場で調べている所です。
学校の生徒達が見守る中、恥ずかしいことをしているのがおかしくて吹きました。

トイレの中で調べるシーンもなかなかでした。
変なことを真剣な表情でやっているのが面白過ぎて笑ってしまいました。

後でこっそりと思い出して赤面するのではないかと。
やっていることがまさにそれなので。

さぼっていた三人がクラスメイトに合流するシーンが凄過ぎでした。
初見の時は驚きのあまり変な声が出てしまいました。
怖過ぎる、それしか言いようがないです。

三人のうちの一人が腰を抜かしてしまったのもわかります。
あんなものを見た後なら、誰だって力が出なくなります。

隻眼の男の名前で鳥肌が立ちました。
朝倉勇人だったからです。
ピエロに全てを奪われたことから、復讐の鬼になっているのではないかと。
ピエロを追い詰めることができるのは彼しかいない、そんな気がします。

最後のアレは判断に困るなって思いました。
丁寧語を使う訳にもいきませんし、混乱すること間違いなしです。
慣れるしかないです。

危険手当も面白かったです。
好きって気持ちもあるのではないかと。
アリアとクラクスの隣に、シャーロットも加わるフラグのような気もします。

アリアは完全に惚れているなって思いました。
その気持ちが恋であることに気付くのは、もう少し後になるのでしょう。
クラクスにも似たようなことが起こっているはずです。
二人を同時に嫁にもらうという展開を期待したいところ。

フルヒール公爵が主人公達にお礼を言う場面でジーンときました。
彼が命がけで忠義を尽くしていることを知っているのでしょう。
貴族として立派な態度だなって感じます。

主人公が世界最強になる時は、貴族としての地位も上がっているはずです。
公爵という地位についているかもしれません。
フルヒール公爵のような人になっていることを期待したいです。
その時は一緒にいる二人も出世している気がします。
どんな風になるのか、わからないので今後が楽しみです。

フラグだなと思ったシーンがあります。
三大公爵が揃えば王国軍と戦える、と語っている所です。
こういう文章がさり気なく出てくる時は、大体の場合はそうなっているって印象です。
この作品も時間が経てば、三大公爵と手を取り合って王国軍と戦う展開になると思います。

今はまだそこまで至っていません。
それしか道はないので頑張るしかないです。

カーティスの今後も気になるところ。
こちらは放っておいても大丈夫そうな感じもしますが。